ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスのレビュー・感想・評価
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キューバの魂は革命、そして音楽!!
貧しさと孤独、バックコーラス時代の辛酸、
そして晩年のBVSCの大ブレイク!!
ワールドツアー、グラミー賞受賞の栄光。
人生の酸いも甘いも苦いも知り尽くしたイブライム・フェレールの
温かく、ほんのりと甘やかな、楽園の風のような歌声。
オマーラ・ポルトゥオンドとのデュオ♪Silencio♪は
余りにも優しく、艶っぽく、美しく
「永遠を切り取ったかのような瞬間」の煌めき。
ミュージシャンである彼ら一人ひとりの人生は
カリブ海の小さな島国キューバの苦闘の歴史そのもの、でもある。
そしてどんなに遅咲きでも、
誰でも人生で必ず一度は大きく花開く時がくるのだと…
人生は「やりすぎないこと」が一番イイのだと…
オバマ大統領だって、彼らの前では若造みたいなモノ(笑)。
至高の金言と、湧き立つリズムと夢のようなメロディの数々。
BVSCはなくなっても、彼らの音楽は決して止まない。
グラシアス&アディオス!!
2018年度ベストムービー!★★★★★
イブライム・フェレールの歌声に、またしても涙腺崩壊でした(笑)
*コンパイ・セグンドがピオ・レイヴァとチューニングの件で争うシーンは最高!、まるで『ヘイル・ヘイル・ロックンロール』のキース・リチャーズとチャック・ベリーだ。
音楽のパワーに圧倒されました
前の映画も見て、その頃買った絵はがきがまだ家にはありました。
CDも帰ってから探して再度聴きたい。引っ越しで売ってしまってなければいいけど...
言葉は分からなくても、音のパワーに圧倒されました。
そして死ぬまで音楽の精神に感服
素晴らしきキューバの音楽!
普段ドキュメンタリー映画を観ない私が、とても楽しく鑑賞できるなんて!
まさに奇跡のような素晴らしい作品でした(o^^o)
今でこそ、キューバ音楽は一般的に知られていますが、一時はこの世から消え去ってしまう幻だったとは思いもしませんでした。
19世紀後半、奴隷制度によって生まれた音楽は、貧困でありながらも人々の心にラテンのリズムを刻み込んでくれました。
あのリズムを聞いていると、自然と体が踊り出してしまうのですから不思議です。
1997年に、音楽に驚きと至福の革命を巻き起こした「ブエナビスタソシアルクラブ」。
いよいよ今回、18年の時を超えて活動にピリオードを打とうとしています!
キューバ音楽の第一線で活躍してきた彼らですが、メンバーは皆高齢者ばかり。
中でも92歳のギタリストの存在に驚きを隠せません!
しかしながら、彼が音楽と真剣に向き合っている姿勢は、誰にも劣ることがありませんでした。
時の流れは早くても、彼らの音楽に対する思いは変わらないのですね!
彼らにとって音楽は食事と同じ。
自分にとって、なくてはならない大切なエネルギー源だそうです。
だからでしょうか?
音楽に向き合っている彼らの表情は皆生き生きと、楽しそうで観ている人みんなを元気にさせてくれそうでした!
前回の続編として蘇った今作。
前作を知らなかった私でも、十分楽しめる内容でした!
メンバーの過去を追体験する事で見えてくる、音楽の神に愛されてきた彼らの人生の数々。
中でも、死の4日前まで舞台に立って歌い続けた、メンバーの音楽に対する真剣さに感動しました!
彼らの功績は、当時を知らない20.30代の人々に、是非知ってもらいたいですね!
キューバ音楽の礎を築いた彼らは、アメリカの元大統領、オバマさんも絶賛していたほど!
これほどまでに、世界中からその名を称えられた「ブエナビスタソシアルクラブ」の活躍は、映画を通じて後世に語り継がれていく事でしょう!
ザシネマ 試写会にて
音楽を奏でることが
生きることそのもの
音楽を奏でることが
自分の存在を証明するもの
痛烈な体験をしてきた彼ら
歌詞そのものも痛烈だが、
その歌に観客は湧き、陽気な音楽は鳴り響き続ける
ブエナビスタソシアルクラブは
永遠だ
映画館の音響でぜひ!
伝説再び!最高にかっこういい!
18年の歳月を経てなお、活き活きと輝き続ける姿に感動!興奮しました。
あの歌、リズム、魂をゆさぶる音楽。
好きなことを貫き通す人生、その愚直ともいえるまっすぐさが力強く実直で格好いい!
泣いて笑って、好きなことを好きと、生を謳歌して。
生きざまに憧れます。
ぜひ映画館の音響で繰り返し見たいです!
感慨深い
信じることを長年続けると最後には花開く、という姿に感動しました。演奏シーンも感慨深かったです。良い曲ばかりで、映画中の曲は全て知っていました。キューバの歴史&バンドやメンバーの歴史も良く語られていて、1999年の前作を観ていなくても、キューバ音楽通でなくても十分楽しめます!
天国に旅立った人もいるけどまだまだ元気でした♪
86歳のオマーラ・ポルトゥオンドが歌う♪
キューバの歴史を知らずしてソンで踊るな、とばかりに弾圧の歴史も。
歌詞が分かってくちずさんでるの?よく踊れるわね。とは耳が痛いが、そもそもダンスミュージックではないのか?という矛盾も感じる。
打楽器コンゴの使用を禁止された時期があったとは。
オバマさんも登場
人生の花はいつか必ず咲く
でも一度きりなので蕾を逃してはならない
生涯を音楽に捧げて生きるかっこよさ
1999年にヴェンダースが監督した「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」から18年
それぞれが、ブエナビスタ・ソシアル・クラブで演奏するようになるまでの軌跡と
世界中でブレイクした当時の熱狂ぶり
そして、その後の彼らを描く
何よりもまず、前作から18年も経っていたことに驚いた
時が経つのは本当に早い!
私の心に残る前作の印象は
「キューバには驚くべき高齢の音楽家たちが、心の底から音楽を楽しみながら演奏してる」
というものであり、
ファンキーなおじいちゃんたちの記録というものだった
この続編では、彼らの演奏だけでなく、キューバの歴史や音楽のルーツにも触れ、
より深くキューバ音楽について知ることができる作品になっている
そもそも、キューバはスペインに占領されていて、そこに彼らのルーツとなる黒人が奴隷として連れてこられ、
そこから黒人音楽の重要な楽器だった太鼓が禁止された結果、キューバ音楽という独自のジャンルが生まれていく
その歴史には、知らないこともいろいろあって、とても興味深かった
そして、やっぱり、彼らの心にはいつも音楽があって、楽しそうに演奏する姿は変わらないし、そんな彼らの姿には、観ているこちらも楽しくなってくる
その中で私が最も感動したのは、彼らがホワイトハウスに招待されて演奏した時だった
すごく月並みだけど
音楽には、時間も言葉も政治も超える力があって
主義主張や、思想、宗教、性別など
あらゆる面で、全く違っている2つのものを結びつけることができるんだということを再認識し、
彼らの演奏がそれを立証していた
そして、やっぱり、すごく元気な彼らにたくさんパワーをもらってきた
いくつになっても、好きなことに一生懸命な彼らが素晴らしくかっこいい!!
人生の全てを音楽への愛にかけた彼らをやっぱり大好きになった
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