劇場公開日 2019年9月20日

「悪くはなかったけど…」アイネクライネナハトムジーク kawausoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5悪くはなかったけど…

2019年9月29日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

すごく高評価でもないのでは…?
伊坂幸太郎作品としては、珍しく毒のない話だけど、いわゆる群像劇でいろんな所に話が繋がる構造は健在。
そして、NHKの朝の連ドラヒロインが、何気に揃い踏み。それは、ちょっと良かったかな。
劇中、劇的な出逢いはないと否定しているが、やっぱりお話的には劇的な出逢いがあった。
それは良いけど、10年という時間経過をなめるな!って、いいたいかな。
人はぶれるし、変わっていく…特に外見は…。
全然、変わってない風貌には、正直、がっかりした。斉藤さん、あなたは妖精ですか?(笑)
お話なんだから、現実感がなくても良いという考え方は、賛同しかねる。
原作は読んでないけど聞けば、さらに9年後があるとか?
時間の都合で端折ったというより、10年後がこんな感じなら、さらに9年後は描けなかっただろうな…と思う。その9年後も気になるし、その意味で残念でした。
だからと言って、滅茶苦茶悪い話でもなかったが。
関係者ないけど、横に座っていた女性がハンカチを落として行き…。
どうしようか迷いました(笑)
だって、この作品を観た後なら、わざと?とか考えるよね?(笑)
拾われた女性も、たじろぐよね?(笑)
拾って追いかけて、ハンカチを渡して、ダッシュで走り去りました。

kawauso