「映画単独で楽しめて、涙しました」若おかみは小学生! コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
映画単独で楽しめて、涙しました
油断した。
観終わったら滂沱の涙。
染みたわぁ。 傑作!
これ、作りは丁寧だわ、脚本も演出も素晴らしいわ。、作画も背景もすごすぎるわ。
児童文学シリーズがベースなので、ちょっと嫌味を言う人はいても、根本的に悪い人のいない世界。
おそらく子供が観ることを前提に、意図的に「悪意」「因果」「憎悪」を存在させない配慮をしている。
そういう憎しみの連鎖や感情の発露は、大人向け作品でやればいい。
テレビシリーズとはスタッフが異なってました。
映画は『茄子 アンダルシアの夏』高坂希太郎監督と、脚本が『ガルパン』吉田玲子さんですよ。
背景には男鹿さんら、ジブリ映画でよく見た名の強者がずらり。
制作はテレビと同じマッドハウス、同じ原作を元にした作品だけど、中身はテレビとは別物。
古い喩えで恐縮ですが、テレビと映画の『銀河鉄道999』の差を観るが如く。
テレビ未見でも、この映画単体で、問題なく楽しめます。
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