「愛される事への渇望」ジュディ 虹の彼方に とうまこさんの映画レビュー(感想・評価)
愛される事への渇望
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幼い頃から愛されるように、愛されないと価値がない世界で生きてきたジュディ。その不安定さが見事に演じられている。演じられているというよりも本人じゃないかとさえ思ってしまう程。劇中涙が溢れて止まらなかった。これは何の涙なんだろう。うまく説明ができない。最後にテロップでこのロンドン公演の半年後に亡くなったと流れ、ほっとしてしまった自分がいた。死因の詳細は語られていなかったのでわからないが、彼女にとって愛される事を実感できたこの公演を思いながら旅立てたのではないだろうか。
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