「シティーハンター」劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
シティーハンター
こうなれたらと憧れを抱く主人公が何人かいる。
そのうちの一人が冴羽リョウだ。
ドラゴンボールの孫悟空に憧れる人も多いだろう。
私はまだ、かめはめ波を諦めた訳ではないないが心のどこかで無理はあるという大人な考えも持っている(笑)
だが、冴羽リョウはスイーパーという点を除けば現実世界にいてもおかしくない人物だ。
なかなかなれるものではないが身近に感じられる憧れだ。
そんなリョウちゃんに久しぶりに会えると劇場へ足を運んだ。
客席は満席、やはり大人が多い。
男性ばかりかと思いきや女性も多かった。
お子さんもチラホラと、きっと親御さんに連れられてきたのだろう。
混んでる劇場はあまり好きではないが、皆、マナー良く静かに鑑賞する事が出来きた。
さて、物語の話をしよう。
シティーハンターは黒電話が出てきてもおかしくない時代の作品だ。
昔のまま描く事も現代に合わせて描く事も出来るだろう。
時代背景がどう描かれるのかと気になっていた。
答えは後者だった。
歳をとる事なく、スマフォやドローンというテクノロジーに囲まれた世界にシティハンターの姿があった。
ARの掲示板。
こう来たかと思ったが、なるほどなと感心したと同時にハイテクについてくシティーハンターは流石だなと思った。
物語の随所に新しさと懐かしさが入り混じるそんな感覚があった。
そんな懐かしさを更に感じさせてくれたのが挿入歌やBGM。
ここでこの曲かと、その選曲に何度も鳥肌が立った。
キャスティングも山寺さんに大塚さんと、昔からモブキャラを演じていた方々まで揃い踏みし文句のつけようがない。
この作品からは、とてもファンへの想いが伝わってくる。
笑いに、もっこり、クール。
いつものシティーハンターが、そこにはあった。
そしてもう一つ触れたいのが来生三姉妹。
この設定は昔からそうであって欲しいと思っていたものだ。
夢が実現した感じで嬉しかったが、一つ残念だったのは予告で普通に告知されていた事。
これは正直、サプライズでとっておいて欲しかった。
そうすれば感動が更に増したに違いない。
しかし、懐かしい曲と共に現れた三姉妹に、わかっていたけど痺れた。
海坊主との掛け合いも面白かったし、リョウがただもっこりセンサーを働かせてすり寄ってるだけなんだけど、このリョウと瞳のツーショットは妙に好きだった。
三姉妹のレオタード姿も露出が上がっていてもっこりしてしま、、、げふんげふん、、、セクシーだった。
リョウちゃんの前であの格好してたらどうなってたんだろう(笑)
シティーハンターとキャッツアイががっつり絡む物語も観てみたい。
最近はコナン、ルパンみたいなコラボもあるから、そういうコラボも観てみたい。
笑いや、もこっりだけでなく、最後はビシッと締めてくれるのがシティーハンター。
リョウと香の関係はいつも見ても素敵だ、深い絆で結ばれている。
二人の活躍をまた観てみたい。
エンドロールの後にワンシーンあるのでお見逃しなく。