劇場公開日 2019年9月6日

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帰れない二人のレビュー・感想・評価

全30件中、1~20件目を表示

4.5失われる故郷

2019年10月27日
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鑑賞方法:映画館

結構この邦題は好きだ。なぜ帰れないのか、それは急激な経済発展でわずか数年で故郷は激変し、変えるべき故郷を失ったからだ。失われた故郷への寂寥感を描いた中国映画が近年目立ってきた。『迫りくる嵐』やアニメ映画『詩季織々』など、急速な発展で富を享受する人々がいる一方、取り残されている人々も確実に増えているのだろう。原題の「江湖儿女」の江湖は川と湖の併称で、転じて世間という意味があるらしいが、それとは別に武侠小説などに登場する特殊な人々の集まりを指すこともあるそうだ。本作は、故郷を失う裏社会の人間の話なので、その武侠小説的な意味合いで使われていると思われる。歴史のうねりの中で消えていく裏社会の濃密な人間関係が描かれている点で、かつての日本のヤクザ映画や米国の西部劇のような趣のある。しかし、それでいて、長い月日をすれ違う切ないラブストーリーでもある。チャオ・タオは相変わらず素晴らしい女優だ。薄幸そうな表情が本当によく似合う役者だ。

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杉本穂高

4.0ジャ・ジャンクーは、デビュー作『小武』(1997)以来、改革開放以...

2025年11月25日
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ジャ・ジャンクーは、デビュー作『小武』(1997)以来、改革開放以降の中国社会を背景に、「時間」と「誠実さ」を軸に人間の生を描いてきた。『長江哀歌』(2006)、『罪の手ざわり』(2013)、『山河ノスタルジア』(2015)と続く作品群はいずれも、変わりゆく風景と、変わることのできない人間の内的時間の交錯を主題としている。本作『帰れない二人』(原題:江湖儿女)はその延長線上にありながら、従来の社会的リアリズムよりも個の生の継続と他者との関係性に焦点を置いた、きわめてパーソナルな作品である。監督の公私のパートナーでもある俳優チャオ・タオを中心に据えた本作は、むしろ「彼女を記録するための映画」として成立しているとさえ言える。

映画冒頭、ステージ上のMCが「今日は2001年4月2日、お忘れなく!これから奇跡が起こるよ」と叫ぶ。この発話は、まだ北京五輪開催が正式決定する前〔註1〕の、熱狂と不安が入り混じる時代の空気を伝えるものである。ここでの「奇跡」という語は、未来への陶酔と地方都市の期待を象徴する。さらにこのプロローグ部分のみが4:3のスタンダード・アスペクトで撮影されており、タイトルバック以降はビスタサイズへと転じる。画面比の変化はそのまま時代の転換を、映画のフレーム自体が「息を吸い込むように」拡張していくことで示しており、『山河ノスタルジア』の第1章(1999年)における構成とも呼応している〔註2〕。また、バスの中で映る幼児—耳にピアスをつけ、“USA”の文字が入ったサロペットを着る—は、来るべき未来の予兆として描かれている。この短いプロローグ全体が、改革直前の中国社会の高揚と不安を凝縮して提示している。
物語は、山西省大同を舞台に、炭鉱の衰退とともに没落していく渡世人ビンと、その恋人チャオの関係を軸に展開する。クラブで「Y.M.C.A.」を踊る彼らの姿は、外来文化と地方の現実が交錯する象徴的場面であり、享楽と退廃が同居する時代の気分を映す。やがて新興勢力の暴力に巻き込まれ、ビンが襲われる場面で、チャオは恋人を庇い空へ向けて発砲する。この行為は、単なる愛の犠牲ではなく、自らと対等に生きる他者への誠実さを貫く行為として描かれる。彼女が沈黙のうちに罪を引き受ける姿には、社会や体制に対抗する政治的意志というよりも、社会の法ではなく、チャオ自身の内なる倫理の筋が刻まれている。

出所後、ビンを探して長江流域をさまようチャオは、“帰る場所”を求めて奉節へ向かう。そこは『長江哀歌』の舞台でもあり、巨大ダム建設によって失われゆく都市が、記憶と時間の象徴として現れる〔註3〕。長回しによる再会の場面では、過去に縋る男と、それを超えようとする女のあいだに横たわる断絶が静かに描かれる。この瞬間、チャオにとって“帰る場所”とは、地理的な空間ではなく、もはや取り戻せない「過去の時間」へと変質する。目的を失った彼女の歩みは、図らずも「過去との決別」の物語へと変わっていく。

終盤、再び故郷・大同に戻ったチャオは、かつての恋人ビンと再会する。車椅子に乗る彼を見つめる眼差しには、もはや愛でも慈悲でもなく、過ぎ去った時間を見送るような静かな距離が宿る。そしてラスト、監視カメラ映像に切り替わったフレームの中で、彼女は再びその背中を見送り、やがてカメラに振り返る。この瞬間、チャオは「他者の視線」—それは観客であり、社会であり、そして映画カメラそのもの—をまっすぐに見返す存在となる。ジャ・ジャンクー作品において「監視/記録」のモチーフは繰り返し登場するが〔註4〕、ここでは映画という装置が“記録する眼”であることを自覚した人物としてのチャオが描かれている。

「帰れない二人」とは、愛や故郷だけでなく、かつての時間にも帰れない人間の寓話である。同時にそれは、記録という行為の中でのみ生を証しうる映画というメディアの宿命を問い直す作品でもある。ジャ・ジャンクーは、社会の風景を離れ、チャオ・タオという身体を通して、映画が捉えうる最も尊く、最も不確かな人間の記憶を描いた。そこにあるのは、社会を超えた、人間そのものへのまなざしである。

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KAPARAPA

4.5ジャ・ジャンクー作品の主人公は中国

2025年6月11日
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ナイン・わんわん

0.5江湖兒女って『川と湖』って事。

2023年7月12日
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マサシ

5.0繰り返すシーン、進むかループするか。

2022年9月17日
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redir

4.0中国の発展と共に

2021年9月1日
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鑑賞方法:映画館

私は縁あって1995年から中国に関わっているので、その発展のスピードに圧倒されている。
そんな私の定点観測的な視点とも重なって、とても興味深かった。
ラストは、え、ここで終わり?!と思わず映画館で声に出して呟いてしまったけど、実際、そんなものかもしれない。

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Jasmine

3.52001~2018愛の軌跡

2020年10月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2001年、主人公(チャオ・タオ)の恋人はやくざ者だった。
彼がチンピラたちに取り囲まれたときに、主人公は預かっていた拳銃で追い払い救ったが、捕まり5年間服役する。
出所して彼を訪ねていくが、すでに恋人がいた。
傷心の主人公は故郷に帰り・・・。
広い中国、若い中国を実感するが、暮らしている人たちは翻弄されているかも。

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いやよセブン

4.0何といっても彼女がいい。

2020年5月30日
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興奮

知的

何といっても彼女がいい。

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Emiri

3.5行き着く先に二人でいるはず

2020年1月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

激動の時代に翻弄されながらも途切れない縁というのは、そういう相手がいるということだけでも幸せなことなのではないでしょうか。
逆にいうと縁とはそう易々と切れるものでは無いということでしょうか。
過去の行動は未来に繋がっているんだなと教えてくれています。

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まん坊

5.0帰れない二人は今の世界全体に警鐘を鳴らしています。

2020年1月12日
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泣ける

知的

難しい

昨日、アップリンク吉祥寺で中国ドキュメンタリー🎥映画監督のジャ.ジャンクーさん作品帰れない二人を見て来ました。

山西省太同市を舞台に、重慶市三峡ダム、新疆ウイグル自治区烏魯木斉市、そして、再び山西省太同市へ舞台が戻ります。

炭鉱で働く父親の長女と黒社会=やくざの親分の男性の2人の共演を通じて感じた事は、21世紀の中国社会の急激な変化と瓜二つで、世界全体が寛容性、思いやり、親切さ、助け合いの精神さ
を失い、傲慢、無関心、エゴイズムの方向に向かって行く事を描いています。

三峡ダムの場面では、地元住民が現地政府から十分な保証を受ける事もなく、広東省へ移住を余儀なくされる所が出ています。

そして、最後の山西省太同市の病院診察場面では、患者本人でなく、SNSによるチャット、主人公が監視カメラ~液晶モニターに移る場面で終わります。

後、2001年、2006年、2017年と舞台にしたのも世界中がアナログ~デジタル化、スピードアップ化と言う急激な社会変化で、人間らしさが失う事の警鐘もテーマです。

前にワンビン監督作品、苦い銭を鑑賞しましたが、この帰れない二人も中国社会の急激な変化を通じて、世界全体が自国優先主義、自分優先主義の危険な方向へ向かう事を警鐘しています。

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wakakusu

4.0この2人じゃないと。

2019年11月30日
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鑑賞方法:映画館

ほとんど変わらないメイクで18年の陰を演じ切る主演の2人。

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土偶

4.0変わるものと変わらないもの

2019年10月30日
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鑑賞方法:映画館

2001年から2018年まで。時と場所を移ろわせ、中国の変化と共に、男女の愛も移ろう。
2001年は大同。やくざ者のビンとその恋人チャオの羽振りは良いが、やくざの世界のきな臭さと、石炭を産業とする街の衰退がもの悲しさを誘う。(ダンスミュージックが”Y.M.C.A”と”CHA-CHA-CHA”なのもやけに過ぎた時代を感じる)。英題 “Ash is Purest White” は、火山でヒロイン・チャオが語る「火山灰は高熱だから白い」から取られたものだろう。
チンピラに襲われた恋人・ビンを救うべく拳銃を放ち収監されるチャオ、そこからふたりは出会ったり別れたりを繰り返す。
2006年、市街地がダムの底に沈む運命にある奉節での再会と別れ。そこから新疆ウイグル自治区までも経て2017年、舞台は大同に戻る。
女の強さ、男の見栄。出所したチャオが有り金を盗まれても強かに金を手に入れ、会いたがらないビンと再会する様。過去の羽振りの良さを忘れられず、捨てられたという感情に囚われるビン。ふたりに共通の思いはあるのは分かる。お互いもそれを感じているはずだが、結局は通じ合わない。
あまりに大きな中国を、時間的、場所的に移ろい、驚く程の変化と変わらないものを見せゆく様。2017年の大同は新しいものと古いものが混在し、まるでふたりの関係のようだ。弱い男と強い女、だがしかしそれが反転するかのような終わり。
出会っては別れを繰り返す男女のモチーフは普遍的なものだ。その普遍の物語に、情の上に中国の2000年代史というか、変化を載せているところ、しかもそれが不自然でないところに素晴らしさを感じた。チャオ・タオの変化が特に素晴らしい。年代を経た表情の表現と、変わらない芯の表現が極めて巧みだ。
そして、社会からはぐれてしまった人間の生き様。それは美しくもなく、強くもなく、絆も脆い。結局最後まで残ったのが男女の情であり、それを終わらせるとき、初めて自身と向き合うのだ。

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andhyphen

2.5ワンスアポンアタイムインチャイナ

2019年10月21日
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鑑賞方法:映画館

中国は何度も行ったけど、シャンハイ周辺ばっかで。内陸部をゆっくりと旅したくなる映画だった。そんだけ。ほぼ。そんだけ。

ワンスアポンアタイムが撮りたいのは痛いくらい分かる。実際、痛い。この一年間に見た中国映画で、って言っても10本も見てないけど、一番つまらなかった。正直に言いました。

慕情も切なさも哀愁も何にも無いのは岡崎慎司(のソックリさん)が、人としても男としてもパッとし無さ過ぎて。チャオ・タウさんは良かったです。

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bloodtrail

2.5What flavor ?

2019年10月7日
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難しい

いや~、いつも中国映画は味が濃いんだけど、この映画は何味?ジャ・ジャンクー何味?

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asphalt-light-moment

3.0良い映画

2019年10月5日
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鑑賞方法:映画館

中国のヤクザやそれを取り巻く人々が、地方都市の開発が進む中、時代の新しい風に翻弄されていく姿を描いています。

中国の文化や土地、世相が色濃く表されていて、その背景を知らないとあまり楽しめないかも知れません…まあ、ストーリーも結構淡々としていて退屈ですが…(笑)

古い生き方を捨てて、新しい時代の中で生きていこうとした男と、古い生き方にこだわる女のすれ違いは、今の中国の人々の不安感を表しているのでしょうか…。

*自分を襲撃した浅はかな若者たちを、「お前たちには未来があるんだから…」と諭し、許す男性主人公は、まるで高倉健みたいで、しびれましたね(笑)

*ロッテントマトの評価は、99%フレッシュと高評価です。

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stoneage

2.0発砲美人

2019年10月3日
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鑑賞方法:映画館

漫才コンビ・カミナリのまなぶくん似の煮えきらないヤクザの男も、彼にひたすら執着し続ける女も、浮草のように漂泊していて、その無定見に苛立ちを覚える。「長江哀歌」はまだ三峡ダムという中核になるテーマがあったが、これは総じてとらえどころがない。
ここで描かれる中国はかなり荒んだ感じだが、習近平氏は看過したのだろうか(人名について、一般的に韓国人は原語読み、中国人は日本語読みという相互主義をとっているが、映画人はなぜか中国人も原語読みだ。シュウ・キンペイ↔ジャ・ジャンクー)。
2001年に「YMCA」や「CHA-CHA-CHA」で踊っているのもナゾだ。

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梨剥く侍

3.0たくましい×ヘタレ

2019年9月29日
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鑑賞方法:映画館

は、初めてなんです、ジャ・ジャンクー作品。チャオ・タオさんが誰かに似てると思いながら見ていたのだが。21世紀の中国現代史を背景にしているが、「新疆」とか「三峡ダム」とか話に出てくるが、中国政府NG方向にはいかないので結局背景止まりなのがいいのか悪いのか。炭鉱や三峡ダムは過去作品でも出ているようで、フムフム。
短いエピソードを連ねながら、変化していく二人の関係性が面白く、かたやたくましく時にふてぶてしさを感じるのに、一方はしっかり者どころかなぜそこまでと思うヘタレ具合。
お互い簡単に割り切れないからこその18年なのだろうが、やっぱりそこまでしてこだわることかと思った。

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なお

3.0邦題が

2019年9月25日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

帰れない二人
つい、忌野清志郎と井上陽水の名曲の題名と同じなので、見てしまいました。

胸がキュンとする切ない映画を期待しましたが、ちょっと違いましたね。

やられました。

でも、まぁ、見てよかったかな

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カールⅢ世

3.5けっこうよかった

2019年9月24日
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吉泉知彦

4.0女は強し

2019年9月23日
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やっぱり女は強い。これは世界共通変わらない。
印象に残った言葉は
「人の感情や愛情というとのは移ろいゆくもの。」

だけど彼女のビンさんに対する愛は変わらなかった。
十数年経って、ビンさんがどんなに変わろうとも彼女の愛はむしろ強くなってた。
これが愛なのかな。
ただ、ラストの終わり方が私にはイマイチよく分からなかった。
何を伝えたかったのでしょうか?
防犯カメラの意図するところがわからない。

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あさ
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