ラのレビュー・感想・評価
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何度も見たくなる!!
初めて見た時の第一印象は「わからない」だった
展開が急すぎたし、落ち着いて見れなかったのもあったから、正直もういいかなと思った。しかしある機会で2度目の鑑賞。感想は「おもしろかった。もう一度みたい。」だった。ストーリーも、伏線も、キャストもすべてが良かった。
また、今まで4回見てきたが4回とも感想が異なったので何度も見れる映画だと思った。
内容もいい意味で裏切られるのでぜひ見てほしい!!
ラの音響け
最初音楽かなんかの映画だと思ったけど、観た時それをいい意味で裏切られた気持ちになりました。1回観た時は共感できなかった事も2回目には観方が変わり、ゆかりに共感出来たり、毎回毎回観終わった後違う感情になりました。
友情、恋愛はもちろん、親の愛はやっぱりどんな事があっても強いなと思います。男性、女性、年齢も問わずいろんな人が見れる映画です。
中毒性抜群です!
ラの予告見て解散したバンドがまた活動するストーリーだと思ってたら違った!!とんでもなかった!!慎平、ゆかり、黒やんの一部ずつを人間は持ってるはずだし見れば見る程ラの世界にハマっていく。見終わったら、「あのシーンまた見たい!」ってなる!ラは中毒性抜群の作品でした!見れば見るほど感情移入しちゃいました!ラストは人によって捉え方が違うと思います。私も最初に見た時の感想も見るたびに変わります。6回見た今はハッピーエンドだと思うし、今でもどこかで慎平、ゆかり、黒やんが生きてると思ってます。個人的に、2つの泥まみれ、始まりの場所と終わりの場所がポイントです!夢を諦めたんじゃなくて閉ざされた時の絶望感、生まれ変わる勇気、そしてタイトルの「ラ」の意味を知った時はゾワっとしました!辛い時、苦しいときはラを思い出しちゃうと思います!
始まりの音『ラ』を感じる作品
良い意味で人間の奥底の泥臭さの心情や嫉妬、依存などの、人が他人の前で表では出さない感情のぶつかり合いが、慎平、ゆかり、黒やんそれぞれの想いと感情と抱える状況にリンクして、それぞれの『ラ』の世界を感じれる作品だと思いました。
今までで3回観ていて、ゆかりの心情に強く共感する部分が自分自身にはあったので、そこを中心に観てしまうのですが、それでもゆかりと慎平のそれぞれの環境の変化や周りの人との関わりで変わっていく関係性や、黒やんと慎平との間での出来事や感情のぶつかり合いで変化をする物語に、3人のトライアングルの心情の変化がすごくリンクされている作品だと感じて、そのトライアングルの方向は観る人の捉える視点がどこに置かれて、どう感じるかによって、人それぞれの価値観でこの『ラ』の世界の感じ方や感想は全然違うものに変わると感じました。
なので、何回も繰り返し観たいと思うし、観るたびに新しい発見や疑問、その疑問が解決されたり、と回数を重ねて感じたい作品と思っています。
そして答えが1つではない『ラ』の世界観をたくさんの方に観てもらい、それぞれの感じ方で『ラ』の世界を感じてもらいたい、素敵な作品だと思いました。
生きている。
この作品の中では主人公の慎平君を中心に、全員が生きていました。 演じている、とは少し違って。主演や出演者の方もおっしゃっている通り役が一人歩きできて、1人の人の人生の分岐点を少し観ているような映画でした。
いいこと、楽しいことばかりでなく、辛く苦しく、不器用な人たちの、いい意味で綺麗事のない、でもみた後に何か少しだけ一歩を踏み出してみようと思わせてくれる。 そんなあまりない、観るのに力は少しいるけどとても素敵な映画でした。
また、この作品は関わった方たちの熱量がすごいです。
真剣に取り組まれたこと、伝えたいものがあること。むやみにしゃべるのではなく、みたら伝わってくる。表現がしづらいですが、、
何度見ても、毎回視点が変わる、少し不思議な映画、是非ご覧ください。
何回見てもおもしろい
内容的にはバンドの復活を願う主人公とバンドに戻ることをネタに犯罪に加担させる親友と主人公に依存しあることを条件にお金を与え続ける彼女というドロっとした映画なんですが、映像のすばらしさ、音楽のすばらしさ、なにより桜田通、笠松将、福田麻由子という今が旬の俳優3人の魂こもった演技がこの映画を面白い、何度も見たいと思わせる理由です。なかでも土砂降りのシーンは何度見てもすばらしい。
自分の生き方は「ラ」かも?
単刀直入に言うと1回見ただけでは「??」かもしれません!
「ラ」の音は赤ちゃんの産声の音 。私は出産を経験した事が2度あるので、思い出してみると、「たしかに!同じ音だ!」と思いました 。
みんな産まれた時は「ラ」の音を出して産まれてくるのだけど、生きていくうちに「ラ」のチューニングはズレていくのかもしれない 。そのズレていく過程を表現したのが慎平だと思いました 。ゆかりや黒やんもそうだと思う。私も1回しか観ていないので中間部分はとにかく、慎平、ゆかり、黒やん、そろぞれのいろんな葛藤がありましたね 。
最後にゆかりは出産をして、そして赤ちゃんの産声を聴く。その産声「ラ」で、ズレていたチューニングが徐々に戻っていくのかな 、と思いました 。
「ラ」とゆう一文字のタイトルだけで、こんなに深い内容になっていて、考えさせられるのは凄いと思いました!
福田麻由子さん演じる、ゆかりの出産シーンは本当にリアルでした!まさに陣痛、出産の時間ってあんな感じ!息の使い方とか!素晴らしかったです。
最後に 、自分の生き方は「ラ」かも?について、、私もバンドマンだった彼との子供を授かり、本当に慎平みたいなクズ(笑)な旦那さんだったんですよ 。私はゆかりみたいに貢いではいませんが(笑)うちは立ち会い出産をしたので旦那さんも産声を聞いています。赤ちゃんが産まれてから本当に彼は変わりましたね 。慎平のようにろくに働いてなかったのが 、自分が弾いていたギターのチューニングを戻していくかのように「ラ」に近づいていった姿を思い出します。
誰にでもあるような 、ないような 、これからもしかしたら経験するかもしれない話かもしれませんね 。それが映画ラ!!
衝撃
毎回観ても違うものを感じる映画でした。
慎平、黒やん、ゆかり、それぞれの気持ちも理解できてきた。こんな人生も絶対誰かの人生のそのものだなーと思うぐらいリアルでした。
色々細かいとこもう一回確認したいので、また観に行きたいと思います。
男子のガキ心を
バカがつくほど純粋な少年が大人になっていく"ラ"までのストーリー
青春時代から成長して、あの頃が良かった〜なんて思っていても、仲間はそれぞれ変わっていって…
追いつけない自分の「もどかしさ」や、がむしゃらに追っていた「夢」や…
男子のガキ心を陳腐に描いてる様な気がします
黒やん役の笠松将くんの演技が素晴らしいと思います
現代の闇とこれからの光
衝撃的に、覆される映画でした。バンドマンの青春映画かと思っていましたが全然違う!!の連続でした。
劇中歌である、鼓動とキボウノリズムもとても映画の中だけではもったいないシーンでした。
桜田通さん福田麻由子さん笠松将さんが3人に、
慎平とゆかり、慎平と黒やんの2つづつの衝撃の出来事が最後に1つになり、
桜田通さん演じる慎平の運命が切り開かれる衝撃作です。
福田麻由子さん演じるゆかりは、特に女性の片隅に必ずと言っていいほどあるものが大々的に出てしまっているけれど、必ずしもどこかで絶対的に共感できる部分があります。
笠松将さん演じる黒やんこそ、血が通っている今を生きていることを感じました。
前編後編があるような、白と黒で切り離されたストーリーにも感じました。
自分には関係ないと思っていたとしても、いつ自分が降りかかってくるかもしれない3人の人生を現代における闇とこれからの光を感じ、自分自身が考えさせられる映画でした。
すでに複数回見ているのですが、見る度に新しい事実を感じることが出来ました。
映画タイトルにある『ラ』を意味ことが最後に伝わってくる素敵な作品でした。
よかった
初見、客観的にみて自分にはあり得ないことだらけで笑えた。ツッコミどころ満載で、え?ココみんな笑わない?すごい面白いんですけど。って感じだったから、そんなに重い映画として捉えなくてもいいんじゃないかな。出演者目当てで観に行ってるから2回、3回と観たけどまた感じるものが違ってくる。主人公・慎平の純粋で真っ直ぐすぎるところ、あとかなり頭の弱そうなところが少し頭にくるけどなぜか憎めない。慎平の彼女・ゆかりの行動はかなりホラーで男からしたら怖すぎるけど、女性は共感できるところがあるんじゃないだろうか。慎平を巻き込んでいく元バンド仲間の黒やんは自分の中での葛藤がよく表現されていてよかった。この作品がなにを伝えたいのかは観る側によって大きく変わってくると思う。夢を見ていた青春時代と、それを失って大人になった今と、これから先の未来。色々と考えさせられたな。あと、劇中にライブシーンが出てくるけど実際に演奏して歌っているらしい。普通にうまいからそれも見どころかな。
何度も読み返したくなる小説のような映画
これから新たな生活を始める人、一歩前へ進み始めたい人に見て欲しい作品です。
ずっと燻っていた、弱さのある主人公、慎平が生まれ変わる様が主軸のストーリーです。桜咲くこの季節にピッタリな映画なのではないでしょうか!
観た感想を一言で表すと「新たなスタート」「愛」そして「一筋縄ではない、何度も観たくなる!」です。(一言で言えてない)
よく作り込まれていて、制作者の熱量を肌で感じられるような映画です。良い意味で期待感を裏切られます。
登場人物がシンプルなので出演陣の演技力が試される構成ですが、主要3人の桜田通、福田麻由子、笠松将がそれぞれ役にハマっていてファンでなくても見応えあると思います。
個人的には福田麻由子さんの迫真の演技に終始ドキドキさせられました!
それぞれの役所が絶妙に物語に絡みあって、作品を高め合っている感じがしました。
物語のなかに妙に引っかかるポイントが随所に隠されていて、振り返ってアレはこうだったのかな、ああだったのかなと考えさせられたり、観た人と語り合ったりして議論を白熱させる楽しみ方もアリな映画です。
久しぶりに映画を観ようかな、普段とちょっと違う映画を観たいなと思っている方にオススメしたい作品です!
一回観ただけじゃもったいない、何度も読み返したくなる小説のような映画です。
以下物語の内容若干含む内容です。
主人公慎平は周りの人にすごく愛されているなと思いました。ただ愛し方も人それぞれ、色んな形があります。わかりやすく表現されているものとして、恋人の歪んだ愛、母親のまっすぐ温かい愛情、素っ気なかった父親の実は心配してくれてたんだという隠れた愛情、など。
ただ振り返って考えると最終的に袂を分かった「元」親友も一見最低野郎に成り下がった奴ですが、また違った形で慎平のことを想っていたんだなと思える面もあったり、振り返るほど発見がある映画に仕上がっています。
ぼく個人は勘繰ったりしてモノを見てしまうので、あいつ、実は一番悪いやつだよなとか、黒幕はアイツで、だとするとあのシーンはこんな意味があるのかな、とか、深掘りできるキャラクターが物語のサイドで深みを持たせています。映画特典の映像も観ましたが、それを観ることで設定を綿密に練られているんだなとわかる部分もあり。また観たくなってしまう憎い仕掛けも施されています。
また観に行きます。
作品の中ほどでなくとも、自分の周りの人との感情の掛け違いをいろいろ思い起こされる不思議な作品でした。
1度目は予告から裏切られるストーリーの衝撃を受止めきれず戸惑い「観る人で感想が違うだろう」と感じました。すでに2度目を観に行く予定があったので感想をまとめるのはその後にしようと思っていたら2度目を観終わると1度目とはまた違う感想が浮かび…3度目もまた違う感想になって。
この作品「同じ人でも観る度に違う感想が浮かぶのかも」と。どんどん面白くなってきました。観終わって同行者と作品について話すのも面白いです。また解釈が変わったり…。
入場者特典のソとソ#の動画を観て、またもう1度観たくなります。うまい戦略です。
実際に観たらまた感じ方が変わり驚きます。
どのキャストの熱量も高く、主要3人に魅せられて飽きる間もありません。3人、それぞれの目線で観るとまた別の物語として捉えられて何度でも楽しめそうです。
主題歌、劇中歌がとても心地よくて。主演の桜田通さんの歌の上手さが際立っています。
途中、なかなかに重いテーマがずっしりときますが、最後には遠くから届く光が見える気がします。作品中の人物に明るい未来がやってくる予感。
何度か観る事で楽しめる作品もあるんだなぁと初めて知りました。素敵な作品に出会えて良かったです。
年齢や性別に関係なく響く良作です
縁あってこの映画を観ることになりましたが、本来の僕(40代男)であれば食指が伸びる映画ではなかったと思います。
でも、結果としては観てよかったです。
観る前の印象としては若い人向けの青春映画、しかし観てみると誰にでも共感できる面がある、しかしその一方で多くの人が経験しないようなことを描いている人間ドラマといったところでしょうか。
僕自身の映画の評価として、「人はこういう場面に直面したらこんな反応しないだろ」というようなことがあると一気にさめてしまうんですが、そのような引っ掛かるようなところがなく、しかし、なにも感じないというようなことは一切なく、むしろ感情を揺さぶられるような場面が多く、あっという間にエンディングを迎えました。(どっと疲れましたが笑)
実は2回観ているのですが、1回目より2回目の方が腑に落ちる点が多く、2回目を観てよかったと思いました。
よくある分かりやすい展開の映画でなく、色々と考えさせる映画であるというところが高評価のポイントです。
他のこの映画を観た人と語り合いたいです。
あと、完全に僕は素人ではありますが、映画製作の関係者等がこの映画を観たら、出演者の演技は確実に評価されるだろうなと感じました。
主要キャストをはじめ、「演技ってすごいな」と思わされる映画でもありました。
何度でも観たい
予告編からはどんなストーリーなのか想像できなかったのが逆に良かったです。
どの登場人物の目線で観ても共感できる部分があり、何度観ても新鮮な気持ちで観ることのできる作品だと思います。
見終わった瞬間から「あのシーン見直したい!」と思えるシーンが沢山あるほど、1つ1つのシーン全てに手が込んでいました。
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