メリー・ポピンズ リターンズのレビュー・感想・評価
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字幕版から日本語吹き替え版 2回観て!
2回目以降やサントラで味が染みだす新たな名作
何しろ平原綾香のメリー・ポピンズ も歌も素晴らしいです。
テーマとしては、とても現代的で良いと思います!
子供には子供らしさ、大人には忘れてしまった子供の心をくれる魔法の詰まった素敵な映画で、子供にも楽しめるものですが親たちにも強いメッセージがあります。子供を見守る大人であるためには幸せを夢見て希望を膨らませた子供時代を忘れちゃいけないよと、大人や親であるためには無くしちゃいけないものがあるよ、失ったり捨てたりしても無くしたものなんてないって事を教えてくれる映画です。
そして素晴らしい曲ばかり!
「幸せのありか」「小さな火を灯せ」
この二曲は抜群にメリー・ポピンズ です。
メリル・ストリープは要るのか?みたいなのが1曲ありますが、それ以外は幸せなジューク・ボックスの様な作品です。
メリー・ポピンズ のファンにも前作でバード役でカメオ出演でMr・ディビス・seniorを演じてたディック・ヴァン・ダイクが、今作ではあれから歳をとり過去メイクによって演じてた老人役を演じてるところは歓喜ものです!
ただ前作の曲は殆ど使われておらず凧をあげようのメロディがほんのちょっとだけ、残念ながらメリー・ポピンズの続編と前作のノスタルジーを感じたい人には足りないのかなとは感じてしまうかも知れません。
懐かしい
ビデオテープの時代に何回も見ていて今回はその20年後の世界が見られるということで楽しみにして劇場へ足を運びました。
初代の歌は全く歌われなかったけれどBGMとしては流れ、新作も心躍る歌の多さは変わらずで、安心しました。
メリーポピンズを見ると大人になり忘れていた気持ちなどを思い出せ、なんで忘れてしまってるんだろうと涙を流しそうになってしまう所もちらほら。初代も含めまた見に行きたいです。
優しくて幸せになれる映画
前作を見たら楽しさ倍増です!
前作と比べるとかよりも
ネットの評価がとても高くて驚いています。
もちろん、前作は鑑賞しており大好きな作品です。
前作がどーこー以前に内容が残念で本当にガッカリしました。
まずは、ミュージカルであるのにメインになる曲がない。グレイテストショーマンは、タイトルを聴いただけでも浮かぶ曲があるのに、この作品は観終わってすぐでも曲が頭に浮かびませんでした。
全体のリズムが繋がってなくて、単発単発。
あと、メリーポピンズの立ち位置が脇の脇感が…何のために彼女がいるのかがよくわからなくなっていてそこが悲しかった…エミリーブライトはとっても美しく素敵なのに……なぜ。
兄妹設定にこだわりすぎていたと思います。亡くなった母親の存在の大きさを感じませんでした(言葉だけ悲しんでるマイケル)。役者さんをあてて登場させてほしかった…。
自転車アクロバティックのミュージカルシーンもげんなり……カットが早くてミュージカルをしっかり観せてもらえないのもげんなり……
上映時間よりも長く感じた作品でした。
美しい魔法💫
昔の「メリー・ポピンズ」にあった酔狂さ(初めて観た、私のドライ過ぎる程にドライだったこどもだった頃「あの人たち頭おかしい」と思ったくらい。今観ると「なんて素敵なおとなかしら!」と思うけど)は感じられなかったものの、あの背筋の伸びた上品さ、ものすごいことでも顔色ひとつ変えずに遣ってのけてしまう美しさにすっかり感化されてしまい、今夜の私は姿勢が良く、つめ先まで所作が美しく…なっている気がします。笑
ひとは見た目じゃなく中身!とか、わかりやすい、こどもたち宛てへのメッセージもあったけど、おとなになったらそのひとの良い部分も悪い部分も全部見た目に出てしまうことを知っているから、深くは考えず、色彩やデザインが美しく楽しい娯楽映画として捉えました。
でも、私にはそれで充分!
そんな風に観られる映画は、それほど多くないのだから。
帰宅してから昔の「メリー・ポピンズ」を観たら、お部屋の中の小物等々、今作にきちんと繋がる部分がたくさんあって楽しかったので、今からご鑑賞の方には予習後に劇場でご覧になることをおすすめします。
単体で観るよりもずっと楽しめること、間違いなしです◎
前作ファン必見!ただし凡作
本当に素晴らしいミュージカル映画。愛がいっぱい。
なんて素敵なミュージカル映画。
MARY POPPINS RETURNS。
メリーポピンズは英語を勉強した教材。
たくさんの曲を覚えた映画。
大好きなメリーポピンズが戻って来るとなれば
これは観ずにはいられない。
愛や希望や寄り添う気持ちに溢れたミュージカル映画。
ノスタルジックでもあり、ロンドンの街が本当に素敵。
ディズニーはやっぱりすごく愛に溢れていて。
歌はもちろん、ダンスも本当に素晴らしくて。
登場するキャラクターはとってもチャーミング。
メリーポピンズも子供たちも
本当にチャーミングで 。
エミリーブラントの魅力もいっぱい。
好きな俳優さんがたくさんで、それだけでもわくわく。
そして
ピンチのときに見返りも求めず 助ける心や大切な言葉たち。
どの言葉も心に刻みたくなる言葉でした。
そして
THE PLACE WHERE LOST THINGS TO GOの曲は
本当に温かくて、心に響いて。
涙が溢れて。人目もはばからず泣き。。
Maby all you're missing Lives inside of you.
Nothing's gone forever Only out of place.
Find her in the place where the lost things go.
とても心に残りました。
そして、街路灯を灯していくシーンのダンスナンバーは
とても楽しくわくわくしました。すこしだけシルクドソレイユみたい。
もう一度、何度でも劇場で観たくなる映画。
生きる勇気をくれる映画。
辛いことがあっても、考え方ひとつ。
見方を変えれば世界が変わる。
心に響きました。
大切な映画がまたひとつ増えました。
そして、音楽も前作同様好きな曲ばかり。
わたし史上、1番です。
ぜひ英語バージョン字幕で。
☆ そして、それぞれの正しい風船が見つかりますように。
ディズニーの世界!
ベン・ウィショー好き必見!
ミュージカル映画……??
展開に無理があるのと、ずっと態度が高慢だったので好感が持てなかったがラストの「何をやっても完璧ね」とつぶやき視線を下げるポピンズの姿ににぐっときた。
正直他は何を感じれば良いのかわからなかった。
全体的にやりたいことを貫く姿勢は良かった。
スタッフの皆さん本当にありがとうございました!
よかった
子どもが可愛らしくて楽しかったのだけど、もっとポピンズの魔法が見たかった。特にクライマックスはけっこう引いていてガス灯係の人と仲間たちにやらせていて、最後の最後間に合わないとなったら宙を舞って時計の針を動かしていた。だったら最初からやってくれよ、というかもっとすごい魔法を見せてくれよと思った。
お父さんは奥さんに先立たれて、画業も諦めており、子どもにつらく当たるのがひどいと思ったのだが、それも仕方がない面はあるなあ。それにしても生活費だけで家を失うほどの借金をするものだろうか。家政婦のおばさんの賃金が高いのだろうか。
不可能を可能にする魔法≠不可能のない世界
「メリー・ポピンズ」まさかの現代版公開。しかもてっきりリメイクかと思えば続編だというから驚いた。作り方としてはオリジナル版映画のストーリー展開や設定をスライドさせつつ踏襲するような形。煙突掃除を点灯夫に、公園の石畳に描いた風景画から陶器の器へ、そして子ども部屋のお片付けをバスタブの海に、競馬場をミュージックホールに変換・・・と言った感じ。なるほどオリジナル版に敬意を払いつつ新しいことをやろうとする上では極めて堅実な手法。オリジナルを観た時に体感したアトラクション的な流れがそのまま再現されているようだし、映画を見ていてウキウキする気持ちや、純粋に「楽しい!」と感じられる気持ちはこの映画にちゃんと収められていた。次の展開ではどんなことが起こるだろう?もう最後までワクワクしっぱなしだった。
その上で、現代ならではの映像技術で更にマジカルでファンタジックな映画に・・・と期待する反面、存外そうでもないことに気づいた。オリジナルの「メリー・ポピンズ」を初めて見た時(まさか55年前であるはずはない)、これは夢か?と思うような世界がスクリーンの中にあって驚き感動したし、今この時代にオリジナル版を観直してもやっぱりあの世界観に毎回感動させられる。でもその感動は「1964年」という時代が生み出すものなのかもしれないとも思う。「リターンズ」の方が明らかに映像技術が発達し、55年前にはできなかったことで溢れかえっているというのに、オリジナルを観た時ほど驚きも感動もしないのは、もう今の時代映像の世界では不可能が可能になるのは当然のことで、もはや映像の世界に不可能はなくなってしまっているから。なんならこの映画よりすごい映像づくりをしている映画が多発している時代である。オリジナルは”不可能を可能に変えた映画”であり、この「リターンズ」は”不可能のない世界で作られた映画”だ。そこが大きな違いかも知れない。
そのせいか、近代のCGI技術を駆使したのが良く分かるバスタブの海のシーンなどにはかえってそれほど高揚はしなかった。寧ろ私がこの作品で最も高揚したのは点灯夫たちの肉体を駆使したダイナミックなダンスシークエンスの方。CGIなど使わないダンサーたちの肉体の表現の美しさとダンススキルにこそ一番感動を覚えた。
あとは衣装!私が映画を見て「素敵な衣装だ!」と思いコスチューム・デザイナーの名前を見ると大抵サンディ・パウェルかアン・ロスだ。そしてこの映画はパウェルによるデザインだった!特にアニメと融合するシーンでキャストが着用していた衣装は、アニメーションになじむように縫製や染色を工夫してまるで描画のようなデザイン!色彩も美しくてまさしく感動。
そして音楽!オリジナルで耳にしたシャーマン兄弟の耳に軽やかで心地よい楽しいサウンドをマーク・シャイマンがこれまた完全再現!!これにも大感動。
ダンスも衣装も音楽も不可能が存在する世界。もちろんエミリー・ブラントやリン=マニュエル・ミランダらによる歌唱パフォーマンスもそしてディック・ヴァン・ダイク御大の年齢を感じさせない華麗なステップも然り。その中での最高のパフォーマンスを目にする感動。なんでも不可能を可能にし過ぎてしまうと、人は感動を忘れてしまうのかもしれないと、妙なことを思わされた。
メリー・ポピンズはナニーとして教育や躾はするが、子どもたちに変化を求めない。寧ろ大人たちの変化を見る人だ。それは「リターンズ」でもそのまま。前半部分はメリー・ポピンズが先導して子供たちを動かすが、次第に子供たちが自分で物を考え動くようになるとメリー・ポピンズはすっと身を引き数歩後ろへ下がり、子供たちの動く様子を見守りながら、大人たちの変化を見る。メリー・ポピンズは子どもたちに変化を求めない。大人たちの変化と成長を合図に飛び立っていく。私の愛するメリー・ポピンズの真髄はしかと捉えてくれていたので安心した。
一方で、ジュリー・アンドリュースが演じたメリー・ポピンズの「気位の高さ」が、エミリー・ブラントによるものになると「気の強さ」に変わったという印象を受けた。今回のメリー・ポピンズは妙に勝気だなぁと。実は原作の児童書は読んだことがなく、原作者P.L.トラヴァースが描いた真のメリー・ポピンズの人物像を知らないので何とも言い難いが、ブラントは原作のメリー・ポピンズ像を役作りの下敷きにしたと語られていたので、もしかしたらブラントの解釈はより原作に近いのかもしれない。ここは改めて、原作の児童書を一度読まなくては!と強く思った。
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