コーヒーが冷めないうちにのレビュー・感想・評価
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過去の後悔と未来の希望
時間軸を操ることができるコーヒーを使って、様々な人の過去に行く話。
結局、過去を悔やんでも仕方がないから、未来に希望を持って、今を精一杯生きようとなる。
しかし、実際は忘れられない過去は誰にだってあるし、むしろそれが人生を味わい深くさせているのかもしれない。
時計の針が止まっているあなたへ。
好きな人はできた?
ありがとうもごめんなさいも、全部言える人はできた?
過去は変えられない。
でも、
愛されていたことを思い出すことができたなら、
時計の針は動き出す。
たった一杯のコーヒーを飲む時間だけでも、心は、変わる。
いま、失いたくないものはなんだろう。
いま、できることはなんだろう。
ストーリーの一貫性が少ない
と感じましたが
表面的にみれば感動します。
一番は
有村架純の母が時間を戻った理由が
余命わずかだと知り子供に会いに行くシーン
有村架純は長年勘違いしてましたが、
本当のことが知れたとこでグッときました。
伊藤健太郎の演技が悪くなかったのですが
ストーリー的にいてもいなくても
よかったような、、
監督が違えばもっといいみせ方があったかも知れないです
味よりも熱々のコーヒーが必要
ずっと観たかった作品。
ひよっこで上京喫茶店店員役をした有村架純ちゃんと、コントが始まるでファミレス店員役をしている有村架純ちゃんの、間を埋めるような作品。
落ち着いた口調と丁寧な所作が似合う。
家族を大切にする、今ある時間を大切にする、逃さず気持ちを伝えて逃さず相手の気持ちを確認する大切さを教える物語。
たったコーヒー一杯が冷めるまでの短い時間でも、気持ち、生き方を大きく変える事ができる。
それを見せるために、伝えるために、ファンタジーのような物語になっているが、普段ファンタジーは苦手な私でものめり込んで鑑賞できた。
キャストも、松重豊に吉田羊に薬師丸ひろ子に石田ゆり子にという元々好きなメンバーに、伊藤健太郎。今は時の人となってしまったが、子供との接し方が自然。
数と新谷で20年近くかけて行った壮大な計画。
まずはXデーに向けて、娘の未来を育てる。
未来には時を動かせるコーヒーの淹れ方を教える。
そして、Xデー8時に未来がコーヒーを淹れて数を、数が6歳のクリスマスに飛ばして、数は母の要と会う。
そうしたら。
6歳の数が母に時を超えるコーヒーを淹れた8月31日。母、要は早く亡くなった父の元に行ったと数はずっと思っていたが、実際は宣告された余命より後に、娘の数がどうしているのかを確認しに、その年の12月のクリスマスに行っていた。そして、コーヒーが冷め、8月31日に戻るタイミングで数が怪我をして、親心から数を放って戻れず、コーヒーを飲み干せなかったため、8月31日には戻れず、クリスマスのまま幽霊になっていたとわかった。
娘の数はずっと、過去に行った母に置いていかれたと勘違いをしていたが違った。数がそれだけ確かめて戻ってきたところまでが、作中とエンドロールの時間を入れ替えるとわかる。
そしておそらく。今度は娘の未来を過去に行かせて、祖母となる要をXデーに飛ばし、自分もXデーに戻ってくる、20年近くかけて行う壮大な家族の計画。
大切な人が家族になってくれて、更に娘を授かる貴重性が、作品を通して際立つ。
もしも娘がコーヒーを淹れてくれなければ、数はずっと要に置いていかれたのだ、要にコーヒーを淹れたせいで要が幽霊になったのだと思って生き続けていくのだから。
過去の事実は変わらないけれど、未来の人が変えてくれたおかげで、過去での心持ちは変えていくことができる。
それでも、そうして産まれたはずの娘が、吉田羊演じる実家が旅館の女性のように、家族から離れてしまったりする。子供には子供の人生があるのだから押し付け厳禁なのだが、要を取り戻す未来を、新谷くんと和と未来で成し遂げられるよう願わずにはいられない。
数をずっと見守り、未来の代でも支えている、数の叔父が良い雰囲気を醸し出していた。マスターとして全てを見ている叔父が、都度、数や未来がタイムスリップして得た事実を、過去から生き直さずとも教えてくれているのだろうか?
一方、作品に現実目線を仕込むためだが、穏やかに流れる喫茶店の空気を乱し口調からして自分勝手な、波瑠が目立った。いつも後先考えずに自己中心的な役ばかり。なかなかそういうイメージを任せられる女優さんも珍しいのだとは思うが、同じ台詞でも最大限に自己中な言い方で話す女優さん。序盤でアメリカに行ってくれるお陰で、物語の肝部分を落ち着いた喫茶店の空気に浸りながら見ていられた。
感動作だが一つ教えてください。
現在のカズが過去に戻る時に、ずっとあの席に座ってたら、
ミキがどうやって未来に戻っただろう??
過去に戻る時だけ体も消える設定だったら、
カズのお母さんがずーっとあの席で幽霊になったという設定にちょっと違和感感じる.....
細かく考えても仕方ないか?
※泣けたけど
ポスターの「4回泣けます」という文言がいらないだろう
感動作だけわかるが
泣くために見るわけでもないしちょっとイラつく
それぞれの愛
この映画は人生における大切なことを映像にしてくれている。恋人との愛。夫婦としての愛。姉妹愛。そして親子の愛。それぞれ心温まるエピソードで、それをコーヒーが冷めないうち、という設定一つの設定でまとめられた素晴らしい作品だと感じた。
特に面白い話ではなく、新谷君が不快!!
過去パートにおけるベテラン俳優の演技が少し良いなと思ったくらいで、特に面白くはありませんでした。同じような内容の「ツナグ」の方がまだ良かったと思います。新谷君がヤリ目的で意地悪顔な印象なのが終始拭えなかったので、例えば坂口健太郎の方が作品の雰囲気や内容に合っていたと思います。カフェでの雰囲気は別ジャンルの「イコライザー」の夜のカフェの方が圧倒的で、美味いのか不味いのかコーヒーの味も伝わらず、鑑賞後に、あぁコーヒーが飲みたいなと特には思えなかったので、映画としては失敗したと思います。
3.11のタイミングで観ました。
私がいいなあと思ったのは、
亡くなってもう会えない人に会いに行ける
というコンセプト。
ちょうど3.11から10年で私はこの映画を観ました。
いろいろと思うことがありました。
あの時ああしていればなという後悔から、誰しも
もう会えない亡くなった親や友人,恋人などに会いたいって思うことは今後生きていてあるんだろうなと。
過去は消せなくても
自分の気持ちを動かすことはできる。
後悔したり、悔いが残ってずっと悩んでいる
そんな人間の生き方を少しでも軽くしてくれた気がします。
私もいつか後悔して誰かにまた会いたいなんて思うことがあったら
考え直してもっと前向きに生きていかねばならないなと感じました。
過去は変えられる。
4回泣ける、がキャッチコピーとなっているのを知らずに見た。
(有村架純が見たかった)
4回とまではいかないが、2回ぐらい泣けた。
・認知症の嫁さんからの夫へ向けた手紙
認知症が進行しても、ずっと夫婦でいたいという気持ち
→理想的
・有村が過去で母と出会ったとき
有村が泣いてるのを見て、自分も泣けた
最近アマゾンプライムで映画をよく見るようになったが
自分にとっては家族、恋人達との「愛」が描かれている
映画に対して、とても感動するなと思う。
有村架純はどんな役柄にでも合う、演技が上手い。
コーヒーを飲めば過去に戻れるが
過去にどんな行動をしても現実は何も変わることがない。
実際の世界でもそのとおりだと思う。
過去はどう悔やんでも帰ってくることはない。
過去をどう活かし、今後どうやって生きていくかが大事。
それはある意味、過去は変えられるとも捉えられる。
過去に戻ったときにコーヒーが冷める前に
飲み干さなければ帰ってこれなくなるという少し怖い一面もあり、
不思議な雰囲気の映画だった。
やはり時間旅行ものはツッコんでしまうので無理
もっと穏やかな物語を想像していたら、入りは意外とコミカルだった。
最後の数を過去に戻す方法はわかるんだけど、「過去は変えられない」というルールに反するはず。だってこの時点ではまだ過去に帰ってないんだから。
もちろん、時間が直線的であるという考えの場合にはの話ですが。
なんてことが気になるので、素直に感動できない。
あと、終盤の観客に語りかける演出。あれは原作ではなく映画のオリジナルだと思うけど、冷める。謎演出すぎ。
観る側の想像力より世の美徳
タイムトラベル系は矛盾が起きやすく、観る側もシビアな目で見がちだけど、決定的におかしいところが無くて拍手👏
ただ一点、先客がいないときしか座れないという掟は未来でも続いてるの?そこが疑問
吉田羊さんしかり松重豊さんしかり、とても演技とは思えず涙ボロボーロだった
泣かせてくる映画だと身構えてたはずなのにまんまとしてやられた 笑
最初は恋愛要素必要あるか?と思ったけど最後の最後に繋げるための辻褄合わせだと思ったら納得
(浅かったけど)有村架純さんが可愛すぎたので優勝
あと、最後にこちら側に語りかけてくるやつなんですか?!
そういうので総括しなくていいです。こっちで考えるんで✋
酷評多いですが
レビュー見ていたら酷評が多かったですがレビュー見る前に映画を見たのですがとても感動してこの原作考えた人頭良いなぁと思いながら観ました。レビューを先読んでたら観なかったと思うので先にレビュー見るのは今後やめようと思いました、人それぞれですものね。感じ方は。私は好きです、久々に心温まる素敵な映画だと思いました。4回泣けると言う話は知りませんでしたが3回泣きました…
物語の設定が面白い
大体、映画を選ぶ際にレビューや評価、前評判などなどいれずに選ぶことが多いのだけれど、本作も同様に予備知識無しで鑑賞。
「本屋大賞2017」にノミネートされた小説が原作なんですね。なるほどー。これ、本で読んでたら絶対面白かっただろうなぁ。と思えるくらい、お話の設定が新鮮で面白かった。
ファンタジー要素は得意じゃないけれど、4組それぞれのドラマが素敵で。特に、松重豊さん&薬師丸ひろ子さんの夫婦のお話は涙腺崩壊。すごいなーベテラン。演技の深みがすごくって。なんだよー泣かされちゃうよー。
こんなん観ちゃうと、自分の未来を想像しちゃうわ。
こんな素敵な夫婦に憧れる、、、
過去を悔やむことは人間誰しもが経験しているのではないかなと思うのですが、そこで立ち止まってしまうのか、それとも現在や未来を楽しもうとするのかで、大きく違ってくると言うことがよく分かるお話。
大事なのは過去ではなく今。そしてこれから。
大切な人を幸せにしたいと思う気持ちってなんて美しいのかしら!
厳しい意見が多いけど、私は人に勧めたいと思う。
ただし、「4回泣ける」って宣伝文句があったようですが、それは無い方が良かったねって思うので、人に勧める時には、それは絶対に伝えない。笑
エンドロールでの説明が無ければ、私は最後のトリックは理解できなかったです。コーヒーの最後の一滴まで残さず飲み干すように、映画も最後まで楽しませてもらえます。
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