「思考の上積みも感情の整理もできず…」止められるか、俺たちを still_ontheroadさんの映画レビュー(感想・評価)
思考の上積みも感情の整理もできず…
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1969年は確か、ウッドストックのあった年だ。
学生運動やベトナム戦争などの時代を直接経験していない自分にとっては、この映画を観ても思考の上積みも感情の整理もできなかった。
若松監督作品も知らないため、強烈なキャラクターであることはわかったが、彼が本当に撮りたかった映画がどんなものか知らない。何かを“破壊”したかったのだとは感じた。
若松映画に憧れて、監督志望のめぐみは、映画監督にはなりたいけど“何を撮りたいかはわからない。”と言っていたことが印象に残る。助監督を勤め、あんなにがんばっていたのに、どうして自死を選んでしまったのか?
映画監督の大澤渚、漫画家の赤塚不二夫、漫画家のモンキー・パンチも登場する。
当時の雰囲気、情景だけは、何となく伝わってきた。
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