「霜月美佳の立場を示す話として完璧な映画」PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」 たろうさんの映画レビュー(感想・評価)
霜月美佳の立場を示す話として完璧な映画
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霜月美佳という一個人の描き方がとにかく素晴らしかったという話。
あくまでもシビュラシステムの側から人間の綻びに手を差し伸べる話だったと、自分はそう受け取りました。
完璧でなくてはならないシビュラシステムを脅かした罪人に対して霜月美佳が罰を下す、そう、「罪と罰」です。
常守朱とはどうしようもなく対の位置から秩序を模索する霜月美佳。最後に宜野座がこぼした「お前たち2人の執行官でよかった」も、双方の立場を経験した者の言葉として特別な味わいが伴って聞こえました。
「罪と罰」、本当に良かった。
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