「自信を持ったら人生は明るくなる!?」アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング とえさんの映画レビュー(感想・評価)
自信を持ったら人生は明るくなる!?
これはとっても面白くて、心が温まる映画だった〜
主人公は、自分に自信がないポッチャリさんのレネー(エイミー・シューマー)
しかし、レネーはジムで頭をぶつけてから、鏡に映った自分が超イケてる美女に見えるようになり
(実際には1mmも変わってない)
その瞬間から、これまで叶わない夢だと思っていたことが、次々と叶うようになる
これは、自分に自信が持てない女子たちに捧げる映画だった
もしも「あなたは、自分に自信がありますか?」と聞かれたら
多くの人が「いいえ」と答えるだろう
この映画の主人公レネー(エイミー・シューマー)も、そうだった
ぽっちゃりした自分の見た目に自信が持てず
何をやってもうまくいかないと思っている
しかし、ある日、自分のことが超イケてる美女に見える魔法にかかり、そこから、自分に自信が持てるようになっていく
魔法にかかったレネーが気づいたことは、スーパーモデルのように美しい人だって、スーパーキャリアの持ち主だって、みんな自信がないということ
そして、ありのままの自分を受け入れて、自信を持って生活すれば、叶わないと思っていた夢が叶うということ
もちろん、みんながみんな自信を持ったら、夢が叶うかといえば、そうではないと思うけれど
あまりにも、自分を卑下しすぎるのももったいない
レネーが自信を持ったきっかけは、見た目が美女だと思い込んだことだけれど、
結局は、レネーの持っている発想とか、経験が周りの人を動かしたということ
つまり、これまで生きてきた中で感じたことを正直に自信を持って表現すれば、きっと、理解してくれる人が現れるということ
自分の中では、
「ここまで言ったら、やり過ぎて嫌われるんじゃないか…」ぐらいの方が、周りの人には届くし、印象に残りやすい
だから、みんな顔を上げて、前を向きましょう!
という熱いメッセージを感じた映画だった
コンプレックスは、誰もがみんな持っているもの
周りの人から見たら、そんなコンプレックスもチャームポイントに見えることもあるのだ
ファレリー兄弟監督、グウィネス・パルトロウ、ジャック・ブラック主演の「愛しのローズマリー」と共通したテーマを感じた作品
どうしても自分に自信が持てない…
という悩みを抱えている女子に是非、観て欲しい作品