劇場公開日 2019年8月9日

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「キャラクターの良さを生かせてない駄作」ライオン・キング 映画ぜんぜん見ないくんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5キャラクターの良さを生かせてない駄作

2019年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ライオンキングは大好きで曲も好きだけど、この映画を見て、アニメ表現、演出があってこその好きだということに気がつきました。

リアルさを追求することにより、それぞれのキャラクターの良さが生かせていない感じ。
スカーのセクシーでわざとらしい演技力、ハイエナの三匹のやりとり、プンバァとティモンの大げさな感情表現、それらが見れなかったのが残念だった。

さらに大好きなラフィキ。
ラフィキって不思議系実は強いジジィってことで、ジジィ好きには堪らないと思うんですが、「ハンデハーナステステハーナ」みたいな変な歌も歌わず、猿の構造上なのか体育座りみたいなポーズでシンバを掲げ、うわぁ!猿だッッッ!!という感じでした。

あと、シンバの体毛がウンコに混入するシーンってありましたっけ?風に乗って爽やかに届いたような…
ラフィキが手に取った時、うわぁ!きたねえッッッ!と思ってしまいました。

アニメでは最高に面白いプンバァが星の事を語るシーンも、リアルなイボイノシシのビジュアルのせいか、はたまた字幕のせいなのか全く笑えませんでした。

最初から最後まで頭の中でアニメのシーンを再現して保管したという感じ。
ストーリーはそのままなので映画としては纏まってます。映像も綺麗。

この映画だけを見て感動した人には、明日もう一度来てください、本物のライオンキングを見せますよ。と言って、縛り付けてアニメを見せてやりたいです。

映画ぜんぜん見ないくん