「女に命と自由を!!」バハールの涙 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
女に命と自由を!!
ISに立ち向かうクルド人女性武装部隊リーダー「バハール」の物語。彼女が戦場に赴く過去も含めて語られる。
ISに関しては日本人記者も関与し多大な印象を残したテロリスト集団。
しかし、現地の人達がどうしてISに関わり、そして戦ってきたか等は語られる事はほぼ無かった。
どこまで史実に忠実かは不明だが、ISに襲われるまではクルド人自治区の生活は子供も集まって遊べ、皆が飲み食いしてパーティを楽しむ平和な土地だったなんて知る余地も無く、考え深いものが前半から観て取れた。
また、女性部隊は決して強い訳でも無く、バハール以外は何となく戦闘に狩り出されたごく普通の女性陣と言うイメージだが、それも逆に嘘っぽく無く良かった。
女性部隊を鼓舞するかの様な唄は心に強く響き、ラストの女性記者からのメッセージは未来に残すべきもの。
(戦争ものなので気分を害するかも知れませんが、)男性が観るよりは女性の方が考え深いものがあると思いますので、女性の方々にも是非観て頂きたい作品です。
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アンディぴっとさんのコメント
2020年2月25日
巫女雷男さん、はじめてコメントします。
本当に1人でも多くの女の人に観てほしいです。でもこういう映画、苦手な人が多いです。私の周りでも観たがる人はあまり、というかほとんどいません。観てほしいのに😭