「マイノリティーとSex」タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング ソルトさんの映画レビュー(感想・評価)
マイノリティーとSex
クリックして本文を読む
ここに描かれているカウンセリングスタイルについて、論評するほどの知識は持ち合わせてはいないが、実際に行われているようなので専門的なことは棚に上げます。
確かにマイノリティーにとって、生きることでさえ大変だろうといういかにも日本人が考えそうな固定観念は見事に吹っ飛ばされます。
ある意味現代人はほとんどが病んでおり、その拠って立つアイデンティティーのいかにもろいかが主題ではない。
ローラも他の登場人物も、心の向きを自分に向け痛ましいほどカメラに向かって訴えますが、しょせんはSexによって救われるとは!?そのことが他人事の域であることを私も再認識した。
メラ・メラ・メラ メランコニアと繰り返す挿入歌を聞いて、私も落ち込みそうになりながら、また奮い立たせて劇場は後にした。
コメントする