影踏みのレビュー・感想・評価
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様々な要素が不気味に立ち上がっていく前半部は見応えあり
主人公は言葉数が少なく、感情を表に出さない。笑顔もなければ、人前で泣いたり、苦渋の表情を浮かべることもない。朴訥とした無表情ぶりゆえ、彼が腹の底でいったい何を考えているのか推測しにくい部分が多いのだ。翻って、山崎まさよしがスクリーンに映し出された時、その「感情の読めなさ」といった点がよく表せているように感じた。彼の経歴などが少しずつ紐解かれていく点も、役者として山崎まさよしがそれほど消費され尽くしていないからこそ、興味深い「得体の知れなさ」となって観客の興味を募らせる。とりわけ山崎と竹原ピストルが交わす演技は、それが俳優としてのセオリーを超えているからか、巧さではない旨さがある。
なかなか事件の全貌が掴めない前半は、様々な登場人物が入り乱れ、どこに向かって進むのか分からぬゾワッとする面白さがあったものの、それが後半、ややありきたりの展開に収まってしまったか。魅力はあるのにどこか惜しい。
山崎まさよしファンだが…
■滝藤さんの双子がなんか気持ち悪かった。この2人のストーリー要らない気したけど。
■全体的に過去の話とか、かなりはしおられていて…詰め込み過ぎなんじゃないかと思う。話も複雑すぎる。丁寧に描いたほうがよいのでは。
■もともと双子ものってシラケる。双子で感動すんのは爽やかな青春ストーリーか、タッチだけなのよ。やめといたほうがいい。同じ役者が2役とか変。あと逆に2人で演じてるのも変。
■面白みかんじるのは、泥棒設定。そこをもう少し面白くしてくれたらよかったんじゃないかなあ。
■全体的に暗いのが苦手
■山崎まさよしの演技
そういう話し方だったかなあ。正直、クソ下手だったと思う。彼も映画やドラマはじめてではないので出来るとは思うんですが。ドラマの時もうちょい出来て無かったっけ?いかんせんアーティストにダメ出しできる人居なかっのかな。
■ただ続きは気になり最後までみた。以外な犯人でした。一応ハッピーエンドなのはよかった。
■中村ゆり
彼女昔から好きです。尾野真千子より中村ゆり。
ギュギュっと詰め込み面白かった
ストーリーの流れに沿って解説じみたレビューを書こうかと考えていたが、とても文字制限内に収まりそうもなかったのでやめた。
それだけ上手く時短して約二時間の枠に収めた作品だったと思う。
修一が乗り越えなければならないことは、弟、母、自分、そして久子だ。それらを事件の捜査に乗せてほどいていく。
一番分かりやすいのがスタンガンを持った誠との場面で、その状況で久子は全く関係ないのに誠のセリフで久子のことが頭をよぎるはずだ。
そんな感じで事件の究明と修一の変化を同時にこなすのは本当に上手くやったと褒めるしかない。
終盤、修一は久能に対して自己弁護にもなるセリフを吐く。そうすることでやっと自分が20年つまずき続けていたものに気付き、エンディングに向かう。
母のことも弟のこともしこりのようにしてしまっていたのは結局自分なのだ。
過去を乗り越え歩み出す感じは、鶴見辰吾演じる馬渕との会話にも表れる。「あの時は正義だと思ったよ」と、過去形だった。
そして20年止まったままだった時が動きだし、ラストシーンになる。
だいぶ遅れてきた青春。そう青春映画だったね。
不満点としては、まず、多くの方がレビューに書かれているように、何故に主演が山崎まさよし?だ。
滅茶苦茶演技が下手だとは思わないけれど、特に上手いわけでもなく、作中で歌うのかなとも思ったが、歌わず(エンディングは歌ったけど)よく分からない。
山崎まさよし主演で集客が見込めるとも思えないんだけど、そんなことないのか?
まあ、くたびれた感じの役のイメージには合っていたとも思うのでそのせいかな。
次の不満は、時短の影響をモロに受けて、久子の掘り下げが足りなかったどころかほとんどなく、よく分からない謎女になっていたことだ。
半端な描写をせず、むしろいさぎよい気もするし、物語の中心である修一と少しズレる部分なので、どうでもいいと言えばどうでもよかったが。
あとこれは不満ではないけれど、映画でしか知らない横山秀夫ではあるが、自分が考える横山秀夫作品とちょっと違うなと感じた。
本作が軟派だとは言わないが、もっと硬派なイメージの作家さんだったから。
ネタバレを避けるためにところどころ曖昧な書き方になった。意味がわからなかったらごめんなさいね。
盛り過ぎかなあ
双子だけでなく兄弟姉妹でも出来の良し悪しあるよね!
ながら見してたら?になって
ストーリーを理解するのに時間がかかった
しっかり鑑賞すればいいのについスマホを触ってしまう
録画していたので何度か気になるところを確認してやっと理解できた
キャストを確認せず観たので、小さな驚きがあった
暇つぶしにはよいと思う
気分乗らないから歌うのヤーメタ‼️❓この主演と脚本がミステリーだぜ‼️❓
生きて向き合え、残された者のつとめ
犯罪者では世間は通らない
双子にしか分からないもの
シンガーソングライターの山崎まさよしが、久しぶりのスクリーンでの主役を務めた、横山秀夫原作のクライム・サスペンス。
夜な夜な民家に忍び込み、盗みを働く『ノビ師』とよばれた真壁修一。そんな彼が、なぜこんな盗みを働くようになっちたのか、彼が抱えてきた20年前の出来事へのトラウマにスポットを当てて描いている。
ある夜、県会議員邸に真鍋が盗みに入った際に、そこの妻が自宅への放火現場に居合わせ、制止する。それをきっかけに、真鍋は逮捕されるのだが、拘留中もその女の事が気にかかっていた。それと同時に、20年前の自分の身に降りかかった出来事が覚醒し、その忌まわしいトラウマと対峙していく。
双子には、双子にしか分からない阿吽の呼吸を感じ合えるのと同時に、同じ思考による相互への反発や敵対心も生まれる。そこを、本作品の柱としながら、なかなか面白いシチュエーションで、啓二役の北村匠海が、大切なキーパーソンとなって描かれていく。また、真鍋を心から慕う、健気な女・久子を演じる尾野真千子の役割も、とても大きい。
また、久子への一方的な思いを寄せる文房具屋の久能を演じる滝藤賢一や真鍋の仕事仲間の大室を演じる中尾明慶なども、サスペンス要素を盛り上げる役柄を演じている。その他にも大竹しのぶ、鶴見慎吾、竹原ピストル、中村ゆり、藤森涼子等、演技派の俳優が脇を固めている。
かなりつまらなかった!!
横山秀夫が原作という事で期待しましたが、内容があまり頭に入って来ず、全然面白くなかったです。主演(表情が全部ポスターと一緒)と監督が駄目なようですが、原作もつまらない気がします。ストーリーの根幹である双子が全然似てないので、雑です。山崎まさよしが嫌になるくらいには、つまらなかったです。
影踏み
伏線をわりと中盤で回収。物語の主題をそのどんでん返しに設定しなかった。
あくまで、双子の存在によって自分で自分を縛りつけてた主人公の解放、の物語。
最後、母が弟を助けようとしていた、というのは実際に弟に聞けるわけではないから、主人公の解釈にすぎない。だからこそ、主人公はそう思うことによって前に進むことを決心した。もう彼の頭の中に弟がでてくることはないだろう。
久々に出くわした感じ
ネタバレ盛り込まないとレビュー出来ない駄作
話の筋はいいだろうと感じ取れるが、何もかもが足りない。
脇役達に名優が揃って固めているが、力及ばずというところか。
とにかくシリアス。
なのに山崎まさよしさんを主演に抜擢した意味が見出せない。
棒読み、演技、ホントに残念。
歌手だけやってろと、君には無理だと全編心の叫びが止まらない。
次に北村匠海さんの存在。
子分かと思いきや、双子の弟。
あれ?
2人の年が違い過ぎないか?
あ、そうなのか。幽霊とは言わず「幻」と表現してあげよう。そこに行き着くまでに時間かかり過ぎた⤵️
ストーリーが支離滅裂。
竹原ピストルさんの犯人探し?
滝藤賢一さんのこれまたびっくり双子の事件?
もう何が何だか、この映画の行き着きたい先が分からない。
おそらく原作から脚本を起こしたときに、欲張り過ぎた感が否めない。
尾野真千子さんも鶴見辰吾さんもさすがの演技力で、山崎まさよしとの絡みで差が激し過ぎて観てられない。
作り手と演者の両輪を噛み合わせて作り直して欲しい。
残念な一本
原作読んでからが良かったかも
わかりにくいなぁ…と思いながら観てたら、文具屋でやっと『そう言う事...
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