「いい湯加減。」劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ 巻面包さんの映画レビュー(感想・評価)
いい湯加減。
冒頭からなんかエピックソニーのミュージシャンの曲ばかりかかってるなーと思ったら、歴代のOPとEDだったんですね。だいぶ経って気がつきました。たぶんレコード会社の縛りとかがあって、キャッツアイの曲だけカバーだったのかなー、と邪推してみたり‥。商品大うつしのパブも含めて、結構資金集め大変だったんだろうなと老婆心ながら思いました。でもインバウンド向け新宿案内ムービーにもなっているから、香港台湾のオッサンたちにもアピール出来てソフト収入も見込めるのではないかな、ってマーケティングのことしか思い浮かばないな。
それにしても、冴羽獠ってこんなに内面描写の乏しいキャラだったっけ。変態シーンを除くと殆どなにを考えているのか分からない無表情な奴にしか見えなかったのだが‥。っていうのは、早くからアイツにフラグが立つのを防ぐために、そうせざるを得ないっていう事情があるからなんだろうけど。だったらもっとミスリードさせて別の黒幕作るとかしないと、ディテクティブとしての魅力が最初から殆ど失われている、ような気がします。
まぁそんなに目くじら立てずに、これが当たれば次回作はもっと脚本がブラッシュアップされた、オッサン接待作品以上のものが出来ると期待して、その日を待ちましょう。
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