「さすがにクドい…」劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ しーぷまんさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがにクドい…
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まず私はシティーハンターはリアルタイムでは見ていませんが、再放送や有料サイトなどで視聴した世代です。
アニメ版はたった数話でどんどんハマっていきましたが、今回の劇場版はどうでしょう?
結論から言うと「さすがにないわ〜」と言わざるを得ないような感想しか出ないので、不快に思う方はここでブラウザバックする事をお勧めします。
まず、冴羽獠のお決まりの「スケベ」「ガンアクション」「かっこいいセリフ」です。一見「押さえるべきポイントがわかってる」ように最初は見えますが、約90分の間にアニメ版20分のノリをこれでもかとぶち込んでいるので、非常にクドイです。
2時間半の大作をよく見る自分でも長く感じるほどでした。
他にもクドい点として、
海坊主の「カッコよく敵を撃退→余裕の一言→予想外の展開でマヌケを晒す」といったパターンが同じ相手に数度に渡ったり、
獠がヒロイン等を敵の銃撃から守るシーンでも、撃たれるシーンが長過ぎて「いや、流石にそれは死んだだろ。もう少し華麗に避けさせるとか色々できたじゃん」と考えられるほどだったり…
色々とツッコミどころも多く、引き延ばしたせいで格好良さ半減、可笑しさ半減といった印象です。
とにかく「本編でウケたシーンを映画の長尺を使っててんこ盛りにする」という安直な考えが滲み出ているようなものばかり。
去年の秋頃から予告を見て期待していただけに、非常にがっかりしてしまいました。
最後に私事ではありますが、余程のことがない限り、
「面白かった」→5.0
「そうでもない、普通」→4.0or4.5
しか付けない私ですが、次はこうならないようにしてほしいという意味を込めてこの点数にしました。
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