サスペリアのレビュー・感想・評価
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思ったより
なんか思ってたのと違った。
サイコのような感じからスプラッターものへ❗
自分だけかな?
目指す方向性は何だったのか?
ダリオ・アルジェントのイカれた作品を使って、「何をやりたかったの?」と心の底から思えた。
スリラーなのかアート系なのか?
それと、ただのオペラなのか?
今の時代でR指定作品は作りたがらないのは理解するが、目指す方向性がハッキリしない作品でした。
しかも2時間30分は長い。
これはリメイクではなく、モチーフ。
なぜ、次から次へと人がいなくなるのか
なかなかグロくてクレイジーな映画だったけど面白かった
1977年のベルリン
アメリカ人のスージーはかねてから憧れの舞踏団に入団する
しかし、そこでは、日々奇妙なことが起きていて…
初めのうちは「これは何が言いたいんだろう…」と思いながら、訳がわからないままに観ていた
そのうち、ちょいちょい間に入ってくる「赤軍のハイジャック」のニュースを観て
これは「異なるものを排除しようとする悪について」の物語なんだなと思うようになった
1977年当時のベルリンは冷戦の真っ只中で、舞踏団のビルの前には「ベルリンの壁」が立ちはだかっていた
その当時は、西側諸国で政府に反対して共産主義を支持する者はアカだとして排除されていた
この映画でも、クロエ・グレース・モレッツ演じるパトリシアは、活動家をしているという話が出てくる
パトリシアは、体制に疑問を持つタイプの人で「舞踏団に操られている」と感じ、博士に訴えていたが、その後、忽然と姿を消してしまう
つまり、国も舞踏団も幹部の意見が絶対で、そこに疑問を持って発言する者は有無を言わせず消されてしまう
(ハイジャック事件の結果がそれを表している)
悪魔がそんな体制に反対する者を排除する様子をホラー仕立てで描いたのが、この映画なのだ
ナチスドイツによるユダヤ人虐殺も、その悪魔による仕業の一つである
ここぞという時の衣装が全て赤で統一されていたのは
そんな人間の血生臭さを表したかったのかなと思った
そして現代
ドイツの壁はなくなったが、ヨーロッパでは移民排斥問題が起き
アメリカにはメキシコとの国境に壁が立つ
それもまた悪魔の仕業では…
と感じる作品になっている
(ということは、トランプは悪魔なのか)
そのことを描くのに、こんなに複雑にする必要があったかな…とか
いろいろ突っ込みたいことはあるんだけど
ルカ・グァダニーノ監督は、
きっと「君の名前で僕を呼んで」とは真逆の作品を作って自由になりたかったんじゃないかなと思った
そういう意味では、これは自由に言いたいことを言って、描きたいことを描いて作った作品なんだろうなと思った
アートの香り高き?前衛ホラー映画
牛丼喰いに行ったらフランス料理の創作牛丼が出てきて こりゃマイッタ
こちらの思い込みがいけないンですけど
オカルト映画だと思っていたら コレ人生映画?
ストーリーはやたら複雑だし 理解しようとするだけでで疲れた
解りやすく伝えようという意図が感じられず 着いてコイ!て態度が不遜
前衛だからしょうがないか
難しかった。
ダリオ・アルジェント監督のホラーをルカ・グァダニーノ監督が大胆にリメイク。
ドイツの舞踏団に、アメリカからスージー(ダコタ・ジョンソン)がやってくる。舞踏団のマダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)に認められ大役を得る。
全編で不気味な雰囲気を醸し出していて、なかなかストーリーに入って行けなかったが、そういったことも含めてルカ・グァダニーノの映画になっているということなのだろう。
ダリオ・アルジェントの「サスペリア」はほとんど覚えていないが、「PART2」のほうがおもしろかったという記憶があるので、本作はテーマ的にオリジナルを踏襲しているのだろう。
難解な映画になってしまった。
ティルダ・スウィントンは3役やっていたというが、そこに必然性はあったのか?
残念
面白い
ビジュアル的なアイデアの豊富さと残酷描写には見入ってしまった。シンプルな原典をアレンジするに当たり、1977年のベルリンという時代性が付加されたところまでは良かった。でも、男が完全に排除された団体で起こる内ゲバ、というコンセプトには正直乗れなかった。ラストも何故消すのか?と思った。
ダコタ・ジョンソンやミア・ゴスが裸同然の格好で踊りまくるのは単純にとても良かった。
アルジェントの映画が持つ一途でやみくもなパワー、そして、それがいつしか明後日の方向にすっ飛んで行ってしまうようなスタイルは、やはり唯一無二だと思う。これに懲りずに他の監督も横綱の胸を借りるつもりで「俺のサスペリア」をドンドン作ったら良いと思う。
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