空母いぶきのレビュー・感想・評価
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低予算でよく頑張ってる作品
扱う題材として予算が相当必要なのが本来だが、そこは邦画なので、かなりコンパクトに仕上げています。CGを上手に使い戦闘シーンを少な目にして人間ドラマに持ち込んだ技は大したものです。よって迫力はありません。そこを期待してしまうと途中で映画館から退出したくなるでしょう。また見方としてあり得ないでしょうコレ…を見付けるのも一考かと。ちなみに艦長が短髪でもなく話し方もおよそ軍人ではない所も見所?なのかも知れない。
設定の面白さ、俳優陣の演技は記憶に残るものの、ストーリーが進んでい...
日本映画の負のスパイラルの塊
個人評価:2.0
かわぐちかいじ原作を、大人な事情で大幅に変更するのは理解できる。また自衛権や憲法第9条に踏み込むテーマを守っているのは良い点だ。
しかしながら、邦画を見る人達の質を疑っている感が伺え残念だ。本作の超社会派のテーマとは裏腹に、記者に本田翼を起用する点や、誰でも手軽に鑑賞出来る様な分かりやすいコンビニの演出。若年層に対してのアピールしかしない邦画の悪い点ばかりが目に写る。本作を扱うのであれば、社会派で真っ向勝負しても、必ず見る側はついてくる。
本作は大人の事情で改変しまくった悪評というよりも、社会派で作っても、映画館に実際足を運ぶ視聴者(若年層)は誰も見ないでしょ、という日本映画の負のスパイラルの塊である。
フィクション感が強いシュミレーション映画。
駄作。
マンガはこの後どうなるのか
左翼的映画
本来の意味の"忖度"
結論。とても良い映画でした。
それぞれ国や人によって正義が違う。護るべきものがある。
だからこそ、争いは起きる。起きても本来の意味での"忖度"があれば小さな諍いで終わる。
諍いも武力による戦いも戦争もしたくないけど、仕方ない事もあり得る。その時に人は岐路に立たされる。
人は時々、目的と手段を逆転させてしまうこともある。
幸せを求めるための手段がお金のはずだったのに、幸せを犠牲にして金を求めたり……目的に真っ直ぐに直向きに進むことを忘れてしまう。後で悔やんだこと、何度もあった。これからも迷うことがあろう。そんな時、この作品を思い出したいと思う。
全ての人が幸福、平和を希求し、直向きに生きる世界であって欲しい。
単なる原作の宣伝映画かな
やりたかったことはわかるが…
結論から言ってしまうと、シン・ゴジラや13ディズのような作品が作りたかったが、技術や考証の不足により出来の悪い架空戦記(火葬戦記というべきだろうか)のような映画になってしまったような感想を受けた。
戦闘シーンや国際社会の立ち回りにも現実的でないシーンが多く全体的に考証がきちんと行われていないように感じられたが、エンドロールに参考文献として挙がっていたのがムック本一冊のみだったのだから無理もないことだ。また、全体的にカメラワークが緩慢で間延びした印象を覚えた。
製作陣はこの映画を見て日本の安全保障を考えてもらいたかったとインタビューで述べているようだが、間違ったデータをもとに物事を考えても誤った結論が出てくることは確実である。
社会派映画を気取るなら最低限リアリティを追及しなければお話にならない。
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