ザ・プレイス 運命の交差点

劇場公開日:2019年4月5日

解説・あらすじ

「おとなの事情」のパオロ・ジェノベーゼ監督が、アメリカの大ヒットドラマ「The Booth 欲望を喰う男」をカフェに集う人々のワンシチュエーションドラマとしてリメイクしたイタリア映画。カフェ「ザ・プレイス」の奥のテーブルには昼も夜も居続ける謎の男。男のもとには人生に迷いがある人たちがたえず訪れる。彼らは願いや願望を男に訴え、男はそれをかなえる条件として、さまざまな任務を与える。がんの息子を救いたい父親は見ず知らずの少女の殺害、アルツハイマーの夫を救いたい老婦人は爆弾を仕掛けることを男から命じられた。願望実現の代償として、男が提示する課題はいずれも他人の運命を巻き込む行為だった。願いをかなえるため、男から無理難題を与えられる人々の運命が次第に交差していく。謎の男役を演じる「甘き人生」のバレリオ・マスタンドレをはじめ、アルバ・ロルバケル、マルコ・ジャリーニらイタリア映画界のスター陣が顔をそろえる。「イタリア映画祭2018」では「ザ・プレイス」のタイトルで上映。

2017年製作/101分/G/イタリア
原題または英題:The Place
配給:ミモザフィルムズ
劇場公開日:2019年4月5日

スタッフ・キャスト

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(C)2017 Medusa Film SpA .

映画レビュー

4.0 鑑賞者が試される映画

2025年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

カフェ「The Place」にある奥の席が舞台の全てです。
そこにいろんな人が訪れてとある男、神なのか悪魔なのか、と会話して行きます。
「契約」というキーワード、分厚いノートの記録が織りなすいくつかの物語が徐々に一つの帰結に向かっていきます。
観ている時、会話の一つ一つの先がどう進むのか、どの話とどの話がどう関わっていくのか、思い巡らして観ていくとワクワクしていきます。

この映画で最もの重要なのは、契約の概念です。
日本人、日本の宗教感では理解しきれないかもしれません。

そして、ラストにこの男がなんのかわかるかもしれません。
残尿感が残るか、スッキリして帰れるか、観る人を試す映画でした。奥が深い。

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zem_movie_review

5.0 登場人物の多さに少々苦戦するが面白いぞ

2024年3月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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つとみ

3.5 心地いい不可解さ

2022年12月26日
Androidアプリから投稿

何かしら死神とか天使とか超自然的な存在なんだろうなと思ったけど、無粋な種明かしはしないのが心地いい。全員が不幸になるわけじゃないけど、願いが叶う人も完全なハッピーハッピーで終わる訳でもない、控えめで観たあとに余韻の残る好きなタイプの映画でした。前に見たこの監督の大人の事情がトラブルを起こすように仕向けたムリヤリな展開でウンザリだったので食指が伸びなかったんだけど、まさかの大変身。しかしこれはリメイクなのね。そして大人の事情は原案ごとこの人。やっぱりまだ信用できないな。

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柴犬泣太郎

3.5 おしゃれな…

2021年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 3件)
KEI