「伏線なしのストレートな展開」轢き逃げ 最高の最悪な日 さばみそ2さんの映画レビュー(感想・評価)
伏線なしのストレートな展開
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映画の前半は,リアリティが希薄な会社や上流階級の家族の話で退屈でした.でもこれらが,後半のストーリーを複雑にする伏線なのかなと思って素直に鑑賞しました.しかし,ごく普通の刑事によってあっさりと犯人が特定されてしまい,さらに,ほとんど判別不能の動画から犯人の再逮捕に至るという流れにすこし不満が残りました.せめて,あの専務のドラ息子が事件の裏で糸を引いていたなんて事がないのかなと思ってしまいました.でも,映画の前半の伏線をストーリーに絡めると,映画が長くなりすぎてかえって面白さが半減してしまう可能性もあるかもしれない.そこが水谷豊さんの才能のすごいところなんだと勝手に思い込んでいます.あのラストシーンをみると,主役は壇ふみさんなのかなと思いました.
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