「色んな意味で納得!」劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ サイエンスさんの映画レビュー(感想・評価)
色んな意味で納得!
詰め込み感満載だったが、20年という年月を経ての公開だけに伝えたい事がいっぱいあった結果だと思うと、今回のシティーハンターはこれでいいんだと思える。良くも悪くもこれぞシティーハンター!って感じ。
スマホやドローンを使うなんてシティーハンターではないという意見も分からなくもないけど、これが昔の設定のままならきっと「古くさい」「時代遅れ」という声もまた聞こえてくるような気もする。
それから、往年のファンとしてはGET WILD始めとする懐かしい歌入り音楽に気持ちが盛り上がるのは勿論なのだが、特に注目したのは今回作られた新しい音楽。いわゆる各シーンに流れるBGM?みたいな曲たち。(作り手は岩崎さん)
香役の伊倉さんがツイッターで
「苦労されて画にピッタリ合わせて作ってくださっている」
と書かれていたので新しい曲もできるだけ注意して聞いていたが、なるほど画の動作に合わせて音が本当にピッタリ合っているところが多くてストーリーがより深く感じられたし、音楽をこういう風に聞いた事がなかったのでとても新鮮だった。音楽もめちゃかっこ良かった!
逆に、懐かしの音楽たちはやっぱりテンションは上がるんだが、やたらと曲数も多いしシーンに合ってない曲が急に掛かったりして、ちょっと詰め込んだ感じ。いやもちろんいっぱい聞けて嬉しかったんだけど。これも、伝えたい事が多くなった結果だと考えると問題なし!笑笑
20年ぶりに映画という形で見られるなんて嬉しい限り。エンディングの演出には本当に胸がいっぱいになった。
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