サスペリアのレビュー・感想・評価
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アート映画だね。なんかよく分からないけど美しいような気がする
ティルダ・スウィントンの魔女感が凄まじいのでおそらく本物の魔女なのでしょう。怖い怖い。
『こんなのも解らないのか?!」というマウンティングをされそうだけど、
はっきり言って半分も理解できなかった気がする。まぁ、わざと分かりづらく作ってるんだろうけどね。
舞踏ってモノも“解る人にしか解らない”芸能だし。
ラストに行くまでのショックシーンはかなり上品だし、説明的なモノをかなりスッ飛ばしながらの2時間半だから、集中力のキープする修行にもってこいの作品でした。
ダコタジョンソンがいい!
モデル出身らしくダコタジョンソンが全編を引っ張っていきます。
芸術性と社会性を両立した圧倒的なパフォーマンスを見せた新生『サスペリア』はこの時代に無視できない存在を刻み込んでいると思います。
だだし、ストーリーとして面白いかというと面白くはない。もう少しエンタメ性があれば。
ダンサー体型ではないがクロエさんも大活躍
19.ルカ・グァダニーノ監督が、前作「君の名前で僕を呼んで」とは全くジャンルの異なる1977年のホラー作品のリメイク。歩数を数えるシーン等、断片的に旧作と同じシークエンスが挿入されるが、リメイクというよりはオマージュを込めた別作品の様相。旧作では、美少女をいたぶるダリオ・アルジェント監督の得意技が炸裂していたが、本作ではスージーのアート系いたぶり返しが凄まじい。時代背景も盛り込まれており、深みを与えている
新しいサスペリア
難解というより圧倒されるという感じ。
『サスペリア(1977)』だけじゃなく魔女三部作といわれてる『インフェルノ』『サスペリア・テルザ 最後の魔女』も脳裏に浮かんだ。
魔女の弾圧というか女性達が抑圧されてきたものを1977年のドイツという時代背景と共にそう持ってきたかと…
しかし、全体的にダラダラと見せつけられた感はある。
怖いというよりグロいというより(当方グロの耐久はかなりあります) かといって美しいでもない。
それと遊びもない。真面目に作っているのでホラーとして観てると疲れてしまうのです。
魔女の解釈などオリジナルとは全く別物です。
ビジュアルの美しさはいいが、怖くない
一人で観に行ったよ。
元々のイタリア映画は、音響の巧みで驚かせてくれましたが、リメイクの本作は「画面の美しさ」が最優先。
視覚的、美術的な衝撃はたしかに元作品を上回り、見応えがあります。
カルト的名作、怪作のうちに入るかも。
ただ、ビジュアル優先しすぎて、「なんでこんな展開で、今何が起きてるか」が、意味不明レベルに説明がカットされてしまって。かなり難解。
おまけに、大きな話の改編もあり。
ドイツのベルリンの壁を使ったり、建物の赤でなく衣装の赤に変えたりは、むしろ大胆で素晴らしいアレンジでしたが…
ネタバレ回避に詳細を省きますが、主人公の女の子の立ち位置を変えちゃったら、怖くないやん。
ホラーでなく、グロいサスペンスになっちゃう。
怖がる観客の代行者の役割を主人公が持てず、代わって別キャラを二人追加したため、視点が分散し、怖さを体感できなかったです。
私は個人的にそこで入り込めずに、眠気をもよおしてしまいました。
「決して一人では見ないでください」は、私にとっては誰かに横から起こしてもらう意味になってしまいました。
計画
ベルリンのマルコス・ダンス・カンパニーにアメリカからオーディションを受けにきた主人公が入団し巻き起こる話。
77年版みたの30年ぐらい前で細かいことは憶えていない状態で鑑賞。
錯乱状態の女性から始まりお仕置き第一段までは良かったがそこからの背景や設定の説明でどんどんテンションが下がって行く。
既に明らかに異様だしショッキングなものみせておいて回りくどいし長いって。
ヤツが姿を現してからは良かったし、話としては面白いとは思うけれど、見どころらしいものがぶつ切りでダルい部分が多かった。
いつ恐怖がやってくるのか期待しながら見ていたがいつしか眠気が襲って...
いつ恐怖がやってくるのか期待しながら見ていたがいつしか眠気が襲ってきた。それでも何かが始まるのではと見逃さないように頑張ったけど、ちょっと何言ってんだかよくわかんなかった。恐怖映画は大好きでサスペリアは当時「決して一人では見ないでください」というコピーが流行った。でもエグいのはちょっと…。それと最後の赤い紐の衣装はパンツが丸見えでアリなのかと思った。。呪怨の男の子の白いパンツを思い出した。アレは笑えたけど。映画って少々面白くなくても大きなスクリーンで見ると納得するもんだけど、これはねぇ…。ひとつ良かったのはダンスは素敵だった。
彼女はチョイ役。
Who are you ?
For whom were you anointed ?
-Which of the Three Mothers ?
Mother Suspiriorum.
-I am she.
この映画サイト、映画.comは、誤認が多くジョセフ・クレンペラー心理療法士役の人が、ルッツ・エバースドルフになっているが、そのような人はおらず、映画製作者が話題作りのために作られた架空の人物で、この映画に出ている人が一人三役をこなしているいわば、監督の遊び心のあるものとなっている。しかし、アップにすると多少違和感もある。
最後に出てきた裸のボディスーツを着て、登場したのははっきりしないが、クロエ・グレース・モレッツなのか?もしそうならばチョイ役に参加したということか?最近女優をやめるとか宣言してお騒がせな体重をダコタ・ファニングと同様に管理をしなければならない一人なのに.....。
“Who dares misery love
and hug the form of Death?
Dance in Destruction’s dance
To him the Mother comes.”
というインドの宗教学者Swami Vivekanandaが、言うようににこの映画と結びつくものがあるのだが、はっきり言って女性がほとんどの登場人物でラストの狂乱シーンは、シナリオのどんでん返しで有名なM・ナイト・シャマラン監督のお株を取ってしまっているということか?
制作したのがアマゾン・スタジオでアメリカのアマゾンではすでにネット配信がなされているので、生のレビューが見れるので、参考にすることもできる。ただし、日本のアマゾンは自身が言うように「アメリカのアマゾンは、別会社ですから。」とうそぶいても平気なお金をかけずに儲けに走っている。
はっきり好き嫌いの分かれる映画と言ってもよく、評価をあてにできないもので、はまる人は、はまるのではないかと言えるかもしれない。
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