チワワちゃんのレビュー・感想・評価
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友達の関係を考えさせられる映画
まず、話自体は中の上くらいでそこまで面白いものでは無い、だが構想や映像と音声の合わせ方これが日本でもトップクラスの監督
そしてキャストの演技が一人一人個性がありその役柄の人となりを表情で体現していた。
日本には少ないような映像と話の構成なのであまり邦画というジャンルに囚われない方が良い、そしてその複雑さが密集しているので長く感じる。
この監督の前の作品はただの自慰作品のようで自分の好きな性癖や、好きなシチュエーションなどを好きに放り込んだようなものだったが、今回は原作が元々あるものというのもありまだ話がまとまっていて凄い成長を見せられた。
映像好き、音楽好き、映画好きの皆は是非見るべき映画
日本ぽくない話に感じた
今の若い子・パリピ達てあんな感じなんすかねー
そんな子達の青春映画やけど、俺からしたら見てて不愉快やったかな。
主役、チワワちゃんみたいな娘、きらいやわ〜!
んでなんやかんやチワワちゃんと友達でいてた子たちも同類! 共感できない。
ほいでチワワちゃんなんで死んだん?
チワワで思い出したが、昔飼ってた犬のチワワ(雄)が心臓が弱い病気であまり激しい運動がダメなこやったんやけどある晩、発情してクッションにしつこく腰振りまくって心臓に負担かかって、結局その日に死んでしまった。腰振りを止めようとしてもやめさせられなかったのが悔しかったけど、腰振りをやめなかったチワワのそれが青春とか生き様なようなものなんじゃないかなーって思うようにしてます。
現実的な話
遺体バラバラ殺人がどうとかテロがどうとかではなく、こんな感じで、失っても困らないし日常は進むことっていくつもある。
チワワちゃんだけじゃない。
それが偽りとか浅いものとかではなく、確かにそこにあったもの。チワワちゃんだってそう。
すぐ消えて無くなるから追わない。
でも何か求めるから追い続ける。
チワワに代用しただけでこんなことはいくつもある。
衝撃ではなくありふれたお話。
ちょっと現実感がないかな。
テーマはわかるけど、遊びまくったという部分の遊び方が現実感がなくてよくわからなかった。もうちょっと表現方法あったと思うが。
あと、時間軸もよくわからない。カメラマンとの時間は放浪のどこに位置するのかがわからなかった。
ラストの海の近くで、女の子たちが滅茶苦茶老けてみえたけど、あれは何だったんだろう。不思議。
みんなの中にもチワワちゃん
岡崎京子さん原作
読まれた世代なら観てほしい映画。
漫画の世界観、感覚がまんま映像化された印象の作品でした。
チワワちゃん役は、ほんとにキラキラして明るい。
脇をかためた俳優陣もハマってた。
男の子は、ズルくて、いやらしい。
女の子はキラキラ、その時を生きている感がでてた。
10代後半から20代前半にかけての心のむなしさ、もがき、その中で楽しもうとするおさなさを思い出した映画です。
印象的なのは、チワワちゃんがダンスをしてる時の門脇麦ちゃん演じるミキの顔が忘れられない。
初めの方は???、後半は惹き込まれる
はじめの20分くらいはすごく不快。
SNSなどうわべだけのうすい人間で、楽しんだり悲しんだりするのも全部うわべ音楽もうるさく、映像も手持ちで目が回る。
???
チワワが死んでもうわべで悲しんでも、どこか他人事、テレビから流れるニュースと同じ。
PVやMVのようで、最後まで観れるか不安でした。
そこから、徐々に人間性とかキャラクターとが出てきて、映画としても色がついてきます。
SNSやスマホといったツールで、いかにも今風の若者の話に見えますが、本質は昔も今も同じ。
外面だけで、内面や本音はなかなか話させないのは同じかと。
すごいと思ったのは、テンポ。最後まで、なぜか惹き付けられた。前半と後半とギャップが新鮮で、若手俳優陣の魅力に溢れた映画でした。
ただ、キキって、誰?
お前だけなんか違う!
チラシのビジュアルでグッときたジャケ買いである。90年代の岡崎京子の漫画を27歳の監督が撮ったというのだから、すごく面白いかすごくつまらないかのどちらかだろうと覚悟して観たのだが、なんと「そこそこの出来」で逆に驚いた。今はおそらくフィルムで撮らなくても映画が作れるので、自主制作映画からメジャー映画へのステップにほとんど段差がないのであろう。昔は長崎俊一にしても大森一樹にしてもメジャーで撮るというのは良くも悪くも活動屋と呼ばれる古い職人との戦いであり必ずや散々な仕上がりとなって我々を落胆させた。脚本も監督も編集もやるというスタイルはラブレターの岩井俊二あたりからではないだろうか?今回の二宮健もやりたいようにやっていて、特に前半のMV風青春のどんちゃん騒ぎのめまぐるしいカットつなぎは本人がPCで繋がなきゃ出来ない芸当だと思う。そこは素晴らしいし若い役者がことごとく良くて特に新人の吉田志織はチワワそのものである。ただ「遊ぶ」のビジュアルがあまりにMVでストーリー展開にもリアリティが無く、チワワの死も後半のヨシダとミキの関係もきちんと総括されないままでおじさんには納得できません。
映像と音楽が素晴らしいです!
タイトルが可愛かったので観賞して来ました(笑)
感動もしないし共感もしなかったけど自分好みの良い映画でした!
映像が美しく色使いがお見事!
照明も良く光の使い方が素晴らしいです!
作品中に流れる音楽もどれも良いです!
上映開始からのめり込みました!
女優さん達も皆綺麗!
ストーリーを楽しむ作品ではなく、音と映像が素晴らしかった印象!
気になる部分は唯一、みんなタバコを吸いすぎです( ´∀`)
水着のおねーちゃん
やっと今年初鑑賞!
死んだ人を色んな人の証言で辿っていくというよくある話を今時の映像で見せてるんやろうけど、その映像もMTV風で既視感があり、おじさんにはちょっと…後半は少し落ち着いて撮ってけど、このドキュメンタリー風も既視感が…
青春を味わえる作品です
"パリピ" "リア充"という言葉すら古くなりつつある現在で、ここまで彼らの本質に寄り添った映画も珍しいと思う。
浅くて上っ面の関係だって本物になる瞬間はあるし、バカ騒ぎせずに地味に遊んでるからって深い関係とも言えない。
原作はたしかに古いけれど、本質って変わらない。
うまく現在風にアレンジしていると思います。
SNSが生まれて大きく変わったと言われているけど、相変わらず連絡取れない人は取れないし、疎遠になる人はなる。
チワワちゃんに説得力をもたせた吉田沙織さん初め、全ての役者さんに拍手したいです。
花束が"小さい花"ではなく、バラなどの花々だったところが、個人的にはツボでした。
映画とか本とかだと覚えていられるけど、現実はスルッと忘れられるただの言葉にすぎないよなぁと思ったり。
(もしかしたらそんな意図のある演出じゃないかもしれないけど)
とにかく全ての若者、もしくは若者だった人への映画だと思います。
エロも結構ありますが、音楽がとても良いので映画館で見てほしい作品です。
青春そのもの
チワワちゃんが殺されたってことはまぁこの作品ではあまり意味のないことなのかも…
ただチワワちゃん演じる吉田志織ちゃんのキラキラ感、スタイルの良さ、可愛さはハンパないです。ヒロインにピッタリ!
時折、さとう珠緒に見えますが笑
吉田くんこと成田凌は本当にエロいなぁ、ヤレる女なら逃さずヤるという役、この2人本当に付き合ってるんじゃないかと思うほどの絡みでした。
二宮監督、岡崎京子作品をまさしく再現してるなって感心。時々出てくるコミカルタッチな演出、浅野忠信さんとチワワちゃんの上半身裸のシーンはクスッと笑ってしまいました。
あの10代後半から20代前半のあの高揚感、熱量、駆け抜けていく青春って感じで、毎日がワクワクして楽しかった時を懐かしく思い出しました。ただそこにはあっという間に過ぎていく儚さがあり、自分という人間の存在価値がわからなくなったり、そんな不安定な頃でもあったなぁと思いました。
自分が何者かだった時代
自分が何者かだった時、自分の感性が全てで、ルールだった。
武勇伝を大袈裟に語り、飲み交わした。
騒いだ。
キスをした。
セックスもした。
楽しかった。
悩みも打ち明けた。
でも、猜疑心や、嫉妬もそこかしこに転がっていた。
チワワが死んだ。
悲しい。
本当に?
チワワは、一体誰だったのか。
何も知らない。
いや、誰も知ろうなんて思ったことなんてなかった。
死んだってしょうがないくらいに思ってたんじゃないのか。
埠頭に立って思う。
チワワは、鏡に映った自分だ。
チワワは、何者でもない自分自身と同じなのだ。
輝いていたと思っていた時は、瞬く間に過去に押しやられ、殻だけが残る。
そして、自分が何者でもないことに気づいて、悲しさを覚え、涙が流れるのだ。
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