劇場公開日 2019年6月1日

  • 予告編を見る

「アカデミー外国語映画賞!?獲ったからと言って」誰もがそれを知っている Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0アカデミー外国語映画賞!?獲ったからと言って

2019年5月23日
PCから投稿

この映画は、誘拐事件の解決を単に描いたサスペンス映画やクライム映画と思っていると、肩透かしを食らい、しかもラストのとぼけた終わり方は、カタルシスとは、無縁の映画となり、モヤモヤ感が最後まで残るような、この監督の人の悪さが目立つと言えば、言い過ぎになるのか?それにしても批評家からの支持が高いのだけれども、それとは別にamazon.comのレビューなんかを見ると、あからさまに☆1の視聴者が40%と不支持を表している。
このシナリオは、視聴者の頭の中に子供を誘拐されたというテーマを意識付けをし、そのことによって、二つの家族が泥沼の愛憎劇に見せて、実は、皆、事実をはっきりとは言わず、当人だけが感情をむき出しにしているような訳の分からない作り方をしている。とにかく、話が長すぎる。面白くも何にもないと言えば、大げさで、お前は蒙昧だと言われかねないかもしれない。

Naaki