「最高だけど邦題が、、」バーバラと心の巨人 しまさんさんの映画レビュー(感想・評価)
最高だけど邦題が、、
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ストーリーは最高でした!文句なしの4.5です!
雰囲気として途中で使われる音楽や映像はなんとなく「かいじゅうたちのいるところ」を彷彿としました。
ただ1つ不満があるとすれば邦題と日本版ポスター。
原題「I Kill Giants 」と比べればわかるように、「心の」が入っていることでこれじゃ観る前から巨人の正体を半分バラしているようなものなのではないかと思ってしまう。
ポスターも日本版はビビットカラーで背景にほんわかな雰囲気を出し、ヒューマンドラマとして宣伝しているが、本国のポスターでは「ハリーポッターのプロデューサー」である事が目につくように大きく書かれており、全体的にファンタジー映画として宣伝している事が感じ取れる。わざわざ「ハリーポッターのプロデューサー」と強調したのはそれがファンタジーがベースで、バーバラがまるで「選ばれしもの」であるかのように演出したかったからなのではないか。つまり巨人は実在していると観客が信じていたところでその正体が明かされ、衝撃と感動を受けるといった仕掛けだったのであろう。
それが日本では、先入観として巨人は何かのメタファーかただの彼女の妄想だな、と簡単に推測できてしまう為その衝撃は半減し、さらに「ヒューマンドラマだと思って観たのにファンタジー色が予想以上に大きくて期待と違かった」ともなりかねないのでは?と考えてしまう。
邦題ってなんでこうなんでしょうね?
「ルイスと不思議の時計」、「ハリーポッターと賢者の石」、「プーと大人になった僕」
日本人は「〜と〜の〜」っていう題名が好きなんでしょうか笑
僕は日本人ですがあまりピンときません笑
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