「お前も姑を煽んなよ」バーフバリ 王の凱旋 完全版 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
お前も姑を煽んなよ
「そんなわけない!」っていう無茶苦茶っぷりがいいよね。
オープニングの「象が暴れて国母様どうなる!」ってときに、ドカーンって車で入ってくるのもうおかしいもん。やりすぎだろ。象かわいそうだよ。
それでバーフバリ旅に出て、これが幸福と不幸の始まりになるわけど、息子が悪い奴だよね。「バーフバリが好きな王女を奪ってやる!」って、国母もうまいこと騙されるしね。ここの描写は丁寧だったから「これは・・・しょうがない」って感じだね。
それでデーヴァセーナとバーフバリが一緒になんかと闘って正体解ったりするんだけど、このときの「小心者も必ずや勇者になれる。今がその時だ」はしびれたね。もう「今がその時だ」って言いながら日々を過ごそうと思ったもん。
その後、国母様の前でデーヴァセーナと結婚することになるんだけど、ここでデーヴァセーナ煽りすぎだよね。「誤解を解くお時間をいただきたい」とか大人しく言ってればいいんだけど、「なんだテメェごらあ」って感じでいくもんね。そら国母様も怒るよ。
それでも息子もそんなに悪くない奴だったしさ。バーフバリも国防長官に収まったから、まあ、幸せでいいんじゃないと思ったの。そしたらバーフバリが国民から人気ありすぎんだよね。それで息子が「これじゃ王様になった気しねえや」と思っちゃうんだよね。
そこで虎視眈々とバーフバリを追い落とそうと思ってるときに、デーヴァセーナがまたやらかすよね「王座を奪還せよ!」って、なんの宣言出してんだよ。姑ももう引くに引けなくなっちゃうだろ。
国外追放になった「バーフバリを殺せ」と国母様がカッタッパに命じてさ、カッタッパ殺すじゃん。それでカッタッパ戻ってきてさ「この罪を今生で償えるか」って迫るけど、殺したのお前だからな。
あっという間に25年が経ちました。「そうだよね。25年ってあっという間だよね」って、そんな訳ないじゃん。長いよ25年。
バーフバリの息子が復讐を果たしてメデタシメデタシだけどさ、殺されたバラーラデーヴァも25年間王として君臨したなら満足だろ。復讐ならもっと早くやんないと。
それでバラーラデーヴァ強いよね。こんな強いなら、バーフバリとガチ勝負して勝っときゃ良かったじゃんと思ったもん。
ていう感じで、ツッコミながら笑いながら観られて、めちゃくちゃ面白いよ!