コーヒーが冷めないうちにのレビュー・感想・評価
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量産型SFタイムマシン映画への挑戦
よくあるSFタイムマシン作品のなかの「タイムマシン」を、「コーヒーを飲む」という行為に置き換える。
それだけでこうも異なった味わいに変わるのか、と私はまず驚きました。
しかし、過去に戻れても起きた出来事を変えることはできない、未来を変えることはできない、という原則を強調して打ち出しておきながら、作品内で見事に崩壊しているのは残念だった。
肝心のストーリーも「過去に戻れたら的な量産型タイムマシン映画」に近しいものがあり、さらには設定に矛盾が生じている部分もあり、ご都合主義的な展開も多い。
娘が時間遡行をして過去世界に干渉している場面も感動ではなく、矛盾と疑問を感じていた。
「過去が変われば未来が変わる」の原則を無視した「時間を超えても未来は変わらない」の原則が自己崩壊したストーリーです。
有村架純のアンニュイな表情には色香を感じます。髪は束ねずに流したほうが私は好きですね。
優しきタイムバックスリップファンタジー
飛行機の中で見たが、途中で寝ないで見られた。
2回くらいは泣けました
この映画、有りです。
ストーリーは簡単なタイムスリップ物
4回泣けるかというとそうでもないけど、ホッとしたのも入れたら4回かな。
波留のストーリーはイマドキの子たちのお話。打ち明けられない勝気な性格で男の子に好きと言えなかった過去を振り返り、正直になる道を選んだお話。
松重さんと薬師丸さんのお話はお店に来た時の感じとかから夫婦なんだろうな、という予感と薬師丸さんの役が認知症なんだろうなという思いが最後実を結んでいく話。男って言ってもらわないと分からない事が多いのでこれはこれで必要とは思いつつ思いを読めるようになりたいとも思わされたお話。
吉田羊さんは取り戻せない過去に悔いつつ先を見つめていく姿勢に涙するお話。大事な人を失くす。それが最後に思いを伝えられないまま逝ってしまった。自分もそんな体験があったので涙しました。
最後は主人公有村親子のお話。お店にいる幽霊が実はお母さんでという辺りまでは何となくわかってた。何でコーヒーを飲んで帰ってこなかったのかを追いかけていくお話。自分が親だったらと考えながら観ていたらストンと腹に収まったお話でした。
自分の現在と被ることの多かった映画。未来に連れがどうなるか分からない。でもそれを今心配しても仕方のない事だからこの映画の様に前を向いて生きていきたいと感じさせられました。
幽霊にならないうちに
ある喫茶店のあるテーブルである人にコーヒーを入れてもらうと、念じた過去に戻ることが出来るらしい。
しかもそのことが現在に影響を及ぼすことはないとのこと。
ということは戻る人の意識だけが変わると言う事で、いろんな人たちの人生を変えるきっかけになるようだ。
タイムスリップものは理屈を言い出すときりがない。
コーヒーが冷めないうちに
原作は読んでなかったのだが映画は良かった。泣けた。4つの話でストーリーが成り立っていて、広告では4回泣けますとあったが、最初の1つ目は正直微妙というか泣けはしなかった。2つ目、3つ目がかなり泣けた。
1つ目はカップルの話、2つ目3つ目は認知症の妻と仲の悪い姉妹の話、4つ目は主人公の話。
一番泣けたのはやっぱり親子かな。
美術が綺麗な作品…!泣かなかったけど…
原作未読です。まず、4回どこで泣けるのか数えていたんですけど、泣き所といわれそう〜なところが3つしかなくてあれ?って感じでした笑
波瑠さんと林遣都さんのエピソードは泣けるというか、こういうカップルいるよな〜とか、お二人の掛け合いが面白いな〜とか、9割ラブコメちっくだと思います。すれ違い?思いを伝えられず?みたいなのがほんの一瞬、ほ〜んの一瞬あるけど、鑑賞者は特に泣くほどではないと思います。
薬師丸ひろ子さんと松重豊さん、吉田羊さんと松本若菜さんのエピソードはグッとくるものが確かにあって…、実家に帰って家族に顔見せに行かなきゃなぁ…と自分を省みました。
たぶん、キャッチコピーというか宣伝の仕方がもっと異なればより楽しめたのかなぁ〜というのが1番の感想です。
ただ、ほとんどがフニクリフニクラという室内でのエピソードである中で、店内の装飾や、登場人物の服装が形だけじゃなく色彩によっても季節感を感じる演出がなされてて、綺麗な絵本の挿絵みたいで素敵でした…!美術やセットはとても好みでした!
どこで泣けば良いのか、良かったのか?
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