劇場公開日 2019年4月5日

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希望の灯りのレビュー・感想・評価

全65件中、21~40件目を表示

4.0なんでもないようなことの良さ

2020年7月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冒頭の音楽は2001年宇宙の旅を想起させた。
さしずめ、あのコストコみたいなスーパーは太陽系宇宙、漂うフォークリフトはディスカバリー号か?
次いでに言えば、ブルーノはHAL9000、マリオンはモノリスになるのか?

余談はさておき

ストーリーは侘しい、それなりに過去のある独身男の日常を切り取った内容になっているのだが、その中にこめられた淡々とした流れがリアルに感じて安心感を与える。
いわゆる独身男あるあるもので、自分にとっても、昔自分が感じた一部分のようで、だよねぇと唸ってしまう。

物質的な西側社会ではない、精神的な東側社会の日常の質素な良さが滲んでくる作品。鑑賞後にじわじわ着ます、この作品は。

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ちゆう

3.5タイトルなし

2020年7月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

旧東ドイツ生まれの作家
クレメンス・マイヤーの短編小説
「通路にて」の映画化
.
ライプツィヒ近郊の大型スーパーを舞台に
社会の片隅で助け合う人々の様子を描く
.
其々苦悩を持つが
皆素朴で優しい従業員たち
人との繋がりの中から生まれる
生きる希望
小さな希望が日常を潤す
静かな映画です

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lily

3.5フォークリフト戦争

2020年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 見始めてすぐ、ちょっと黄色がかった映像のためアキ・カウリスマキ作品かと思った。いや、それは『希望のかなた』ですから!タイトルも似ていた・・・そんな最初のBGMは「美しく青きドナウ」や「G線上のアリア」。最後はクレイジーケンバンドか?と期待したけど違ってた。

 青年クリスティアンが仕事を始める際に必ず七つ道具と腕に施されたタトゥーを隠すカットが必ず映される。元は窃盗などを繰り返す不良少年だった彼も心機一転、働くことに喜びを覚えるようになっていく。

 ブルーノという直属上司。休憩時間がやたら長かったり、ユルゲンとチェスを楽しんだり、どことなく統一される前の東ドイツでの生活スタイルから脱却できなかったのかもしれない。コストコみたいな大型スーパー。その場所はトラック集配所だったところをスーパーに買収されたらしく、再統一という言葉もベルリンの壁崩壊と絡めていたように感じました。

 メインとなるのは人妻でもある菓子部のマリオンに恋心を抱いたクリスティアンの話で、周りの同僚たちもみんな気付いているところが可笑しい。でも、誰も「人妻だからやめときな」などとは言わない。「マリオンの夫は乱暴者でなぁ・・・」などと彼に伝える程度。大型店ではあるが家庭的な優しがにじみ出るスーパーなのです。

 フォークリフト講習会でのビデオはまるでホラー映画。逃げたくなります。恋する男はちょっとしたことでミスをする。やばいよ!なんだか事件が起こりそうな気もする。しかし、もっと悲しい事実も訪れる。「海」とか「シベリア」とか倉庫の中の再発見や、天井の高い通路での人生観。どこか寂しい人ばかりが集う店には温かさが満載だった。

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kossy

3.5いい人

2020年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画には珍しく悪役がいない。

みんないい人。

観てたら、コストコで働きたくなった。

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R♪

3.5みんな必死に生きている

2020年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドイツの巨大スーパーマーケットが舞台、主人公は内気で刺青の多い青年、在庫管理係として採用されて先輩から仕事を教えてもらう。
いろんなタイプの人たちがいるが、みんな必死に生きている感じ。
主人公は自分より年上の同僚女性に恋をしてしまい・・・。
みつめる視線が温かい。

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いやよセブン

4.0大量消費時代の終わりに

2020年1月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

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Masa_king01

5.0語らないからって感情がないわけではない、語らないからこそ心に秘めているものが大きい。

2019年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ブルーノ(ピーターカース)のような存在の人がいれば、クリスチャン(フランツ ロゴスキー)のような社会に受け入れにくい存在(例えば、この映画の場合、内向性、少年犯歴、刺青、貧困など)の人が生きにくく道に迷っていても、なんとかやっていけるんだよなあと思った。
上に立つものの理解と寛容さが社会の中で生きにくく迷っている人のために、(この場合はスーパーの通路という狭い場所だが、心を寄せ合い生きて行ってる場所である)大事なんだよなあ。なんでもやれて優秀と言われ、自分の進む道を知っている人ばかりが、世の中に住んでいるわけじゃないからね。この映画をみて、是枝監督の「万引き家族」を思い出した。社会的立場の弱いもの、この人たちが家族という仲間を作って生活をしている。

弱いもの、道に迷ったものに寛大になれて、理解し、それを消化できて共感できる社会を作るべきだと。自分の時間を人のためにあげられる、人の話を聞いてあげられる時間を持つこと、それに、問題がある同士がいたわりあえる社会が必要なんだけど、今の社会は、一般論だが、人の問題を聞いてあげていない社会になり、自分の気持ちを吐き出す場所もなく一人こもって孤独になってしまう。レッッテルを貼らない、そして、十人十色のコンセプで人一人一人をみたいと思う。

主人公クリスチャンがトラブルを抱えるとそれに対面して行くのでなく、自分に自信がないから、そのトラブルを避けて通ろうとする本能が働き、それが、酒、ゲーム、にのめり込む結果になったり、悪い習慣に戻ったりしてします。はっきり断ち切ることが難しいし、自分の気持ちも酒の力を借りないと吐き出せない時もあるようだ、そうでない時もあったが、クリスチャンは自分、そのままで居られる場所を(自分の場所)を暗黙に探しているようだ。

観たいとずっと思っていてやっと観られた映画だ(インタビューから察するとロゴスキーはものすごく多弁で、冗談ぽく話す男で、彼の、言葉やバックグラウンドを聞くと、私の好みの思想を持っている魅力的な人))が、なんでだが知らないが私は恋愛の映画と誤解していたようだ。なぜ、私自身が誤解していたかわからないが、この映画は「量販店の通路で生きている人の生活」であり、その一部が恋愛であったり、悲しみであったり、力のある量販店の労働者の雇用賃金労働条件問題であったり、苦悩だったり、小さな幸せなどであったりする。それに、クリスチャンの乗って帰るバスのから察すると(N3 Miltitz) ベルリンの壁崩壊後の旧東ドイツで、その社会変化についていけないブルーノーの気持ち(トラックの運転手に戻りたい。)が彼を死に追いやったのかもしれないし、フォークリフトとしてクリスチャンを育ててから(後継者)、自分の命をたったのかもしれない。私にとっては想像するしかない。

ブルーノの言葉は私の心に突き刺さる。例えば、自分のところでビールを飲めとクリスチャンに声をかけて家の連れてくる。これは明らかにクリスチャンにたいして家で泥酔してもいいといういたわりの行動で、クリスチャンが外に出て悪い道に戻っていかないようにしてくれているのだと思った。それに、クリスチャンが好きになったマリオンについても、ブルーノは次のように言っている。

クリスチャンはそこにいなければならない、マリオンのためにも。クリスチャンはいい男だ。それは、みんなが知っている。

この意味は、そして、エスキモーの挨拶は、クリスチャンはマリオンに一線を置いていることだと思った。

クリスチャンの寡黙で、口数が少なく、いや、自分の感情を口に出すととが得意でないようだ。また、それをブルーノーが、認めているというか、クリスチャンそのままを受け入れている。他にも、クリスチャンは未成年の時、犯罪を犯しているし、仕事場に遅刻をしてきたりしている。でも、ここで、 ブルーノは絶対批判していない。(日本でよく言われる、今の若者は??じゃない)そして、批判の代わり、「一緒に働いているから、何も言わなくてもわかる』と。すごくない!!!!感激したよ!!!
 (このレビューは徒然なるままに書いたものである。ここでやめとかないと延々とかけるんで。)

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Socialjustice

3.0ジャームッシュ

2019年10月21日
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鑑賞方法:VOD

旧社会主義国の持つ静寂さやすっきりとした街並みは、フィルムで観る印象よりも実はそんなに寂しくないです。それを知っていたので、巨大スーパーでも暖炉みたいな暖かみがありました。フィルムの雰囲気や日常の切り取り方がジム・ジャームッシュぽくって、モノクロでも観てみたい作品です。

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ミカ

2.5見たことを忘れてしまうと思うけど、

2019年10月20日
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寝てしまうほど退屈ではないけれど、結構ヒヤヒヤドキドキもしたりして、役者さんは全て素晴らしかったにもかかわらず、いつかきっと見たことを忘れてしまうと思う。
でも、一部はしっかり記憶の片隅に残る気がします。
そんな映画。

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ジャム太

5.0フォークリフトでワルツを踊りたい。

2019年8月25日
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鑑賞方法:映画館

旧東ドイツにある会員制スーパーで働くことになった青年と先輩従業員達の交流を描いた静かなお話。

端正な構図と時に凝ったカメラワークで、日々の地味な作業を淡々と進めながら、少しずつ馴染んでゆく無口な主人公。そして同僚の菓子担当マリオンに魅かれてゆく。

ともかく台詞が少なくので、仕草や表情をジッと見つめなから変化を感じさせる演出。

一部の日本映画でやたらとに説明セリフを使うことが、多いこの頃、これぐらいが、心地よい。

従業員の多くは東ドイツ時代から働いている人で、統一後の時間の流れや取り残されてゆく人々の姿を想像させる部分も切ない。

スーパー従業員の作業を見ていると、どこもあまり変わらんなーと思う。

現地のフォークリフト研修で見せられる教材ビデオのひどいユーモアには苦笑い。スプラッタか!

冒頭のフォークリフトが踊るような作業シーンも「2001年宇宙の旅」パロディに見える。

日本ならコストコ物語かなタイトルは

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ミラーズ

3.0希望の灯りを灯すのはほんの少しの勇気

2019年7月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

印象欄に「しみじみ」とか「じんわり」を作って欲しいですね。

じっさいそんな感じで心に残る作品でした。

ささやかでも美しい人生〜なんて言う綺麗事など
今更通じない世の中で、
ままならない事ばかり数えても仕方ない。
なんとか前を向いて生きてゆく。

だから邦題は「希望の灯り」になったって感じです。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

通路を挟んで心が通じ合う中年男女の話は
ちょっとだけ観てて羨ましかった。
なかなか年下の男性に、自販機とは言え

コーヒー奢ってよ〜なんて言えないよね〜

@もう一度観るなら?
「ネット配信とかで〜〜」


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星のナターシャ

4.0カウリスマキみたいと思ったら

2019年7月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

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chibirock

3.5静かな映画

2019年6月16日
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ほとんどスーパーマーケットの中で話が進む。激しい言い合いや喧嘩、濃厚なラブシーンもない。日常が淡々と進む、「哀しさと優しさ」がテーマかな。

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うどん人

3.5これもドイツなんだろうなぁ

2019年5月29日
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鑑賞方法:映画館

経済が活性化してヨーロッパを牽引してるドイツだろうけど、旧東ドイツエリアの非エリート層の日常ってこういう感じなのかな。

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こばりん

3.5そこまで近づけて触れないのは、逆に罪ではないかと思うんですが、私、間違ったこと言ってますか?

2019年5月26日
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鑑賞方法:映画館

クリスティアンの身支度シーンがオール・ザット・ジャズ。時間感覚はゆったりとしていて、奇妙な懐かしさ、と言うか郷愁を感じさせてくれる映画でした。

旧東ドイツが舞台。少年犯罪で2年刑務所にいた若者。見守る親方的存在の寡黙な男。陰のある美女、しかも人妻。決して明るくない職場と、温かい人々。貧しかろう暮らし振り。

なんか日本の「高度成長期の日陰」で生活した人々の物語を見てる気分。

ドイツの物流、つまりは経済を支えるアウトバーンの「脇」で慎ましやかに生きる人達の、希望や夢なんて言葉からは縁遠い日常は、不思議としみまくる小品でした。好きなタイプです。いや映画のことです、女優さんじゃなくて。

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bloodtrail

3.5ほっこりした

2019年5月26日
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鑑賞方法:映画館

様々な場面でハラハラしながら見ていた。旧東ドイツが、現在どのような状況なのか、少しだけ分かった気がした。フォークリフトの教則ビデオが秀逸(笑)。

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hanataro2

4.0温かなバイブレーションが絶妙

2019年5月25日
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鑑賞方法:映画館

ここはコストコ?

旧東ドイツの郊外にある巨大スーパーが舞台。期せずして2時間前に観た「僕たちは希望という名の列車に乗った」は東西に分裂していた1956年の東ベルリンが舞台だった。

若い時はヤンチャで務所にいたこともあるという全身タトゥーで無口な青年クリスティアンが在庫管理係の見習いとして働き始めた。彼の仕事ぶりは危なっかしくて仕方がないが、ベテランのブルーノが気長に面倒を見る。一緒に働く年上の女性マリオンへの恋心もリアルだ。そりゃ好きになるだろう。

年配の従業員の東西統一前の時代へのノスタルジーをもしっかりと切り取る。このへんも今作のすごいところ。あの時代も悪いことばかりじゃなかったんだ。

それぞれ孤独で悩みは多いが、決して押しつけがましくない心のふれあいが、温かなバイブレーションを生んだ。映像も秀逸で、極めて地味だが珠玉の作品と言えるだろう。

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エロくそチキン

4.5人間が優しい

2019年5月25日
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出てくる人間が皆んな優しい。
ハリウッド映画のような華々しさはないが、等身大の人間を描いていて、親しみを感じる。
観光では見られない、異国の日常を見ることができるところがいい。

タバコとビールが飲みたくなった。

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morihide

4.0ドイツの倉庫内作業

2019年5月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

近所の映画館での上映が終わりそうだったので、あわてて観に行った。
毎日を淡々と、いろいろありながらも明日からも生きていく。そんな映画。ゆったりと観れた。
横向きで座って乗るフォークリフトがたびたび登場。
一番高いところにある瓶入り飲料が結構重たいはずなのに爪を奥まで差さずに下ろしていて危ないと思ったが、思ったより爪が結構長くてしっかりささっていたようで安心した。
ハンドルきるのが早いから横の荷物に当たるんだから、もう少しまっすぐ後ろに下がってから曲がればいいのにと思った。
主人公の羽織っている制服がかっこよかった。
映画のときいつもそうなのだがヒロイン的位置の女性を最初見たとき、別に良いと思わなかったりするのだが、映画が終わる頃にはすっかり可愛かったり魅力的に見えてくるからすごい。

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にしゃーん

4.0生きること…

2019年5月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

ドイツの巨大なスーパーで働く人たちの
姿が淡々と描かれます。

登場人物の詳しいことは
全く描かれていません。
けれど、役者さんの
素晴らしい演技力によって
それぞれ背負っているものは、
きっとこうなんだろうなという
人生を垣間見せてくれます。

ドイツという国の複雑な遍路を
辿った背景が、慎ましく生きている
人々への人生を翻弄させ、色濃く絡んで
いるのだと思いました。

毎日ルーティンの生活の中で、
出会いがあり、人の優しさを感じ、
あるいは孤独を感じ、悲しい
別れもある…
それでも、日は登り明日が来る。
歩き出さないといけない。

生きる、生活して行くって
こういうことね、と 改めて
感じさせられました。

静かな映画から、頑張ろ!と
優しいエールをもらえました。

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shokoten