「男の子が大好きな80年代テイストの潜水艦アクション映画♪」ハンターキラー 潜航せよ マツマルさんの映画レビュー(感想・評価)
男の子が大好きな80年代テイストの潜水艦アクション映画♪
潜水艦映画って、あんまり記憶になくて、思い出すのはショーン・コネリーの「レッド・オクトーバーを追え!」がパッと頭に浮かぶくらい。
なんとなく興味があったので鑑賞しました。
で、感想はと言うと、結構面白い♪
ロシアにクーデターが起こって大統領が拘束されて、そこにアメリカが助けを出すと言う、まさしく80年代から90年代のアメリカ作品テイストw
一言で言うとそうなんだけど、全うな潜水艦アクション作品で潜水艦の見せ場もたっぷりで、そこに特殊部隊のアクションもあって、見応えはあり。屁理屈的な政治的にあ〜だこ〜だはサクサクっと飛ばして進めるのも戦争アクション映画の良いお手本w
細かく設定をすると面白味に欠けるからか、ツッコミ所は多々ありますが、その分エンタメ感に特化しているので面白い。
前半は些か間延びした感じですが、クーデターが起こってからの展開はテンポも良くて、飽きさせないし、海面下での戦いと陸上での特殊部隊の戦いのバランスも良い。
変に恋愛的なのも無いし、男の子の戦争アクション映画の王道です。
ご都合主義的な展開はある程度お約束なので、ツッコんだら作品の良さとノリを壊してしまうから単純に楽しむのがマル。
ジェラルド・バトラーが頼れる艦長を演じているが似合ってるなぁ。でも、彼が出る事で作品の質を高めている感じはあっても何処かでB級作品色を拭い去れないのがミソw
ゲイリー・オールドマンが出ているのでストーリーに厚みが出ている様に思えても特にそうでもないw
シンプルでテンポも良いから、有名俳優をキャスティングしてなくても作品が左右されない良い見本の作品です。
A級の作品ではないけど、上質なB級の作品でこの手の戦争アクション映画が好きな人にはお薦めの結構当たりの作品です♪