コーヒーが冷めないうちにのレビュー・感想・評価
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個人的には好きな作品
いくつか「ん?」というところはあったが、全体的にはよくまとまっていて感動もあったので、★4という評価です。
「ん?」という部分は、ストーリーの中でいくつかの矛盾点と石田ゆり子の演技。この人の泣きのシーンがかなーり残念だった。あとは最後に出てくる中学生の女の子のシーン。演技が下手な上にバタバタした感じの子になっていて、こんなにハキハキバタバタ元気娘だったら、小学校3年生くらいでチャレンジできるのでは?と感じてしまった。もっと両親に似ておとなしめの真面目な感じの女の子に、オドオド演技させればよかったのに。それかハキハキした小学生の女の子をキャスティングすれば納得感があったのにな、と感じた。
姉妹のストーリー、夫婦のストーリーに感動。
メインのストーリーはなんとも言えませんが、
薬師丸ひろ子さんたちの夫婦のストーリー。
吉田羊さんの姉妹のストーリーは感動しました。
薬師丸ひろ子の旦那さん役だった方の、大丈夫だよ。と言う言葉には涙がでそうになりました。
メインのストーリーは有村架純さんの演技がなんとも言えない感じです。
感動の母親との再開のシーンが、残念な感じになっていました。
あくまでも自分の意見なのですが、
映画館の大きなスクリーンで見るより、TUTAYAでレンタルしてみる方がいいと思います。
マスターの行方も気になります。
キャストが良かったので満足
このキャストなら間違いないでしょ、と思って行ったら期待通り。皆さん良い演技するよね。
特に松重豊と薬師丸ひろ子の夫婦役には感服。有村架純と伊藤健太郎の爽やかなカップルも良かったな〜
脚本の致命的な矛盾も、?と思う演出も、まぁいっかと流せるぐらいにはそれぞれ好演だったし、喫茶店の雰囲気も良くてほっこりした。
詰め込みすぎとか表面的とか、私は気にならなかったけどな〜そこは正直好みかな。
4回泣けるっていうキャッチコピーは嫌いだけどね。個人的にはこれまで見てきた中で最低。
それだけはほんと残念。
心は冷めない
最初ののんびりとした単調なテンポに
睡魔に見舞われそうになったが、
話が進んでいくごとにそのテンポが心地よくなった。
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長年互いに好意を抱く幼馴染に、突然アメリカに行くと言われもやもやする若い女性。
今や認知症となった妻にどう接していいのか分からず、看護師として妻のそばにいる旦那。
自由になりたくて若いうちに家を出てから、実家との付き合いが疎遠になっており、必死に向き合おうとしてくれた妹を事故で失ってしまったスナックのママ。
過去に戻れるコーヒーを注ぐことのできる能力をもつが、自分のいれたコーヒーで現実世界へ帰って来れなくなってしまった母に罪悪感を抱き続ける喫茶店の娘。
コーヒーが冷めないうちに、コーヒーを飲み干してしまわないと幽霊になり永遠に現実世界へ戻れなくなる。
4人それぞれがそれぞれの会いたい人へ伝えたいことを伝えるために過去に戻る。
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自分が大切な人にどうしても伝えたいことがあった時、私はあの席に座れる勇気があるのだろうか。そんなことを考えながら映画を鑑賞した。
過去(起きてしまったこと)はもう変えられないが、
未来を決めるのは、いまの自分自身。
父に会いに過去へ行ってそのまま娘を置いて戻ってこないのかと思われていた主人公の母親が、
自分の寿命を知って自分がいなくなった世界で娘が暮らしていけているのかを見に未来へ行っていた。
というのはなんとなく想像がつきベタではあったが、
“子どもを想う母”は、なんとも強くたくましく魅力的で、自然と涙が伝った。
2時間越えの大作ではあったが、見ているうちに世界観に引き込まれて心があたたかくなれる。そんな作品。
予想以上
あまり期待していなかったけど
なかなかよかった。
過去には戻れるけど未来は変わらない。
これはとても良い。
それでも過去に戻ると本人の気持ちが変わる。前向きになる。
これもすごく良い。
見ているこちらもなんだか前向きになった。
何よりも時田数さんが前向きになって本当によかった
ほっこりする映画だった
ただ伝えたい
‘’大丈夫なんだよ、それを伝えに来た。”
過去に戻っても今は変わらない
そう知っていても もう一度、と思う過去がある。
自分の色々な場面に重なりました。
私も母親に伝えてないことが沢山あります。
別れ際の畳み掛けるような愛が心に残りました。
とても面白かったです。
沢山泣きました。
直ぐに過去になってしまう今この時を
大切に生きたいと改めて思います。
小説ファンは見ないほうがいい
いろいろ設定変えすぎじゃない?がっかりした。。
涙の一つもでなかった。あんな急いだ展開、演出を安っぽくしなくてもいい、もっとしっかりした描写をいれたほうがいいと思う。数の恋愛シーン多すぎ、あんな描写いらない。もっと数は秘めた感じのほうがキャラがはえたとおもう。
未来のミキ
喫茶店“フニクリフニクラ”にあるレトロなレジスターやコーヒーチケットの壁掛けなど、昭和の香りがプンプンする雰囲気が良かった。こんなレジスターじゃ来年8%から10%に上がる消費税に対応できるのかどうか突っ込みたくなるのを我慢していたら、エンドロールのおまけ映像に新しいレジがちゃんと映ってた。そして未来の未来(みき)ちゃんはどうやって過去にやってきたのかという頭が痛くなるほどの疑問にも答えてくれていた。
客が望んだ時間に戻ることが出来るという都市伝説。そんな秘密めいた伝説であっても、働いている時田数(有村架純)やマスターの時田流(深水元基)はあっけらかんと本当だと言う。拍子抜けするのも束の間、現実は変わらないとか、過去に戻ってもコーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならないとか、喫茶店を訪れたことのない人には会うことができないなどのルールを教えられる。タイムスリップを扱った作品では必ず訪れるタイムパラドクスをこうしたルールを作って回避しようとしているところが潔い。さらに、飲み干さなければ戻ってこれなくなって幽霊になってしまうなどといった恐ろしさも加わるが・・・
ファンタジー作品なのだから細かいツッコミは置いといて、タイムスリップできる席にいつもいる幽霊(石田ゆり子)の存在や時間を操ることのできる時田家の女を徐々に明かされる展開にはわくわくさせられた。過去を変えようとしても現実は変わらないが、人の心は変えられる。未来を変えることはできるのだという、前向きな発想も心地よい。
ストーリーは4つのエピソードを見事につなぎ合わせたもの。波留と林遣都の恋愛、薬師丸ひろ子と松重豊による若年性アルツハイマーの問題、吉田羊の姉妹による旅館跡継ぎの話、そして有村架純と母親の物語。特に良かったのはアルツハイマーのエピソードだったけど、患者と看護師の関係を夫婦の問題として前向きにとらえるところが素晴らしい。ただ、5年、10年先には理想だけでは解決できない苦労が待っているハズ・・・
ストーリーがさらに進むと、もう一つのルールが待っていた。時田家の女性にしか時間を操ることが出来ないのだが、自分でコーヒーを淹れても過去に戻ることは出来ず、他の時田家の女性に淹れてもらうしかないというものだ。つまり、今いる時田の女は数だけなので、母親に会いに過去に戻ることはできないというのだ。数に恋人ができて妊娠したおかげで、それが娘であれば・・・というクライマックスに繋がる面白さはエンドロールを見なければわからない。
途中で展開に飽きてしまうこともあったけど、、
原作を読まずに映画を観ました。
4つのそれぞれのストーリーがあって、
4回泣きますとありましたが私自身涙もろいこともあり、3回ほどうるっとくるシーンがありました。
たしかに、話を詰めすぎてる感もありますが私はあまり不満には思いませんでした。それより、役者さんたちの表情の演技が素晴らしくて、特に松重さん。
私自身、身近に認知症を患ってる方がいたのもあり共感もありますが、松重さんの表情にやられました、、
私的には、
有村架純ちゃんが過去に戻るあたりの話から、少し長く感じてしまい、まだかなまだかなと思ってしまいましたが、最終的には話が繋がっていてこれもずっと涙がポロポロ出てしまいました。笑
全体的に、途中に話にツッコミどころもありましたが、タイマーが鳴ってもしばらくは大丈夫だという所や薬師丸さんが石田ゆり子さんを足止めしてた所など、笑
でも私的に観てよかったなと思う作品でした。
私も有村架純ちゃんに淹れてもらったコーヒーが飲みたいです^ ^可愛かった‼︎
ありがとう!!!
原作未読です。
ただのお涙ちょうだい映画ではない、前を向いてこれからを生きていく力をくれる映画でした。最近の邦画はあまりピンとくるものに出会えてないのですが、この映画は素晴らしかった。薬師丸ひろ子と松重豊の演技力に吸い込まれました。
波留の回も、最初はあれくらいの軽めな感動が全体のバランスとしては良かったと思います。
石田ゆり子、あの役にあの存在感はぴったりですね。幽霊が似合うというわけではないですが、なんとも、フワッとしてるあの感じが。他の役者さんだったら、違和感あったかも。
とにかく全体的にすばらしかった。
評価が5ではないのは、最後のかすみちゃんの子どもが成長した子役の子があまりにも、似てなさすぎて、演技力はすごいのだと思いますが、そこだけが残念でした。。
涙が止まりませんでした。
原作完読で観てきました。
原作、泣きました。
映画、すごく良かったです。
ここ最近の映画で一番泣きました。
素直に感動しました。
どんどん惹きこまれて、
夫婦の話と、
数と母の回は涙が止まりませんでした。
原作とは色々違うけど、すごく好きでした。
二美子の話がちょっと残念だったのと、
個人的に計の話が好きなので、その回も観たかったな
と思いました。計を出しちゃうと、色々設定も変えなきゃだし、時間が足りないのかな〜と思いますが、、、
原作では数とお母さんのことがぼんやりでしたが、
映画で描かれていた話に感動して、もう涙が止まりませんでした。
泣きすぎました。
評価が普通だったので、面白くないのかな?と思いましたが、私はすごく大好きでした。
涙たくさん出ますよ〜
素敵な映画でした。
よかった♡
自分の身に置き換えて4回泣けましたよ。
恋人、夫婦、姉妹、親子の物語・・・
主人、お姉ちゃん、娘に息子、母に気持ち(愛)を伝えなきゃって思いました。きっと伝えられない・・・・
ちょっと期待外れ
予告編でお話が面白そうだったので期待して観ましたが、私は感動することは出来ませんでした。本来ならば過去に戻って相手と対話して解決できる綺麗な結末ばかりではないでしょう。そういう面も見せれば良かったかも。感動ありき、涙ありきのストーリー展開だった気がします。4つめのエピソードで、いきなり未来という女の子が出てきたのにはとっても違和感か残り、そこからずっと映画が楽しめませんでした。タイムトラベルには厳格なルールがあって、その上でどうしてその少女が現れたのかが映画だけでは分かりませんでした。原作だと納得出来るのかな。でも、映画は映画で完結されるべき。
2回観ても涙が
タイムパラドックス映画は山ほどありますがこの作品の秀逸なところは過去は変えられない設定になっていること。そのことが人の気持ちを前向きにさせて、かつ新たな希望まで抱かせてくれる素敵な作品に出合えてまた観たいと思う映画です。
4回泣けるは言い過ぎだけど、、
個人的に好きな映画。
自分の勝手な解釈も含めて、
伝えたい(だろう)ことに共感できたから。
過去に戻れるなんてファンタジーなんだけど、
もしかしたら、
後悔してる過去の事をもう一度見つめ直して、考えて、
そして今できる事をする、というのは
過去に戻らなくても、誰もができる事なのではと
改めて感じました。
ありがとうも、ごめんなさいも
伝えることができるときに伝えたいなと
心が温かくなりました。
一番泣けたのは、
やはり松重さんと薬師丸さんの場面。
三年後も大丈夫と言い張る所、
でも嘘ってばれちゃう所、
患者でなく夫婦でいたいという手紙。
設定やら細かく気にする人には向かないかもですが
自分にとっては最高の映画でした。
欲を言えば…
散々なレビューが多いけど、最近みんな辛口だね。
映画を知った風な辛口レビューは嫌いです。
素直に感じる気持ちのない人には、映画は感動をくれません。
それはさておき、多くの人は後悔というものを体感している。
あのときなせ、あんな風に言ってしまったんだろう?どうして伝えなかったんだろう?時が戻せたなら…そういう経験をしたことがある人は多い。
相手が亡くなったり、認知症になっていたら、未来でどうあがこうが、もう「何も変えられない」けれど…と、これもまた多くの人が思っているけど、この思い。
「もう何も変えられない」←本当にそうか?
自分の気持ちの整理だけは、まだこれからがあるのでは?
が、この映画の軸。
でもこれ見よがしにポジティブ、さぁ前を向け!元気を出せ!ではなく、作品としては地味だ。そこが良い。
私は泣いた。素直に胸に沁みた。
ただ、欲を言えば未来に2人のDNAを感じづらいので、小役のキャスティングは演技力だけじゃなくて見た目だけでも似せて欲しかったことと、両親が老けないと言うのは、エンドロールだけだとしてもナシだろと。
叔父さんの世界に変化がないのも気の毒。
それと、運悪かったね。
時空を超える演出、水に落ちるのとても素敵だったけど、タイミング悪くシェイプオブウォーターと映像イメージが似てしまった。
よくあるパラレルワールド感と違う有意義な演出だっただけに、残念でした。いや、と言うか気の毒でした。
人の心って、強くて脆い
序盤は、泣かなくて
あれ?これって感動しないやつ?
なんて思ってだけれど。
2人目の傷。3人目の傷。
かずちゃんの傷に入ったら
泣きっぱなしでした。
お母さんに愛されてるのかな。
産んで良かったと思ってる?って
同じ疑問を抱いたことのある人も
少なく無いだろうし…。
なんだか、偏見なく見ていたら
得るものが多い映画だなーと感じた。
人の心の弱さと強さ。
人を思う心の暖かさ。
過去を変えても今が変わらないこと。
たくさんの葛藤とか、複雑な心境が
すごく面白かったです☆
大丈夫だよ
自分ならどうするかと
思ってみました。
変わっていく彼女に、
どうやって接したらいいのか
わかりません。
絞りだせるのは、
やっぱり、
自分も励ましの言葉。
だけど、
気のきいたことは、
絶対言えない。と思う。
かわらないよ。
大丈夫だよ。
そう
自分もそういうな。
と思って、泣けました。
ストーリー全体で
共感したのは、
このパートだけだったけど
それでも、
いい作品でした。
あと、
エンドロールは、
微笑ましいので必見です。
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