翔んで埼玉のレビュー・感想・評価

ワンパターンな自虐ネタと笑えない都市伝説に途中で飽きてしまった。後半は殆ど見所が無く予告編が全て。唯一救われたのは冷めた態度で客観的に見ている島崎遥香の存在。「なんなのこれ？」のセリフに共感した。
2019-34

原作のぶっ飛んだギャグを、役者やGACKTが熱演してるのがツボ。
魔夜峰央ワールドらしいボーイズラブシーンはしっかりあり、男性役を演じる二階堂ふみとはともかく、GACKTと伊勢谷友介、男同士の濃厚なキスには驚きましたわ。
予告編のキャッチコピー通りに、とにかくバカバカしい茶番劇感がしっかりあるのが好印象。

ヘイトギリギリ感があるためか、観客の笑い方はこっそり隠す系の笑い方。

disるだけdisって、実は埼玉を褒めてました。
栃木県と群馬県が浮かばれません。
神奈川県はそこそこ扱われていてよかった。
崎陽軒最高。

西日本のワイ高みの見物。

見終わった最初の感想は「埼玉って空港ないんか…」でした。その話を埼玉の先輩にしたら「埼玉に空港なんてあるわけないじゃん」と言われました。こういうネタ全振りの作品は大好きです。何せ西日本の民なので、細かいネタが分からんところはありますが、Gacktと伊勢谷友介は画面に居るだけで何か面白いので、最後まで楽しく見ました。みんな「ももみ」が言えていない。

しかし、そこまでやるなら最後まで忠実にやれよ！　百美役も男でよかっただろ！　Gacktと伊勢谷にあそこまでさせといて何ビビってんだよ！　という点で怒りの★4です。それ以外は全く文句なかったのでそこだけ残念です。

最初は「我々は何を見せられているのか…」と思って見ていたのですが、終盤になってくると「魅せられている」気持ちになってきたので、やっぱり埼玉は規制した方が良いのではないでしょうか？

ジーンとくることは絶対にないけど、ディスってるようで嫌味がなくて凄くよかった。
小倉優子と小島よしおが同列に雑魚扱いなのがうけた。

やはり観なきゃしょうがないかなという感じでそれほど期待もしていなかったのだが、導入からブラザートムの「現代パート」がかなりいい感じで、逆に「原作パート」早く来い的な気持ちになって上手く構成したなと感心した。草加煎餅の踏み絵とか池袋のビジュアルとか5秒で消滅するテレビレターとか美術パートがかなり良い仕事をしていて楽しめる。ただ少し中だるみするのが残念でもう少し短くてよかったのに。後半の埼玉vs千葉に展開していくのはどうなのだろうか？私は埼玉県民だが千葉軍団と戦ったら瞬殺されそうで絶対に喧嘩したくない。ただ田舎度合いから言ったら間違いなく千葉がど田舎なので、埼玉ディスというテーマがかなりぼやけてしまうのだ。映画エンターテイメントにして良くなった点とスベった点と両方あると思う。GACKTがはまり役で良いが45歳の高校生とは！

麻美麗くん、君が一番埼玉をディスってるじゃないかっｗ
原作が未完のままだったのでどうなるのか心配でしたが、とても楽しめました。自分が九州住みなもので関東ネタがちょっと分かりづらいところがあったかなｗ一回みただけではわからないような小ネタが多そうなので機会があったらまた観たいと思います。
ところで物語中盤、群馬でプテラノドンが飛んでいましたがあれも代々の東京都知事による偽装なのか？

貧乳率が日本一で巨乳好きも日本一というアンビバレントな愛すべき県をディスったパロディ作品。
この作品を家族や友人同士で観た人たちの会話はきっとみんな笑顔になるのでしょうね。
GACKTさんが18歳の高校生役を熱演など、無茶苦茶ぶりを評価すれば100点満点の楽しい作品でした。

観て笑ってください。
都会指数、埼玉解放軍、隠れ埼玉人、こばと印の草加煎餅の踏み絵、埼玉人ホイホイ参号機、…。
関東の周縁としての埼玉や千葉。自分の住んでいる東北だって、日本の周縁。どこか似たような劣等感コンプレックスがあるようで、ほろ苦い気持ちにもなる。
余談であるが、『テルマエ・ロマエ』で、平たい顔族で出演していた、いか八朗氏の声が聞こえたような気がしたのだが…（姿は確認できず）。監督が同じ武内英樹氏なので可能性はありそう。そんなことがあったからか、ラストのシーンの麻美麗（GACKT）と壇ノ浦百実（二階堂ふみ）が、ルシウス（阿部寛）と山越真実（上戸彩）にダブって見えてきた。

埼玉に住んでいたので、一つ一つのエピソードや、山田うどんや十万石饅頭、草加煎餅や深谷ねぎにニヤニヤ頷きっぱなしでした！(笑)
埼玉県の名物は？と聞かれると、本当に草加煎餅と深谷ねぎしかパッと思いつかないんですよね（笑）。
埼玉県民の精神性がリアルで良かったです！
卑下しつつも、割と埼玉に愛着を持っているのが埼玉県民だと思います（笑）。
意外にも「硬派に作られている……？」と感じたのが率直な感想です。
県への愛を感じるからでしょうか！
ラストは謎の感動が……。

二階堂ふみさん演じる百美、変に男っぽく作ろうとしていなかったのが良かったです。
個人的には、曇り空が多かったので「あー、晴れてればなぁ！」と思うシーンが結構ありました。

こんなに笑い泣きした映画は初めてでした。
生まれも育ちも埼玉県民としては完全に地元ネタばかりの展開。もちろん埼玉県民以外の人でも楽しめると思うが、関東圏ならもちろん、首都圏ならもちろん、なにより埼玉県民なら1番のめり込めるストーリーだと思うwww
各地域の扱いが的を得ていて非常に面白い！
最近笑ってない人に元気の出るオススメの映画です。

ほぼ埼玉と千葉のW主演だったが、｢翔んで千葉｣だったなら成立しないところがミソ。
茨城薄味、群馬濃口、栃木空気。栃木は協力拒否でもしたのか？
鑑賞の余韻は全てはなわのエンドソングに吹き飛ばされる。
漫画の実写化でここまでやれば文句を言うのは無粋なレベルの完成度。個人的には伊勢谷さんと真珠さんがツボった。
以上、戸籍東京、育ち千葉、神奈川在住の感想。

関東圏に住む人ならば何となく皮膚感覚で分かるネタを面白おかしく散りばめ、ご当地企業も挟み込んでの脚本は面白かった。しかし、秩父ネタが全く無かったのは脚本家の手落ちである。埼玉の良心は秩父にありと私は思う。原作は未完である。穴埋め的に作った作品だけに完結してもしなくても良かったようなヤッツケ仕事の半端な原作に一応は忠実に作りながらも、未完の部分をオリジナル脚本に仕上げ、最終的に作り上げたスタッフの力量はやはりフジテレビ系列のなせる技か。作者の魔夜峰央はまさに瓢箪から駒、棚から牡丹餅的な幸運を掴んだようだ。

個人的に魔夜先生作品大好きなのでかなり贔屓のレビューになります。
まずこれが実写化されるとは！驚きでもあり、再現度の高さったら。今はウイッグも良いものが有るにせよ、再現した役者さん達に感謝。
埼玉県の市町村の位置や埼玉の特産品、東京との路線図、千葉県との地図等頭に入っているとより楽しめます。
ギャグマンガの世界堪能作品です。真面目に観賞しちゃダメですよ～。

くだらな面白く、上映中、ずっと爆笑できました！
原作をさらに面白くさせたアイディアには脱帽です。

出演者も映像もゴージャスです。

それはないでしょ！とツッコミたいところが満載ですが、何もかもやりすぎていて面白いです。

埼玉県民ではありませんが、めちゃくちゃ面白かったです！！

徹底的に埼玉がディスられますw
私は生まれも育ちも埼玉なので正直、複雑な感情で観てましたが、何だかんだで埼玉県民の方が楽しめるし、笑えると思います
また、キャスティングが素敵な上に埼玉の魅力を伝える配慮もされているので、観終わったら郷土愛が芽生えてましたw

くだらないが褒め言葉の埼玉ネタが満載の平成最後の大茶番劇。 都会レベルが高い人が飼っている犬がゴールデンレトリバーなのは安直な考えだと思いました。 映画に芸術性を求める人にはお勧めしません。

原作は読んでいないけれど、ＴＶで埼玉をディスッている漫画というのは聞いていた。パタリロが好きだったので見に行ったが、
とにかく面白い！
真面目にギャグマンガを演じているし、
カツラや衣装も豪華！
二階堂ふみ、GACKT、他もとても適役だと思う。
無条件に面白かった

GACKTファンという大前提があるので今作は大絶賛以外の何物でもありません！！ファンの見たかった姿が全て盛り込まれていてとても幸せでした、こういう王子像求めてました。とはいえ世間のイメージからもそれ程乖離していないと思うので、多分これがTHE・GACKTです！！（テルマエ・ロマエの阿部寛さんが古代ローマ人に”しか”見えなかったのと同じ位ナイスキャスティング！！）

作中に見えるぶっ飛んだ設定は終始面白く、全力で笑いをまき散らしています。むしろ埼玉の人の方が細部で笑いを拾えて面白いのではないかと？！
原作が魔夜峰央先生なだけあって流れで魅せるBL要素もふんだんです（男でも女でも、綺麗なものは大歓迎属性にはとても美味しい絵面かと思います、こうご期待♪）