「「マリア・カラス思い浮かぶ」」ジュディ 虹の彼方に ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
「マリア・カラス思い浮かぶ」
今年30本目。
お客さんが2人だけでした。こんないい映画なのに。1週目の興業成績は8位と健闘しています。
こんな過酷な状況で生きていた人がいたとは。
ジュディ・ガーランドより前の歌手と言うと、20世紀最高のソプラノ歌手とまで言われたマリア・カラスが思い浮かびます。彼女との共通点は喉の不調による公演放棄です。
マリア・カラスは1958年1月2日、ローマ歌劇場が行ったペッリーニ「ノルマ」で病気の為、2幕5場からなるオペラの第一幕だけで出演を放棄してしまった。それだけ歌う事が過酷だと言う事。自分の体調もあったと思う。
しかし歌手が命を懸けて歌っているから人々が歌に惹きつけられるのである。魂の叫びが正にそれである。自分が歌手と比べて何が出来るか分からないが、命を懸けてやりたい事もあります。
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