「出会いは奇跡!誰がなんと言おうとも!」アイネクライネナハトムジーク 野々原 ポコタさんの映画レビュー(感想・評価)
出会いは奇跡!誰がなんと言おうとも!
出会いも、結婚も、確率論で片付けられたくない。
肝要なのは、たとえ後付けだってもいい…
そこに意味を見いだすことが出来さえすれば!
今泉力哉監督の前作『愛がなんだ』の円環作品とて
本作『アイネクライネナハトムジーク』を観ていました。
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野々原 ポコタさんのコメント
2019年9月25日
※追記です
映画を観賞する前日に、女性の権利と自由を主題とした
舞台演劇『人形の家』を観劇しました。
「愛は自由でなきゃいけない」として奔放に生き
「結婚は互いを縛るもの」として嫌う主人公・ノラ
演目は大変素晴らしいのですが、わたしには
ノラの自由を求める姿が、自分勝手に見えて
共感できなかったのです…
賛否を呼ぶものこそ作品として優れている。
間違いなく『人形の家』は近代演劇における古典的名作!
でも観劇後、わたしは「真の自由とは何か?」
「女性の権利と義務とは何か?」
と頭のなかで、ぐーるぐる…
そんな状態で観賞してしまった映画でしたが
上手く言葉に出来ないんですが…
何かひとつの答えを、返礼を、
この映画を通して、見えた気がしました。