「泣けませんでした」母さんがどんなに僕を嫌いでも シャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
泣けませんでした
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太賀さんのファンなので、この映画を観ることをずっと楽しみにしていましたが、期待外れの結果になり、残念です。
私が鑑賞した日は、レディースデイだった事もあり、平日なのにほぼ満席に近い状態で、周りには号泣している方がたくさんいました。
そのような中で私は、ウルッとする場面はありましたが、物語が核心に触れていないもどかしさと、全体の演出が思い切りに欠ける感覚があり、感情移入出来ず、全く泣けませんでした。
特に虐待シーンは母親役の吉田羊さんのイメージを崩さない配慮が感じられ、嘘っぽくて、その後の展開への説得力が弱かったように感じます。
私は虐待シーンを露骨に表現するべきと言っているのではなく、説得力のあるストーリー展開、映像表現が欲しかったと言いたいのです。
演出と構成次第では、号泣必至だった内容だけに残念でした。
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