「こんな無茶な題材を完璧に調理した演者とスタッフに拍手!」翔んで埼玉 フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな無茶な題材を完璧に調理した演者とスタッフに拍手!
ごめんなさい。先に謝ります。
予告編を見たときに、思いました。
また一つ
サムくてイタい日本のコメディ映画ができたと。
東京に虐げられ、東京に入るためには通行手形が必要な埼玉県が蜂起する話。
しかも舞台が宝塚のような学園でBLつき。これはうまくいく要素が見えない。
と、思ったけど演者とスタッフがやりきった!
メインのストーリーをラジオで紹介している都市伝説とし、それを聞いている家族という筋書きにしたのが大正解。適度にその家族に突っ込ませ、違和感をなくす。
主役のふたりが男子生徒を演じる成人女性と中年男性にも関わらず、二階堂ふみとGACKTが完全に演じきった。
ネタの数々もつぼにはいり面白い(ただし、関東以外の人はわかりづらいかも)
唯一残念だったのは東京へ攻め込んでからエンドロールまでが間延びしたこと。
これで0.5点減点
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