劇場公開日 2020年3月6日

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「JUDY AND RENEE 略してジュディレニ」ジュディ 虹の彼方に 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0JUDY AND RENEE 略してジュディレニ

2021年3月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

幸せ

伝記物

星の平均が2に満たないビビさんが高評価

69年に47歳で亡くなったミュージカル歌手ジュディ・ガーランドも今回彼女を演じた69年生まれのベテラン女優レニー・セルウィガー
僕は2人ともその存在を知らなかった
映画comでレニーのプロフィール写真を観ると全くの別人
役作りでジュディにかなり寄せてきた

劇中で歌っているのはレニーかジュディなのか知らないが大部分が僕を感動させるような歌唱力ではなかった
彼女を観てたら髪型も手伝ってか大竹しのぶを連想した
大竹しのぶは歌も上手い
観たあとに調べたら演じているレニーが歌っているそうだ
クライマックスのステージはジュディが憑依したのか120%の出来だった

第一印象で気になったのはレニーが演じたジュディがあまりにも老けていること
本物をよく知らないがそれも含めて寄せてきたのか
日本の歌手でいえば福田こうへいみたいなものか

子役の頃の葛藤も描かれている

ジュディがステージでヤジられ逆ギレして客に言い返す場面が面白かった

ジュディ・ガーランドとは関係ないようだがこの作品を観たらJUDY AND MARYのバンド名の由来を思い出した

歌い手さんの伝記映画は普通に作れば最低でも星3は確実
これもまた例外ではない
だが逆に星5を与えたくなるような傑作は伝記映画では難しい

野川新栄