「素晴らしかった」アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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新潟では吹き替えの上映しかなかったため、スルーしていたのだが、上京中に運良く字幕が見られた。
そうでもない太めの女性が、頭を打って自分がナイスバディの美女に生まれ変わったと錯覚して自信満々になる様子が、ちょっとはCGなどで表現するのかと思ったら完全に演技だけというローテクの表現で、しかし見ているうちに本当に魅力的に思えてくるのですごかった。態度だけで人生の大半が決定してしまうのはどうかと思うが、彼女はポジティブなだけではなく楽しくて愉快な人物なのだ。ブサイクな友達への態度が横柄になってしまいながらも大切には思っているところがよかった。最後の演説は感動して涙が出た。ずっと子どものままのピュアなのがいいかと言えばそうでもないかもしれないのだが、うちの子に聞かせてやりたい。
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