来るのレビュー・感想・評価
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純粋なエンタメ映画
原作至上主義者ではありませんが、これは原作小説の話の筋の方が面白かったと思いました。
映画はホラーというか「行くぜ!鬼退治!」的なエンタメでした。
わざとらしすぎる派手な演出や音が多くてあまり怖くなかったです。ハリウッド的でした。もう少し抑えた演出と普通の音でジワジワと来る恐怖を見せられるのではないかと思いました。
小説でも書かれていた、「人間の闇」と毎日のちょっとした積み重ねから壊れていく「人間関係」「家族関係」、その歪みに怪異が引き寄せられていくことが描かれているのは良かった。
俳優陣の熱演も素晴らしかったです。
小説の題名は「ぼぎわんが、来る」。
映画は「怪異の正体とかどうでも良し。やっつけるのみ!」ということでした。
しかし小説では「来る」怪異の正体を追って、最強の霊媒師琴子とフリーライター野崎が推理し、ついには真相を暴くというミステリー仕立てにもなってました。
「あんな恐ろしいものは誰かが呼ばなければ来るわけない」
じゃあ誰が呼び寄せたのか?なぜ田原家にまとわりつくのか?怪異は遠くから「来ている」が、どこから来るのか?そこら辺がちゃんと書かれてました。
怪異の正体と関係があるのですが、昔の貧しい農村では、口減らし(食糧確保のため)の姥捨山や赤ん坊を間引いていた忌まわしい歴史があり、そこから派生したであろう怖い民間伝承や民俗学の話しもほどよく書いてあり、絵空事のようなこのホラーに現実味を与えてました。
日本古来の民間伝承と、普遍的かつ現代的な問題がひとつに組み合わさり、謎が解けていく過程は秀逸でした。
これを映画で省略しないで欲しかった!!
と、長々書きましたが、つまり私的には感想は
「映画はホラーとして見ない方がいい」
「原作小説の話の筋の方がしっかりしている。ちゃんと謎が解けてスッキリする」
ということです。
ホラーのふりをした娯楽映画
星🌟🌟🌟🌟 予告編が怖そうだったので観たのですが怖さは余りなくちょっと前に見たヴェノムの日本版のような作品でした❗うまく言えないけど要するに娯楽映画… 主役級の俳優さんたちが途中で死んでいって視点を変えればかなり贅沢な作品となってます❗あくまで岡田准一はストーリーテラーで最後までみると、意外と中盤から出てきた松たか子の映画のような気がします 賛否両論ある作品だと思いますが私は好きなので星🌟🌟🌟🌟つけました❗ あんまり出てないですが眼鏡を外した柴田理恵さんが霊能者役出ていていい味出してました❗
うーん。
予告を観て楽しみにしていましたが
終始よく分からない映画でした。
何よりも全く怖くない、、。
ラストも全く分からなくて
え?これで終わるのって感じで
ホラー映画を楽しみにしていると
残念な気分で帰ることになるかもしれません。
クソ作品
今年ワースト
時間の無駄
ヘレディタリーと対局にある作品
最後まで回収なしの投げっぱなし。
怖さも面白さも中途半端。
血を見せたり白目を剥いても全然怖くないですよ。
ネグレクト問題とか中絶反対を訴えたいんだろうけどなにも心に響かない演出。除霊シーンで人が死にまくってるのにガキ一人を守ろうとしてる岡田君が意味不明。
中島さんは告白だけが良作ですな。なんか、時代遅れ的なちょいちょい入る血のサブリミナルもウザいだけ。
俳優さん達の熱演があるから星一つ。
風呂敷広げ過ぎて勿体ない
前半に描いた描写が広範にあまり生きてないのは監督の表現方法の限界かな?最後の除霊のクライマックス、もう少しかっこよくできたはず。勿体無い。シンゴジラに例えてた人がいたが、確かにそうできた可能性はあった。
映画の方が良い
原作よりも映画の方が好きだ。映画の方が明らかにリアルだし、大人。
前半に意味がないという人がいるが、寧ろ前半の方が中島作品らしさがあって良かったと思う。黒木華が妻夫木を理解するなどありえないと思うし。
来る
2018年102本目の劇場鑑賞。
澤村伊智による第22回日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」を中島哲也監督が豪華キャストの共演で映画化した戦慄のホラー・エンタテインメント。
謎の怪異に取り憑かれた一組の家族と、
その正体を突き止めるべく調査に乗り出したオカルトライターが、
民俗学者や霊媒師らの力を借りて想像を絶する最恐の敵に立ち向かっていくさまを鮮烈に描き出す。
原作は未読。
小松菜奈目当てで鑑賞。
タイトルの“来る”というのは、
原作小説のタイトルあるもので既に名前だけネタバレしてる。
劇中では三重県に伝わる妖怪だとちらっと言っただけ。
以降は“あれ”呼ばわり。
主人公が入れ替わる三章からなる構成。
気になる小松菜奈は、
ピンクの髪のギャバ嬢霊媒師を演じてたけどやっぱり可愛かった。
田原秀樹演じる妻夫木聡のクソっぷりも良かった。
“あれ”の正体は明確には明かされないものの、
物凄い力を持っているというのは伝わってきます。
沖縄から来たおばちゃん霊媒師たちは完全にコメディだった。
松たか子演じる比嘉琴子は最強な霊媒師で、
“あれ”の事も全てお見通しなわけで、
クライマック行われる大規模な除霊の儀式は、
ホラー映画とは思えないほどお金がかけられている感じで、
エンターテインメント性があって見応えあり。
うーーーーーんうんうーーーーん
原作の小説を読んでから映画を見ました。
小説が面白くて怖かったので映画の期待が大きかった分、ん?って思う部分が少々ありました。個人的には小説の方がお祓いのシーーンやラストシーーーンが好きでしたたた。小説を読んでいなかったら後味モヤモヤ系映画になるのかなと思います。そこがいいのでしょうかかかか。岡田くくんがかっこよかったので良かったです。6年間小説を読もうと思わなかったのですがこれは気になって3日で読めました。小説も合わせて読むことをおすすめします。
やっと出会えた最高の一本 絶対みて欲しい
面白すぎて公開3日目ですが既に二回観にいきました。凄すぎるほんとうに凄かった。オープニングからラストまでカッコいいカット、音楽、表現が多くてまず引き込まれる。さすが中島監督って感じ。前半で妻夫木家やそれを取り巻く人々の闇を描きつつ段々と本性が明らかになるところがゾクゾクさせられた。アレの恐怖もありますがやはり怖いのは人というのがすごく良かった。妻夫木君と黒木華の演技力の高さにグイグイ引き込まれて、もう怖い怖い。家庭と人が崩壊していく様子が辛かった、と同時に興奮した。後半はお祭り騒ぎでカッコいいしもう色々訳のわからない感情が湧き上がってきて『この映画凄い』と思わざるを得なかった。そしてあのオチには痺れさせられた。
カッコよさとか怖さだけじゃなくておそらく中島監督がテーマにしているであろう 命 についても考えさせられる作品だ。ただ、ジャパニーズホラーを求めてこれを観るのはカメラを止めるなをゾンビ映画と思って観るぐらい違う。この映画に対する批判をしてる人のほとんどがいわゆるお化け的な恐怖を求めていた人だ。この映画のテーマは人の怖さでありお化け的な何かではない(もちろん ぼぎわん も相当怖いが)
告白や渇き的な面白さなのでその二つを面白いと思った人にオススメ
割とグロくて重めなのでデートで行こうと思ってる人はやめたほうがいいです。
原作未読。だからかな?良かったです!
これホラーなの?って意見が散見されますが、リングや呪怨とは種類は違いますが、僕からしたら十分ホラーでした。
ホラー見慣れてる人からしたらさほど怖くないのでしょうか?
みなさんおっしゃってますが、見る人によっては名作にも駄作にもなり得る映画なのかもしれませんね。
個人的には綺麗な映像と姿を見せない「アレ」の恐怖が伝わり十分怖かったです。
原作これから読んでみます!
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