来るのレビュー・感想・評価
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人生で一番怖かった映画でした。
私自身、ホラーが苦手なのもあってかすごく怖かったです。R12指定ですが、R18でも良いと思います。
グロテスク・性的描写があるため、初デート等気まずくなりたくない方は避けた方が良いかなぁと。
映画を観終わって、回収しきれていない伏線は多々ありましたが「怖い」ものを見たい方は本当にオススメです。
グロさ・ビックリ・人間味・オカルトなどのホラーの特徴において全て網羅している作品だと思います。
ただ、うやむやになっていたり、「あれ?結局あれはなんだったんだ?」という点も複数あった為満点をつけることはできませんでした。
が、非常に面白い作品でした。
ジャンルに嵌めず漂う時間
不思議な作品だった。家族の物語であり、人の繋がりの物語であり、自我と犠牲の話でもあったりするのだろうか。
賛否はっきり分かれる感想も、監督の手腕に依るところが大きいのだと思う。既読の方々には辛いかもしれないが、自分はお陰さまで原作に興味が沸いてきた。怖いのは苦手だけれども。
とにもかくにも、不思議な何かが自分の中にポツンと見つかる、そんな映画でした。
人間の方が怖い
原作未読。ホラーとしては、血がブシャーっと飛び散るグロだけでホラー耐性があれば、そんなに怖くないです。ラストの壮大な除霊は苦笑。
それよりも、アレを呼びこむ、人間の心の闇が怖いですね。その辺は中島哲也監督の告白を思わせます。なんか、ホラー演出のお陰で、少しボヤけた感がありますが。まあ、なんだかんだで、ちえちゃんが一番怖い!それと、ラストの終わり方が曖昧で。
中島哲也流ホラー。本気でホラー撮りたかったら、中田秀夫監督あたりに、オファーすれば良いのです。
心の闇に忍び寄る。斬新な音楽と色彩が織り成す、至極のホラー。
【賛否両論チェック】
賛:人間が持つ心の闇につけ入るように、恐怖が少しずつ忍び寄ってくる様に、ゾッとしながらも思わず考えさせられる。音楽や色彩等の斬新な演出にも注目。
否:かなりグロテスクな描写が多いので、苦手な人には全く向かない。
ホラー映画ですが、どちらかというと怖いというよりは、グロいシーンの方が多いので、その辺りの好き嫌いは分かれそうです。
一見幸せそうに見える新婚夫婦。しかし現実には、育児を手伝わないくせにイクメンパパを標榜する夫・秀樹と、彼のせいで疲れ果ててしまう妻・香奈の姿があり、そんな2人の心の闇の狭間で居場所をなくした知紗の下へ、不気味な影が忍び寄ってくるところに、何といえない切なさというか、苦々しさが残ります。
そして野崎や津田を始め、2人を取り巻く様々な人物の様相にも、また人間の持つ浅ましさや醜さが垣間見えるようで、思わず考えさせられてしまいます。
ただただ不気味さをあおるだけではなく、斬新な音楽や色彩で場面転換をしていく演出も、この映画ならではの見どころの1つです。普段はホラー映画を観ない方も、是非怖いもの観たさでご覧になってみて下さい。
雨は夜更けすぎに雪へとかわり池の水は全部抜かれた・・・silent night holy night
雨は夜更けすぎに雪へとかわり池の水は全部抜かれた・・・silent night holy night
災
『エクソシスト3』か『エクソシスト・ビギニング』または邦題だけがエクソシスト関連のワードのタイトルで原題は全くちがう作品だったかどうかはっきりと記憶にないがその作品は悪霊退散、除霊、厄除けという行為を信じるか信じないかはあなたしだいではなくて、はっきりと実存として生活に密着しているのだからロジカルに対応、解決しようという内容だった。(ような記憶がある。)
災
悪魔(その作品では)は実在すると考えよう、迷信を無理に信じるのではなく、その原因が【何か】を明らかにして、対応法を日常的に準備しておこうというアプローチは充分に納得、いい感じのホラー映画の体裁だった。
災
古くから、土地や人々に災いをもたらす天変地異、それぞれの【何か】への対応法が、伝説、言い伝え(迷信含)として継承され、行事や風習、祭礼など個人レベルでは能や舞いなどあらゆる言葉や形となって伝承されてきた。
災
例えば暴風雨の夜から祈祷開始、翌朝には悪霊(例えば【何か】の正体は台風)が退散。不吉じゃ、などと言いながら悪霊退散に貢献したヒトや団体は崇められ貴重な存在となっていった。【何か】を明らかにしたり、時には聖なる【何か】をあえて明らかにしないで対応していく事が、太陽や海、山、森林などの過酷な自然の驚異と共存していく生活の知恵のひとつだったのかもしれない。
災
自然の脅威をやり過ごすという解決法は習慣化していき、【何か】の原因が科学的にも解明されてきた。
が、
どうにも対処法がわからない災いのパターンがある。その要因がどうやらヒトの内面に【何か】あるようだとうすうす感じてきた少し昔のヒトたちの対応法。
そんな対応法をロジカルに映画にしていたのは先程書いたが、通常の映画のパターンだと、【何か】を明らかにして<敵>とみなし、迎え撃つ主人公達を<味方>として勝か負かを楽しむ。もちろん<敵の正体、スペックは等は明らかになり><味方のウェポン&タクティクスもきっちり描く>[その時の味方チームは、スペシャルではない不安感バリバリにしておく]エンタテインメント作品の王道だ。
災い転じて福?
しかし本作は、来る【何か】を明らかにしないで、その【対応法】が適切かどうか不明のまま観客を圧倒していく。
勝負を楽しむ作品にすると、勝利して終了、本当の【何か】の怖さを観客は考えない。災い転じて福なんか甘いんじゃ~悪~霊退散~
どうするか?
勝負そのものの舞台を破壊する、つまり
池の水を(観客の思考の前提を)全部抜いて、【何か】を規定しないで、itが日常に潜んでいる事を考えてくれ~というメッセージなのか、
ホラー映画またはエンタメの[型]破りにただただ圧倒はされた・・・不吉じゃ・・卑弥呼もいて、ジャンヌダルクもいて、祈りで始まり、呪いで終わる(キュウべぇ)『とむらい師たち』を見たくなった。
錯乱筆坊
来る
面白かったです。邦画見直しました。お金かけた次に続く 的な洋画より。起承転結があり。この同時期の上映されてる映画の中では。満足感のある映画です。ただ原作が濃いので、映画に短縮するとフラッシュアップ的な物語の取り上げ方になるかなと思いましたが、まあ仕方なしとし、期待してた以上でした。
ストーリーホラー
鑑賞後、「日本版エクソシスト。中島哲也監督の放つ、新感覚ホラー!」なんていう陳腐なコピーが浮かんで来た。おどろおどろしい、日本風のホラーとも違い、悪霊退散をベースとしたストーリーは名作エクソシストだが、それとも異なるテイストの物語だ。
メインストリーは、悪霊退治を職業とする人々と、強力な何か「あれ」の戦いとなるわけだが、そこは単なる舞台。見応えがあるのは、そこに関係する人々の腹の底にとぐろを巻く悪意だ。時事刻々と明かされていく悪意が「あれ」を呼び、人を殺していく。実はその媒介も、悪意により作り出されたものである。
岡田准一、松たか子、妻夫木聡、黒木華など、豪華な役者陣。その中でも、別人のように髪をピンクに染めた、小松菜奈が光っていた。
柴田理恵!
うしおととらとシンゴジラが悪魔合体したような映画だった。
ホラー映画が苦手な僕でも、すらっと観れたので、「ホラー映画」というくくりで予告されているのが、いまひとつ評価の低い理由だと考えられる。
一年の終わりに
日本人の穢れを集め
うやうやしく奉り
祓い清める儀式
としてこの映画を観に行くというのはかなりアリだと個人的に思う。
あと柴田理恵が超絶かっこいい
未だ疑問が残る
怖いのが苦手な私にも ギリ楽しんで観ることが出来ました。色んな課題が残る内容で 妻夫木くんが よくこの嫌な役を引き受けたな・・と感心しました
ドラえもんの のび太のキャラとダブって観ていました
私だけかもしれませんが 内容事態も グレーゾーンが多くて100%理解出来ませんでした
母は女神であるべきか?
柴田さんや松さんの容姿やストーリーから、「ポルターガイスト(1982)」や「帝都物語」が思い浮かぶ。
そこに「きみはいい子」のテーマがプラスされる。
本作もホラーの皮をかぶった、ネグレクト連鎖の話だ。
70年代~80年代にかけてのホラー映画を考えた時に、母は女神だった。
例えば変わっていく娘の姿に動揺しながらも、強い愛で守ろうとする「エクソシスト」の母。
娘を助ける為なら、どんなことでも無条件に受け入れる「ポルターガイスト」の母。
オーメン(予兆)が全てこの子のせいだと感じる母の違和感。罪悪感。自己嫌悪感。悪魔なのか愛する子供なのか、悩み苦しむ母の姿が息苦しい恐怖の「オーメン」の母。
母がダミアンを愛していたら、悪魔にはならなかった?という含み。
近年でも「リング」「MAMA」「仄暗い水の中から」など、ホラー映画の中では、母は女神であることが多い。
本作の女性はその呪縛から寧ろ逃れようとしており、面白い。
その点は評価すべきか。
ただネグレクトされた子は、そんな親になる(人格が異常になったり)的な部分が簡単すぎて。
その不安と葛藤が恐怖を生む「ヘレディタリー/継承」でしょ?
作品同士を比べるのに意味はないけれど、「ヘレディタリー/継承」が複雑な母の心理をホラー的に描いていたのに対して、本作はあまりにも表面的だった。
そもそも中島監督の女性の描き方は、いつも一面的で丁寧さに欠ける。現代女性はもっと多面的じゃないか?
嫌われ松子も告白(これは原作通り)もだけど、結論を丸く平たく削り過ぎてて刺さらない。
ただ何かに体を乗っ取られた登場人物に対して、松たか子演じる霊媒師が言う「弱いからですよ」に衝撃を受けた。女神のような母になれなかった女性に対して、世間は未だにこんな冷たい態度をとるんだろうなと。
なんだかんだ言って、中島作品の中では一番好きですね。
子役の子が1番
んー、何だろう・・・。
幸せ満載のブログとはかけ離れた実生活、
人気ブロガーの裏の顔、
シングルマザーの置かれている現状、
育児ノイローゼ、
からのネグレスト、
さらには人工中絶。
現代社会の闇?問題提起?
一体何を言いたいのか、何を伝えたいのか、
さっぱり分かりません。
原作が日本ホラー大賞を受賞した作品の割には、怖くもなければ緊張感もない。
もちろん面白くもない。
脚本と演出のせいで、こうもつまらなくなるものなのか。
照明も作り物っぽいし、音楽もダメ。
冒頭からだらだらと続く、秀樹(妻夫木)のシーンは、まるでつまらないホームドラマ。
ホラー映画としての期待感はあっさり消滅したし、長過ぎて飽きてしまった。
狙いなのだろうけど、妻夫木にあんな臭い芝居をさせてはいけないな。
加奈(黒木華)のシーンからは多少盛り返したものの、クライマックスの除霊のシーンが、大掛かりで派手な割にはチープ過ぎて、笑えてしまう。
琴子(松たか子)と警察の繋がりが説明不足だし、そもそも『あれ』って何だったのか分からないままで、不完全燃焼もいいところ。
良かったのは、小松菜奈の登場シーンがエロかったことと(笑)、秀樹がスマホで通話中に家の電話が鳴るところ。
ここで始めて、えっ!どっちだ?どうなるんだ?って期待感が高まる。
けど、そこまで。
そしてなんと言っても、一人娘知紗役の子役、この子が可愛いいだけでなく、泣いても笑っても実にナチュラルで、この子が最高だった。
泣いてるシーンなんて、演技ではなくスタッフに怒られて、本当に泣かされてるのではないかと心配になるほどのリアリティーだ。
劇中、母親にぶたれるシーンがあったらと心配したけと、無くてほっとした(笑)。
鑑賞後に某映画サイトを覗いてみたら、大絶賛するレビューが多くて意外でした。
その多数は監督ファンのようですが、内容はどうであれ、映画は楽しんだもの勝ち。
たまたま自分には合わなかった。
それと、後で知りましたが、主演は岡田准一だったんですね。
って、完全に脇役扱いでしょ。
良いとこ1つもなしで可哀想過ぎる。
まとまりのないつまらない作品
まとまりがないつまらない作品。
上映時間が長く冗長。エンドロールを紙芝居みたいに切り替えて
いくのは滅多にないが、上映時間を削るため?だったら、削るところいっぱいあるでしょ。
結局、何が来たんでしょうね。
やっぱ長い・・・・
黒木華さんと小松菜奈さんが凄く良かった
この二人の女優さんはやっぱり凄いですね
岡田君は先の時代物の方が似合ってるかな?
話としては面白いのだが、少し凝り過ぎだ、長過ぎだ
最初と最後が冗長・・・・・
もったいないです
もう少し怖さ感が欲しかったかな
中島哲也監督と言う事と、ホラーぽさが有ったので見てきました。
ま、ホラーはホラーかもしれませんね。
不気味感とかしっかり出ていますが、怖くはありません。
本作品、良く作られているなと感心します。
この様な作りって、難しいだろうな、撮影も編集もしっかり頭の中で計算が出来ていないと、作り手の自己満足で終わってしまうような作品になりがちですが、本作品は良く出来ています。
前半はリズムもあり、なかなか面白かったけど、後半は少しダレルかな、最近の邦画って長いよね、本作品も1時間40分位にまとめてくれればもっと良かったかな、出演の俳優さん達もひとりひとりとても良かったな、見方や考え方を変えれば、色々なシチュエーションで話が出来たので、ホラー色を強めたのなら、もう少しこちら側を怖がらせても欲しかったな・・・・
後半のだらだら感がなければ、凄く良かったな・・・
これは何とももったいない映画ですね。 怖くも無いし緊迫感も無い。 ...
これは何とももったいない映画ですね。
怖くも無いし緊迫感も無い。
豪華俳優陣を揃えているのに、何で⁈って感じです。
日本版エクソシスト&ポルターガイストなんでしょうが残念です。
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