来るのレビュー・感想・評価
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オムライスでも食べながら結末を考えようって思いました!
映画館でもTVでも予告編バンバンやっていたので期待値ピークで映画観る時には「来た!来た!来た!」って言う感じで期待していました。
でも以外や以外、本作では「ヴェノム」や「クワイエット」の様に化け物の正体が完全にはっきりと見える存在では無いので結果、良く分からんと言うのが正直な感想だった。
だが、人間の弱さにだけ付け込むように襲って来ると言う化け物は本当にタチの悪い奴だった。
我が国には、全国それぞれの地方地方で独特の妖怪やお化け伝説と言うか、伝承文化が存在して、
そんな妖怪の色々な言い伝えを巧く描いていたのが、今は亡きあの水木しげる先生だろう。
私は、子供の頃TVのニュースで観た秋田の「なまはげ」の祭りが怖くなって夜寝られなくなった思い出が有り、子供の頃の恐怖が軽く蘇って来た。
案外そうした子供の頃のちょっとした小さなきっかけが、大人になっても心の何処かに生き続けていて時々、悪さを発揮する。それは道徳的な教えの元になっていて、良い意味での子供の教育にもプラスの存在となるように、伝承されてきた因習なのだろう。でもトラウマにだけなってしまう事がひょっとすると本作の様に有るのかも知れない。
そんな誰にでも有りそうな、子供の頃に体験したであろう伝承文化にアクセスすると急に子供に戻った様に、恐怖を思い出すと言う事にフォーカスしているのだろうね。
それから、妻夫木聡演じる田原が嘘つきだと言うけれど、その嘘つきだった子供が成長して大人になり手に入れた嘘を付く為の道具は、イクメンパパを演じると言う仮想の世界を見せびらかす為に、現実の生活が、PCの中のイメージの世界を演じる為の生活に現実がすり替わっていく様には思わず苦笑してしまった。
後半では、松たか子が演じるエクソシストが、何だか大袈裟で話が逸れて行った感が有ったように思うけれど、田原家のマンションの前であんなにド派手な悪魔払いしたら、ガス漏れと言う嘘の触れ込みは何処かへぶっ飛ぶよね。この後の近隣住民はどうなるの?と言う余計な心配が気になった。
あま、その件についてはオムライスでも食べながらゆっくり考えれば良いのだろうか?
子供は、みんなオムライスが大好きだよね?
こんなオムライス大好きな子の所に悪魔は来なくても良かったのにね?
良く意味が分からないけれど、何となく、現代の風刺画を観ているようで、これはきっとコメディ映画なのだろうなと一人納得するしかない作品でした。
シュールで濃密、感情を翻弄される怪作
疲れた
立体的に広がる物語
青木崇高の演じる民俗学者にこの作品のヒントがある。民俗学というのは有名な柳田国男や折口信夫が研究したことで知られている、各地に伝わる物語や風習にまつわる考証である。
予告編が表現していたとおり、出身地の言い伝えが大人になってもずっとついて回り、いつしかエネルギーを蓄えて強大な邪悪さになっている。そこに人間関係の歪みが加わって、物語は立体的に広がっていく。
岡田准一に依頼する様子といい、松たか子の登場のタイミングといい、十分に考えられた構成で、自然で無理がない。だから怖さもストレートに伝わってくるし、スクリーンから目が離せなくなる。
どこか「リング」に通じるような日本的な、因習というか、多くの日本人の心に共通するような郷愁みたいなものと一緒になって存在する恐怖がある。思い出と恐怖が一体で切り離せないのだ。柴田理恵らの怪演もあって、現実離れしているのに本当にありそうという、絶妙なホラー映画になっている。
数日前に海外のホラー「ヘレディタリー 継承」を観てがっかりしたので、この作品によってホラー映画の評価が少し持ち直した感じである。海外の人に理解されるかは別にして、なかなかに面白い作品であった。
ビジュアルとエフェクトが新しい
ホラーとしては全然怖くない。
呪い神のいうか妖怪というかの、具体的姿は見せず、光と陰、振動や人の反応など様々な表現で観客に感じさせる作りは面白かった。
あと、売れっ子役者たちに、そんなエグい演技させるのか~ってあたりは新鮮でよい。
予告編で見せすぎちゃって、展開が読めちゃうのと。
根本的に、小説だからこそ面白く成立していたのに、映像にすると陳腐に感じちゃうのと。
妖怪の攻撃方法が単調で飽きちゃうのが、厄介な問題かな。
観終わったら、無性にオムライスが食べたくなりました。
正直に。
さすが中島監督の作品!
ほんと、「なんだよそれ」って感じ。
好みだが終盤は和製ホラーの域を出ず
これは鏡や。俺はお前なんや!
途中、あれ?SPEC?とか思う場面もあったけど、いやこんなエグくはないな、と。怖いというよりは気持ち悪い。むしろ、そこはユリゴコロに近い感想かな、と。
普段、ホラーを避ける自分が観ようと思ったきっかけは配役ではあったが、結果、そこまでして観なくてもよかったかな、と。
ヒデキは楽天家なのか、無神経なのか、どこか不愉快な人物であり、言ってみればただのエエカッコしいだけなんだろうけど、なんかもうちょっとはっきりしない。そして結局、「アレ」が強すぎるのか、霊媒師がそうでもないのか。じゃあそのあとどうなっちゃうのか。、、、いろいろとモヤモヤが残ったわけで。
ただ、全ては現実ではなく自分自身の中で起きていること、という別の観念から映画を見てみると、ちょっとこの映画に面白みを感じた。
トレンディーな俳優たちのロックンロールなホラー
エンタメ・サイキック・ホラー「来た〜」💖
怖くないホラー映画
私はホラー映画は苦手です
ですのでホラー映画絶対に観ないのですが
この作品は予告編を観る限りでは
怖くない感が溢れていました
それに大好きな中島監督なので観ることにしました
結果 やはり怖くなくて
娯楽作品に仕上がっていました
妖怪退治に近いような作品でした
ですので ホラー大好き人間の人には物足りなく
怒りが出ても仕方ないなと思います
余談ですが
私は依然「セブン」(ホラーではないですが)と言う洋画を観て
怖くて怖くて夜も寝られないくらい怖かったのですが
友人が「セブン」は怖くなくてちっとも面白くなかった!と
言うのです。あれには驚きました(笑)
この作品も怖さを期待してはいけない作品です
この作品の中で ばけもの退治をする小松菜奈 松たか子が
かっこよくて 良かったです!!
クライマックスのシーンは大好きでした!!
(怖くないのです)
物語が進むにつれて えーなんで かんで こうなるの!!と
展開がわからなくなり(これをネタバレするのはまずいので)
最後まで目が離せませんでした
しかしこの作品 クズ野郎がごろごろ出てきますが
最後は 救われた感があり少しはほっとしました
中島ワールド全開の作品でしたね
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