コーヒーが冷めないうちにのレビュー・感想・評価
全84件中、21~40件目を表示
この原作本、だいぶ前に買ったけど、積ん読のままで読んでなかったなあ...
この原作本、だいぶ前に買ったけど、積ん読のままで読んでなかったなあ。
さて、都市伝説の設定になかなか理屈っぽい感じがして、導入は今ひとつだった。が、波瑠が未来に向かって真向きになる展開はよかった。
秀逸だったのは薬師丸ひろ子と松重豊の、認知症の話。年齢が近いせいか、自分の身になった考えてしまったよ。再びプロポーズできるなんて、素敵やな。この話は感動した。
豪華キャストに話題の原作本だったので、期待が大きく、及第点までは達しなかったけど、最後まで引っ張られて見ました。
この店のあの席のコーヒー、過去を変えるんじゃなくて、未来を変えちゃうのね。
いい!
原作の本を読んでからこの映画を観ました。
内容は、ある程度把握していたのですが読んだのがけっこう前だったので思い出したながらという感じで映画を楽しむ事ができました。
内容は、ある珈琲店の席でコーヒーを飲むと過去に戻れる。過去に戻れるからといって変えられる訳ではない。
その設定がタイムスリップする物語としては、いいなと思いました。
現実でも受け入れたくない過去や見なければいけないものとか沢山あると思います。
大きな幸せばかり追い求めていると細やかな幸せを見逃す。そんな、メッセージがあったのかなって感じました。
過去に戻っても変えられないとしてもそこから先にあるのは、今しかない。
だからこそ、今に向き合う大切さが大事だと強く感じました。
涙するまでは、いけなかったけど…
時間を置いてから何度も観たいと思えるそんな映画でした。
みき(未来)、飲んで戻ってくる・・イェイ
映画「コーヒーが冷めないうちに」(塚原あゆ子監督)から。
「未来は訪れてませんから、それはお客様次第かと」
「起こってしまった事は変わらなくても人の心は変わります、
ですから意味がないわけじゃない」
「たったコーヒーいっぱい分の時間でも心は変わる」など
「心は変わる」がキーワードになっていた作品。
しかし、私が選んだのは、エンドロールで流れる映像。(汗)
過去に戻って母親と話したい、という願いを叶えた仕組みが、
メイキングとして解説されているからだ。
未来から戻ってきる日を、店舗の壁の張り紙に
「約束の日 2019年4月13日 AM8:00」と書かれていたし、
数年後、キーパーソンとなる娘に「順番を確認するワンシーン」
「お母さん、入れる」「みき、行く」「えっと、みき、入れる」
「お母さん、行く」「みき、飲んで戻ってくる・・イェイ」
ゆっくり文字にしてみると、
・(数年後に)お母さんが娘にコーヒーを入れる
結果、娘が現在へタイムスリップ。
・次に現在で、娘がお母さんにコーヒーを入れる
結果、お母さんが過去へタイムスリップ。
・その間に、娘はコーヒーが冷めないうちに飲む
結果、娘は未来へタイムスリップして戻る。
・お母さんは、過去でコーヒーが冷めないうちに飲む
結果、お母さんは過去からタイムスリップして戻ってくる。
なるほどなぁ・・そういう仕組みかぁ。
P.S
原作は、川口俊和著(サンマーク出版 刊)
「コーヒーが冷めないうちに」「この嘘がばれないうちに」
もう1作品の原作が気になる・・(汗)
うーん、もったいない
お話しは非常に良かった。
でも、なんだろう。「ほら、俳優豪華でしょ?」「ほら、ここ泣けるでしょ?」と、なんというか押しつけがましい感じが作品から広告から透けて見える。ポスターなんてマイナスの効果しか無さそうなレベル。
せっかくお話しと俳優陣の演技が良いのに、過剰な演出で鼻につく一方。非現実な状況に観客を感情移入させる工夫や、実写化によって増す設定の不自然さの解消などには気を使えていない。
レビューにネタバレは含まれてないけど、映画を観る前にこれ読むのはオススメしないので「ネタバレあり」設定にしておきます。
ライトに泣きたいときに見る映画
過去に戻れる喫茶店フニクリフニクラ。
ある席にあるタイミングで座り、強く思えば、タイムスリップができる。
でも、タイムスリップができるのは、いれてもらったコーヒーが冷め切るまで。
冷めないうちに飲み干さないと元の世界に戻れなくなってしまう……。
有村架純はかわいく、伊藤健太郎は普通っぽさがとても良い。
特に伊藤健太郎とのキスシーンは胸キュンだし、
水の中の演出はなるほどと思わせる。
端々に感じる、こーゆーのがすきでしょう?泣けるでしょう?ほら今泣けるシーンだよ。涙誘うでしょ?
というゴリゴリ押してこられる感じ。
ごめんなさいわたしには合わなかったです。
そもそも原作がそこまで深くなくライトに涙を誘う感じの作風なので、これもこれで忠実な再現と呼べるかも知れない。
劇中の音楽の違和感と、 不必要ない出演者総まとめコメント(そんなこといちいち語らせずに感じさせて欲しかった)、
エンディングのトロイメライは絶対この曲じゃないよね?と思ってしまった(YUKIは大好きです)。
脚本家と監督に期待を寄せていたこともあってか、残念な気持ちが拭えない。
ストーリーは簡単なタイムスリップ物
4回泣けるかというとそうでもないけど、ホッとしたのも入れたら4回かな。
波留のストーリーはイマドキの子たちのお話。打ち明けられない勝気な性格で男の子に好きと言えなかった過去を振り返り、正直になる道を選んだお話。
松重さんと薬師丸さんのお話はお店に来た時の感じとかから夫婦なんだろうな、という予感と薬師丸さんの役が認知症なんだろうなという思いが最後実を結んでいく話。男って言ってもらわないと分からない事が多いのでこれはこれで必要とは思いつつ思いを読めるようになりたいとも思わされたお話。
吉田羊さんは取り戻せない過去に悔いつつ先を見つめていく姿勢に涙するお話。大事な人を失くす。それが最後に思いを伝えられないまま逝ってしまった。自分もそんな体験があったので涙しました。
最後は主人公有村親子のお話。お店にいる幽霊が実はお母さんでという辺りまでは何となくわかってた。何でコーヒーを飲んで帰ってこなかったのかを追いかけていくお話。自分が親だったらと考えながら観ていたらストンと腹に収まったお話でした。
自分の現在と被ることの多かった映画。未来に連れがどうなるか分からない。でもそれを今心配しても仕方のない事だからこの映画の様に前を向いて生きていきたいと感じさせられました。
コーヒーが冷めないうちに
原作は読んでなかったのだが映画は良かった。泣けた。4つの話でストーリーが成り立っていて、広告では4回泣けますとあったが、最初の1つ目は正直微妙というか泣けはしなかった。2つ目、3つ目がかなり泣けた。
1つ目はカップルの話、2つ目3つ目は認知症の妻と仲の悪い姉妹の話、4つ目は主人公の話。
4回は泣けなかったけど…。
原作未読。
予告編と王様のブランチでやっていた特集を見て、面白そうだと思い鑑賞しました。
「過去に戻れる喫茶店」で様々な人のエピソードが描かれていて、幼なじみに思いを伝えられなかった女性、認知症を患う奥さんを持つ男性、妹にもう一度会いたいと願う女性とどのエピソードもうるっと来ましたが、個人的には喫茶店店主の時田数(有村架純さん)とお母さん(石田ゆり子さん)のお話が、とても切なかったです。
キャッチコピーに「4回泣けます」と出ていますが、私は2回しか泣けなかったです。原作も読んでみようかと思います。
もし過去に戻れたら、どうするかと問われたら、私はたぶん「戻るのが怖い」と言ってしまうと思います。
主人公の数について
過去に行きたがるお客さん達には、何もかも分かったように静観しているように見えるキャラの数が、自分のことになると途端 母親に捨てられたとか、悲観的で子供っぽく自分のことしか考えられない女子に豹変するものんだろうか?と疑問に思ってしまった。
途中からは数の幼さばかり目が行ってしまい、石田さん演じる母との別れの泣きじゃくるシーンも石田さんの演技もあってウルっとは来たけど、有村さんも数の子供の時の感じを真似て演じているのかな?でもそれがなんか逆に子供っぽ過ぎて幼稚にしか見えなくて
あんなに信頼出来る 数のことだけ考えてくれる恋人や従兄弟のお兄さんがそばにいて、愛する人との間に子供もできて、みんな数のせいじゃないと言ってくれて味方で、たとえお母さんに不信感があったとしても悪い風に思い詰めて回りが見えないっていうのは大袈裟過ぎる気がします。
過去のクリスマスシーンも母に執着があるならあんなに泣いてお母さんと別れを惜しんでいたら夢だと思ってても、記憶として忘れることはないと思うのにそのことは忘れていたり
数と母の思い違い行き違いで観客を泣かせようとしてるのがダダ漏れで大げさすぎると感じてしまったので泣けませんでした。
だからかもしれませんが、それ以外の他の方がされた演技は気になりませんでした。薬師丸ひろ子さん夫婦や吉田羊さんも良かったです。
有村架純ちゃんは嫌いな女優さんじゃないんですが、この役柄の構成がちょっと?だと思いました。
妄想の共有
テーマは誰しも心の中にもつであろう後悔、残滓の捨て場所、浄化にあるのだろう。過去を変えられないならせめて思いのたけを伝えたい。人それぞれの秘められた後悔とはどんなものなのだろう・・。そこでタイムスリップを使うのだがテクノロジーを避けてはいるが流石に簡単すぎては説得力が無いので妙な理屈や縛りを付けている。特異な女系だけの魔力のような設定は君の名から借りたのだろうか、水中シーンもシェープオブウオーターのような既視感があり、手続きの設定、稚拙さがテーマを邪魔しているのは残念だ。
後悔しない生き方が出来たらいいな
けんたろうくんとカスミちゃんお似合いでしたね。
どちらも好きなので なんか良かったですw
お母さんは最終的に成仏されたのかな?
出てきてなかった気がします。
ファンタジーは好きなので、本当にあれば行ってみたい気もするけど、帰れなくなったら怖い💦
あと、ルールも多くあの喫茶店で…という限定は
なかなかきびしいですね。
泣きはしなかったですが、
泣ける映画だな、とは思いました🙂
釈然としない
自分が理解できてないだけかもしれないが、、、
新谷が数年後に飛んで、未来(数の娘)に2019年の4月に行く指示をしたのかと思ったけど、数が新谷にコーヒーをいれた描写はないし、未来に飛んでも娘に会えるとは限らないし、そもそも息子かもしれない。と、いうことは数年後までそのまま時は流れ、娘が大きくなるのを待って、過去に戻らせたってこと?娘かどうかもんからないのに?幸せになっても良いのかなって悩んでいる数は、そのまま子供を産んでふつうに暮らしてたわけ?数年後に数は母親に会えたかもしれないが、それまでは会えないままだったの?しかもあんなに大きくなるまで待たなくても、小学生くらいになったらコーヒー入れれるんじゃ?新谷が数に朝8時に行くように指示したのは、過去からやってきた新谷が指示したの?現在の新谷が指示したのなら、次の日数は待ちぼうけじゃないの?まだ2019年なわけなんだから。
それに2000年の8月じゃなく12月に戻らせることはどうやってわかったの?
たぶん、いろんなことを省略してるんでしょう、、、。
すべてを説明しろとは言わないが、あまりにも釈然としなさすぎ。
そもそも、無理やり作られたルールが細かすぎて、結局はボロが出てくるんじゃないかな、こういう設定は、、、。
吉田羊のパートはとても良かったのになー!残念だなー。
謎が多すぎて、すっきりしない結末でした、、、。
4回泣けるは宣伝文句
4回泣けるは宣伝文句。
これを、大前提で鑑賞しました。
4回泣けなかった。
うん、これは仕方ない、人それぞれツボがありますし、なんなら映画で泣くことなんて滅多にないのでしょうがない。
ただ、感動しました。それよりも伊藤健太郎さんが好きな人間として、新谷を演じられたことが素敵なことだと、思いたい。それほど素敵な役でした。
松重さん夫婦の話は思わず泣いてしまった。
4回じゃないけど、1回は確実に泣きました。
素敵なお話でした。
短い時間
喧嘩別れした幼なじみ、若年性アルツハイマーの妻、死に別れた妹、子供を残して帰って来なくなった母親、コーヒーが冷めるまでの短い時間のタイムスリップ。
コーヒーを淹れる事で他人をタイムスリップに誘導出来るが、自分自身は戻れないカズちゃん。
新谷君の恋が可愛い。
タイムスリップが絡む話は絶対に矛盾が出てきてしまうが、この物語も辻褄が合わない。でも、「コーヒーが冷めるまで」という短い時間が、物語をよりドラマチックにしていて、ドキドキ、ワクワク出来る。
短時間に、
良かったよ
お涙頂戴みたいな感想があったから不安だったけど良かったよ。まあその通りお涙頂戴的ではあったけどそこまでしつこくなかった。
でも最後の一人一人格言を言っていく締めはどうかと思った。
全84件中、21~40件目を表示