「 エスプリたっぷりのフランスコメディ。しかし、この映画を作成した制作陣の想いを聞くと少し沁みる作品。」セラヴィ! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
エスプリたっぷりのフランスコメディ。しかし、この映画を作成した制作陣の想いを聞くと少し沁みる作品。
ウェディング・プランナーとして30年結婚式をプロデュースしてきた男を襲った悲喜劇をエスプリたっぷりに描く作品。
ある意味、お気軽なフランス映画だが、制作陣の想いはもう少し、深かった・・。2015年11月、パリで同時多発テロが発生しフランス市民の間には哀しみと不安が広がっていたという。
そこで、「最強のふたり」の監督コンビ、エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュは考えた。”このような時だからこそ、お祭り騒ぎのような楽しい作品を創ろう”
という作品製作の背景を知ってしまうと、見方が変わったのだろうなあ。
この作品を鑑賞した際の私のコメントは
”この系統のフランス映画の謡い文句に必ず出てくる(この作品の制作人でもあるのだが)「最強の二人」を超える映画が早く出てほしいものだ。”である。
真っ当な感想だと思う。エスプリの効いた面白い作品だったが、やや過剰な感がしてしまったのだ。
いやはや。最初からそう言っておくれよ、エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュさん。
<2018年7月6日 劇場にて鑑賞>
コメントする
マサシさんのコメント
2024年1月21日
なるほど、そう言った意図があるんですか。
日本だったら、上下関係を少しは残しますから、こんな事にならないと思いますし、寧ろ、こうならないから、日本人にとっては、ウサがはれると思いますけど、フランス人は個人主義ですから、余り、ヒットしなかったんでしょうね。脱亜入欧の僕には理解は出来なかったですね♥