劇場公開日 2018年10月13日

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止められるか、俺たちをのレビュー・感想・評価

全87件中、21~40件目を表示

2.5映画comで自身初DVDの感想

2019年11月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

知的

若松監督の井浦新がとても良かった
今まで観た井浦新のなかでは1番良かった
詳しくないが若松監督こんな感じの人で若松監督にかなり寄せた演技なのか
福ちゃん役の満島弟がキレるシーン良かった

ヌード多いがエロさが感じられなかった
パンツのせいもある
門脇麦もヌードになったがわかりにくかった

バカなので理屈はチンプンカンプンだが当時のエネルギーは感じた

反権力とか今どきダサいし左翼とか気持ち悪いし若松という人間は好きじゃないし共感できない
宮城県涌谷町出身なのでわりと地元に近いが親近感はわかない
大島渚監督役の高岡も嫌いな役者だ
だから劇場では観なかったが門脇麦はわりと好きなのでレンタルDVDで鑑賞した

津川雅彦は生前左翼が日本映画をダメにしたという意見を残したがそれも肯ける作品だ
やがて90年代邦画の低迷につながるのかもしれない

だが新聞記者の監督が若松孝二なら保守も称賛する傑作になっていたかもしれないとは思う

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野川新栄

4.0紅一点、吉澤めぐみの目線で語られる若松プロ

2019年8月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

定着していたわけではなく皆結構出ていくのね。
撮影協力
ブラ bura
CREAM
クラクラ
ジャズバー新宿サムライ
Britishbar EORNA
ワイン&バーb-noir
鶏ジロー東中野店
喫茶コンパル
高崎市
小山町
比企
新宿ゴールデン街
新宿三光商店街
東映ラボテック

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消されるので公開しない

4.5なるほど

2019年8月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

面白い人たちが、面白い人たちを描く。いいものにならないわけがない。若松監督の作品で私がみたことのあるのはキャタピラー、千年の愉楽、水のないプール‥なるほど。やはりすごい人だ。他の作品も見たい!作品に関わったことのある役者が主要な役からちょい役まで出てくるのも愛を感じられてなんかいい。
この時代に生きてみたかった。性に対して、政治に対して、どんな風に考えていただろう。とにかくめぐみを含め、出てくる女性がかっこよくて。それもこの時代の象徴なんだろうなぁ。

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いつこ

5.0三島由紀夫関係のも見てください

2019年8月15日
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独特の雰囲気が癖になる。井浦が三島由紀夫を演じた映画も是非

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アサシンⅡ

3.0この時代

2019年8月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今だとコンプライアンスの問題で絶対になし得ない作品の裏側を見れた。
若松作は見たこと無いが、
見てみたくなる。

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上みちる

3.0映画作る側の人たち

2019年8月11日
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鑑賞方法:DVD/BD
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コンブ

3.070年代の日本のイメージ

2019年8月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

評価=3:大学時代に夜の小学校に忍び込んでフルチンでプールで泳いだことを思い出した。そんなことが青春だったのかも。

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あっちゃんのパパと

3.0昭和の街の色、匂い、空気を感じさせてくれる 皆んなが必死で何か夢中...

2019年8月1日
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鑑賞方法:映画館

昭和の街の色、匂い、空気を感じさせてくれる
皆んなが必死で何か夢中になれる事を探していた
門脇麦ちゃんが演じた「めぐみさん」の焦燥感すごく分かる…いや、きっと分かっただろう…あの頃の私なら

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みっくるん

4.0時代の残り香

2019年7月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

白石監督は映画で描かれてきた時代は生まれてないか物心もついていないん赤ん坊だけど、多分、師匠である若松監督や若松プロのスタッフの人たちを通して1960年代後半~1970年代という時代の残り香を嗅いだ最後の世代なんだと思う。

本作では(多分)予算も少ない中でその空気感みたいなものや、その時代に青春を送った色々面倒くさい若者たちの心情を汲み取りながら丁寧に描いていると思った。

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青空ぷらす

3.01970年前後

2019年7月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

ピンクの奇才とされた映画監督、若松孝二の1970年前後の実話を関係者が集まって描く。
1970年の東京の空気が薄いのは残念だけど、仕方ないのかも。

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いやよセブン

3.5熱量と女性と

2019年5月18日
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鑑賞方法:VOD

興奮

1969年の日本社会の熱量の強さが現在とは全然違っていて、当時は映画やテレビも今とは比べ物にならないほど気持ちの入った作品が多かったのではないか?と感じました。と同時に全く熱がこもっていなくて作家性の弱い現在の日本映画界を揶揄している様にも感じました。若松監督に捧げる作品の主人公がめぐみであることは、ピンク映画からスタートした所謂女性が居ないと成り立たなかった若松プロであれば当然の事だと思います。めぐみやピンク女優を表舞台に出したことで、作品から女性に対する敬意を感じ取る事ができました。邦画は女性が勇ましく描かれる事が少ないと感じていたので、勇ましい女性を男性監督が製作したところが私としてはもっとも評価できるところです。

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ミカ

4.5日本映画がまだまだ隆盛だった、1960年代後半から70年代前半の若松プロを凄い熱量で描いている作品。

2019年5月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

 日本映画が隆盛だった時代を熱量を持って描いている。

分厚いパンフレットは宝物になっている。

<2018年10月13日 鑑賞>

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NOBU

3.5映画を愛する熱を感じる。

2019年5月12日
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70年代の空気感。若松組の映画への愛情。
白石監督の映画だから見たけど、若松監督の映画も見直したくなる。

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七星 亜李

5.0今を生きる、若者に観て欲しい

tさん
2019年4月28日
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興奮

知的

いやぁ・・・なんて言うか・・・形容する言葉がない。
僕からしたらこの映画は「良い」とか「素晴らしい」とかの範疇を超えていた。
いつも僕は、割と冷静な(悪く言えば冷めた)気持ちで映画を見るんだけれども・・・。
この映画では、そういった冷めた視点を全て忘れることができた。本当に久々。

撮影技術?脚本?役者?・・・技術を語ることには価値がないとさえ思った。むしろ語りたくない。
映画が面白かったかどうか?・・・どうでも良いんだよ。
僕は、この映画の「テーマ」の部分に強く共鳴してしまったのだ。だからこの感想は、極めて私的なポエムとなっているので、読む人はご了承を。

僕は社会のことを考えるのが好きなんだけれども、最近特に強く感じることは、日本人には「情念」が失われている、ということなんだ。
(日本人以外はどうなのか?はわからん。外国人の友達がいない)だってそうでしょう?今の時代、私の周りの人間は、損得勘定でしか動かない。自分だけは損をしたく無い、ということしか考えていない。「なんのために生きていますか?」と問われたとき、彼らにはその答えが無い。でも一生懸命に貯金だけはしている。なんで貯金するの?と聞けば、十中八九帰ってくる答えはこれだ。
「老後に必要な貯金は1000万年なんだぜ?」
「お金持ちになりたいから」
「・・・(無言のにやけ笑い)・・・」
「世界一周旅行したいから」
バカか?こいつらwww。バーカバーカ!

この映画には、強い情念を持っている日本人が描かれている。ぶっちゃけそれだけ。あのね、本当にそれだけ。
メッセージ性があまりにもどストレートであるため、観る人によっては違和感を抱くかもしれないが・・・、それで良い。むしろ違和感を感じろ。もしかすると、今の時代にはない「救い」を得られるかもしれない。

劇中、学生運動や、かつての赤軍事件を彷彿とさせるシーンが多々あるため、思想性の強い映画だと想う人がいるかもしれない。
・・・が、勘違いしてはいけない。
この映画で伝えたいことは「思想」では無く、「情念」だ。
若松監督自身、思想のある人物ではない(それを意図したシーンが、ちゃーんと入ってます、良く観てれば分かる)。彼には私的な情念と肉体があるだけ。
映画は私的なものなんだよ。だって、この世界を見る我々の視点も情念も、本当は私的なものでしょう?我々の肉体も私的なものでしょう?何を言っても、やっても良いじゃないか。正にそんな映画でした。

1970年代を生きた人にとって、この映画は、当時を懐かしむものなのかもしれない。
・・・今を生きる10代中盤から20代前半の多感な、できれば映画好きではない、一般的な人にこそ、観てもらいたい。
今とは全く異なる日本社会がそこには描かれている。先に述べた通り、それは本当の人間の「情念」が生きていた時代である。

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t

4.0誰にも止められない、俺たちを

2019年4月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

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近大

3.5それなりに面白かった

2018年12月20日
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鑑賞方法:映画館

若松監督、1936年生まれ。自分より24歳年上。生きていれば82歳だ。
60年安保を14歳で、70年安保を24歳で迎えた背景。世の中は今より混沌雑然としていて、新宿を中心に、若者の行き場のないエネルギーが渦巻いていた頃とも聞く。
その中で「実録あさま山荘」をはじめ、評価される映画を撮り続けた監督を振り返り、その頃の1年を女性新人助監督を主人公にして駆け抜ける話。
自分も上記したように聞くだけなので、きっと時代の雰囲気が描けているのだろうと、本当かどうかわからないが感じた。
猥雑な中のエネルギー、ピンク映画つまり性の中に溢れる生きる力といった言われ方をする意味が、少しわかった気がする。

一方で、自分のひとつ前の世代であるこの代の感覚に、ついていけてないというか、共感を感じないのが自分。経験していないために、否定する意味ではなく、ふーん、よかったね、と醒めてしまう。
ただし、映画は全て、経験していないものを観て、疑似体験して感動共感するものなのだから、上で言ってることは何か変。
おそらく、その時代を経験し自分のこととして熱く語れる人たちが近く(少し上の世代の人たち)にいたので、「羨ましいけれど、自分たちはそれを体験できるわけではないから、醒めた感じで聞く」という姿勢になってしまっているのだろうな。

25歳くらいの若者に「オールウェイズ三丁目の夕陽 は、ノスタルジーばかりでちょっとイヤ」という声があるが、ある世代の郷愁とか自慢が前に出過ぎてしまうと、他の世代から見た時に、違和感や拒否反応が生まれてしまうものなのだろうか。(NHK番組「プロジェクトX」にも、同様の声を聞く。俺は、大好きなのだが)
そして、本作に対する俺の違和感は、やはり、自分に近い世代だが、自分が同じ経験をすることは絶対にできない世代に対して生まれてくる、やっかみ、隠れた拒否反応なのだろう。

否定的な感情を述べてきたけど、この映画は、本当にエネルギッシュで、俳優たちも躍動してるので、一度観ることをお勧めします。

知人曰く「古巣に対して、『なんか活動家の拠点みたいになっちまったなあ』と言わせる批判精神には好感もてるけれどな」とのこと。

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CB

4.0チェ・ゲバラの顔が常に見守ってる。性と暴力そして革命

2018年12月6日
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鑑賞方法:映画館
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kossy

止められるか、俺たちを

2018年11月24日
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eggman

3.5とてもよかった

2018年11月24日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

楽しい

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吉泉知彦

4.0何者になれない者

2018年11月24日
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鑑賞方法:映画館

青春は難しい。何者かになりたくて、でもそれが何なのか分からなくて。
その青春の場に若松孝二が居たら。
名を知っている人間がバンバン登場する(そしてすごいダメ出しを食らったそうだ)実録青春ものは、抑制が効いている。爆発的なエナジーというか、盛り上がりはこの映画には正直、ない。そこにあるもの、あったことをひたすらに拾い繋げ、役者が生命を吹き込み蘇らせる。映画の中でも主人公のめぐみが言うが、どれだけ言葉を尽くしても映画のワンカットに敵わないのである。そういう意味で映画にすべき映画だったし、世に出て良かったなあと思う。
何者かになりたい主人公の叫びが伝わってきた。じーんとしてしまった。
井浦新は別の人になったみたいだった。というのは私はちゃんと若松孝二監督を見たことがないからだが、でもそこに確かに若松孝二というひとの存在を感じました。

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