愛唄 約束のナクヒトのレビュー・感想・評価
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正にいい物語。子供・親世代にも是非
2回観ました。1度目は年老いた両親と、2度目は子供達と…3世代で観て沢山泣きました。
ストーリーがとても純粋でいい話と言う言葉がぴったりです。2回目は1度目より切なくて泣けました。
ただの青春恋愛でなく、家族、友人など愛する人を大切に思える映画です。本当に素敵なストーリーで、男女問わずに、友達同士、恋人同士、親子、年配の方々で観に行くのも、世代を超えて楽しめるのでは。
主役2人の表情や息使いが印象的で、感動しました。
月1回のペースでジャンルを問わず映画は行きますが、お勧め映画の1つになりました。 日本映画っていいですね。
心温まる作品
こちらは、生きたいのに生きられない若者の話
結論を先に言うと「好き」な映画。
話は陳腐と言って良いと思う。古典的な「短命悲恋もの」です。オトナの方々にとっては、これまでの人生で、定期的に、何度も見たり読んだりして来た類のお話。短命ものの文法に沿って、「最期にこれやりたい」と「残される者への感動的なメッセージ」がクライマックスの構成要素で、そこから一歩たりとも踏み出しません。
変わってたのはラストです。「残されし者」のはずの龍也までもが「余命」を生きている模様。なぜ龍也が、透にあれほどまでに興味を持ち、かまい、友達になろうとしたのかの種明かしですが、感動というより、ちょっとブラック。というか、ここまで来ると「仕組み過ぎ」だと思う。
オジサン的には、本編ストーりーには驚きも、新鮮な感動も、何にもありませんが、いくつかの場面に、少しだけ泣かされた。予告でも流れる「制服自転車二人乗り」のシーンは、そういうことだったのか、と涙が滲み。屋上を駆ける少女の想いに胸を締め付けられ。「愛唄」に、また涙。実は、地味にかなり良かった。清原果耶の芝居も思いのほか良くって、決定的に良かったのは撮影だったと思います。
「めんたいピリリ」の上映時間に間に合わず、代替えで見たのですが、シアター貸切を人生初体験。若者よ、「12人」も良いけど、こっちにも来いよ、って言いたい。
よくある余命短め系の映画だが内容はなかなか良い
ちょっと地味な映画だけど良かった❗
感涙
まず、そこまで期待していませんでした。
ストーリーも全く読まず映画を観ました。
主人公のトオルが病気を宣告されるところからはじまります。
病気な話なの!?ってびっくりしましたが、余命3ヶ月を宣告され、どう生きるか悩み苦しみ、気力のないトオル、そして偶然再会する高校の同級生のタツヤ。
そして病院で出会った笑顔が素敵な凪。
風景というか、絵面がきれいな映画はたくさんありますがこんなに心のきれいな物語は久し振りに観た気がします。
悲しさや寂しさももちろんありますが、それ以上にとっても暖かいと感じる映画でした。
主人公をトオルを務めた横浜流星くんのお芝居、とっても素敵でした。お母さんに嘘をつくときの表情、凪を思う表情、本当に優しさが伝わりした。そして凪役を務めた清原伽耶ちゃん、透明感がはんぱなくて泣きながら笑ったりする表情、どんどん、衰弱する姿、トオルを愛しそうに見る姿、このまま宝箱に閉じこめたいくらいよかったです。
そしてエンディング前の屋上でのシーン、まさに感涙でした。タツヤ役を務めた飯島くんも不器用でとても優しいところすごくよかったです。
実は、最後に…
なんて透明感があるきれいな映画なんだろ~!というのが第一印象です。
だれかも書かれていましたが、『生きる』という難しい題材を若者たちの成長物語として描いていて、そこに作り手のメッセージを感じた作品でした。私はついつい親の目線でみてしまいましたが、残された親にも彼らのキモチがしっかり記され、親もまた成長できたのではないのでしょうか。
横浜流星くんの表情に、キセキからの成長を感じました。いまやってるドラマのピンク頭役とはギャップがありますね。(笑)でも、どちらもご本人の体育会系気質のまっすぐな性格がにじみ出ていて、わたしも体育会系なので好感が持てました。
清原果耶ちゃんは、演技派女優さんとして楽しみですね。坊主頭姿にはびっくりしました。飯島寛騎くんが、なかなかよいスパイス役!そして、やはり脇を固めるベテラン俳優さんたちには安心感がありました。
GReeeeNの唄の中で、愛唄は好きでよく聴きます。明日の朝から詩の内容をじっくり味わいながら聴きたいなーとおもいます。
是非是非、親子、大切な人と観られることをお薦めします。
成長物語なのかな
私、清原さんの事を最近まで果那だと思っていました。果耶さんなんですね。
その清原さん、見る度に感情表現が上手くなってる気がします。
この映画だと、屋上のシーンでの表情が特に良かったと思います。
それから、脇の役者さんの人選が上手かったと思います。
特に、母親役の富田さん、財前さんが映画を引き締めてくれた感じで。
脇がしっかりした事で、若い三人が力を出せたと思います。
それでですね、三人が若い力を発揮したこの作品、私は恋愛映画と言うよりも成長物語と感じました。
人は死ぬまで成長するのかもと。若い人の場合は特に。
そして、死を直前に迎えたからこそ、出来る成長もあるのかもと。
さて、この映画、「よくある余命もの」と言われると、そうなのかもしれません。
でも、よくあるって事は、それだけ需要があるって考えられませんか。
人々は忙しい日常の中で、やりたい事や今できる事、これからできる事、それらを探したり考えたりする機会が少なくなっている気がします。
実現させようとすれば、さらにハードルが上がります。
劇中の三人の場合、死に直面した事で、それらを見つめ直すきっかけになりました。
そして、こういった映画を観る事が、そういう事を考えるきっかけになる人も、いるんじゃないかなと。
そんな時、ストレートなありふれた映画の方が、よりきっかけになりやすいかも。
ありふれた映画の需要って、そういう部分もあるんじゃないかと思いました。
あと一言、夜の海は綺麗だったな。
いろんな想いに包まれている。
GReeeeN楽曲映画化プロジェクト第2作。
2019年映画館初めに相応しい感動作でした。
世界は暖かいものに溢れているんだなぁ、と…。誰もが親だったり恋人だったり友達だったり、誰かしらの想いに包まれている。それが愛なんだなと思いました。
生きることは、様々な可能性に満ち溢れているのかもしれない。だから、生きることを自ら放棄するのは間違っている。今の瞬間瞬間を精一杯生き、誰かと共に生きていくことが大事なのではないかな、と思いました。
観終わった後に「愛唄」を聴くと、これまでとは違った感じに聴こえました。ただのラブソングじゃない。これぞ名曲。ストレート世代でとても幸運だと誇らしくなりました。
ありふれた日常こそが愛おしく、かけがえの無いもの。そして誰かのことを想い、また想われることの美しさ。普遍的な命の営みを歌っている素晴らしい歌だなと思いました。
※修正(2021/06/15)
ただのイケメンじゃなかった
や、4.5年前から目をつけてた!
と言うと下品ですが、イケメンだなー、可愛いなーって思ってたんです、横浜流星くん。
流星とか横浜とかイケメンじゃなきゃアウトでしょー。
みたいな名前つけられてイケメンに育った、本名横浜流星。天は二物も三物も与えるのね。
や、結構舐めてた。ただのイケメンだと思ってた。
第1弾のあの日のソビト?もメインキャスト(3番手くらい?)で出てる割にはただのイケメンだっただけで、インパクトないし、目だだないし、イケメン無駄遣いな感じだったので笑
演技よかったー!猫背で歩く感じ、イケメン台無しだったけど、冴えない感じして、この子顔だけじゃなくちゃんと演技も上手いなぁと。
最後の方の体調悪い感じも上手かったし、
えー、すごいよかった!
成海璃子ちゃん当て馬もすげーなと思いました。
凪ちゃん可愛かったし良かったけど、知名度的に成海璃子ちゃんチョー当て馬!な感じ嫌いじゃない。
贅沢!
財前さん、あんなおっきい子いる設定!?
中山美穂、ケバくない?とかちょっと思いましたが、ちょい豪華なキャストも無駄に主張せず良い感じでした。
あまり期待してなかったですが、とっても良かったです!!
最後に。
イケメンは正義!!
このパターン、多い。
他の人も書いていたけど、なんかマンネリのパターン。
よかったのは終わりの方で出てきた「愛唄」。
ふつうああいう出方をする劇中歌って「ガクッ」と来るのが多いけど、この歌はよかった。
主役の2人もいまひとつだった。
でも、飯島寛騎が初めからいい意味で目立っていて「こんな俳優もいるんだ。」と思わせてくれました。
あと、終わったらすぐ帰ろうと思っていたけどエンドロールの風景の描写が美しく、最後まで観てしまいました。
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