劇場公開日 2019年1月18日

「明太子大好きです」映画めんたいぴりり asicaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0明太子大好きです

2019年12月10日
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九州出身で学生時代を博多で過ごした私は、東京に住むようになってスーパーで売られてる明太子風(!)のものには
「いやいや これは明太子じゃなくて、ただの辛いタラコです」と言ってます。
今も時々見ます からいタラコ。

博多のめんたいが、こんな風に工夫に工夫を重ねて作られ
昔自分が食べた味の再現に苦労してのものだったとは。

韓国のものだったというのも知らなかった、というか考えればわかりそうなものだけど考えてみなかったなあ。
そういえば
やけに韓国ノリと合うなあと思ってたのよね。
韓国海苔と明太子で1日で2キロ太れる自信があるくらい
白ご飯には最もあう食材だと思っています。

まずはドラマを全話見てからの視聴でしたが

富田靖子がどんどん博多弁が上手くなっててさすがテレビ西日本の製作だなあと感心しました。
もともと博多大丸大吉さんの漫才が大好きなので見る気になった訳ですが。

〜しちゃり!
〜せんめーもん。

こう言うのは九州弁の中でも博多圏の独特の言い回し。

古語の打ち消し推量の助動詞の活用にある「め」だよね
って当時から分析したりしてたなあと思い出します。
私の田舎の方では 同じ九州でも使わない言い方です。

〜っち
って言うのは 北九州方面に多く
西側の九州では使わない。

大学を博多で過ごしたせいで全九州人が集っており
九州弁数種類の使い分けが出来るという
誰も喜ばなさそうな特技があります。

方言の映画というのは
私のように寛容でいられない者もいるので
難しい と思っていて
関西の方も下手なニワカ関西弁無理だと思うし
東北弁だって そりゃあもう地方によって違うと
U字工事も言ってる。

関西弁と言えば
安達祐実の大奥の時の京言葉は上手かった!

まあ映画としてまとめてる感があって
ドラマの続き程度でしたが

博多人にとっての山笠は
そりゃもう特別ですからね。

今は大きな生産ラインの工場があるんだと思うのですが

高い!ほんとに高い!
これ見るとまあしょうがないとも思えるけど、昔はほんとにこういう広口瓶で売ってたんだろうか、きっともっと安かったよね。

asica