劇場公開日 2019年4月5日

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「現代の闇とこれからの光」ラ aさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現代の闇とこれからの光

aさん
2019年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

怖い

興奮

幸せ

衝撃的に、覆される映画でした。バンドマンの青春映画かと思っていましたが全然違う!!の連続でした。
劇中歌である、鼓動とキボウノリズムもとても映画の中だけではもったいないシーンでした。
桜田通さん福田麻由子さん笠松将さんが3人に、
慎平とゆかり、慎平と黒やんの2つづつの衝撃の出来事が最後に1つになり、
桜田通さん演じる慎平の運命が切り開かれる衝撃作です。
福田麻由子さん演じるゆかりは、特に女性の片隅に必ずと言っていいほどあるものが大々的に出てしまっているけれど、必ずしもどこかで絶対的に共感できる部分があります。
笠松将さん演じる黒やんこそ、血が通っている今を生きていることを感じました。
前編後編があるような、白と黒で切り離されたストーリーにも感じました。
自分には関係ないと思っていたとしても、いつ自分が降りかかってくるかもしれない3人の人生を現代における闇とこれからの光を感じ、自分自身が考えさせられる映画でした。
すでに複数回見ているのですが、見る度に新しい事実を感じることが出来ました。

映画タイトルにある『ラ』を意味ことが最後に伝わってくる素敵な作品でした。

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