来るのレビュー・感想・評価
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テンポ良いがちょっとわからない部分もあり、子育て中なら共感もあると思う。
中盤テンポがすごくいい。えっ、なにそれどうなるの?とひきつける。
ホラーというホラーではない。ヒューマンドラマのような要素もある。
狂気を感じるというか、ぶっとんでるところもある。
(個人的にはオムライスの歌が)
見終わった感想はちょっとやりすぎ、人殺し過ぎ。
赤いのがあっちもこっちもブシャーでびっちゃびちゃ。
もう血はいいかな〜と思う。
殺される人をもっと絞ってほしかった。
主人公は妻夫木君じゃなかったのか?
妻夫木君殺しちゃったらもうだめじゃない?
誰を軸に見たらいいのか。
主演となっている岡田君は前半出番ないし後半も振り回される側にいっているし、
あちこち軸がぶれるというか結局主人公は誰だったんだろう。
黒木華さんの演技はすごい。共感というか、狂気というか、すごい。
妻夫木君演じる父親は本当にいそうなところがリアル。
見ているこちらが怒りたくなる。ついつい引き込まれる。
最終的に何が来るのか、解決しなかったもやもやはある。
中盤はとても好みだが、うん、結局なんだったの?となる映画。
来たかな…
結局何が「来る」んだ⁉︎
怖いだけではない
カルトなオカルト映画?いや、エンターテイメント作品!!
『億男』に続き、新元号に移り変わる節目に
【平成映画の顔・川村元気作品を観よう企画第2弾!】
わたしは今の今まで「クトゥルフ神話」というものを
毛嫌いして遠巻きにみていました
いわゆる「中二病」クサいと…
でもなにかと物語の下敷きになってたりするので
後学のために基本だけでもと思い簡単な解説書を読んでみたりしました。
記憶に新しい『クワイエットプレイス』はまさに
クトゥルフ案件の典型!
本作『来る』は〈日本版エクソシスト〉と位置付けてもよい作風だと思いますが
やはりクトゥルフ要素が強い作品だと思いました。
【実体】のない「心霊、悪霊」と
【実態】が分からない「なにか」とは
根本的に次元が違うのがクトゥルフなんですよね。
確かにそれは存在している。 メイジョウ
もしその、クトゥルフのいう所の〈名状しがたき者〉の姿を見ようものなら
〈正気を保てず発狂して死を迎える〉のだそうな…
さて、本作『来る』では
極力、恐怖の対象そのものを見せるのではなく
そこの〈空気感〉および恐れる人物たちの〈リアクション〉で
恐怖を表現しているところが斬新かつ大胆な演出でした。
そして、その可視化できない恐怖が人間たちに伝染し、拡大して
次第に人間だれしもが抱えている闇の部分を浮き彫りにし
恐怖の対象が可視化できる《人間そのもの》にすり変わっていったのも見事でした。
本作『来る』はホラー構造を保ちつつ、わたしが近年視聴してきた
いろいろな作品のエッセンスが散在しているな、と見てとりました。
「平成最後のエンターテインメント映画はこれだ!!」とばかりに
川村元気プロデューサーの《したり顔》が目に浮かびました(笑)
追記:今年一番輝いた女優さん、川栄李奈さんと並び、黒木 華さん。
おふたりとも、故・大杉蓮さん、樹木希林さんと
最期に共演なさり、さぞ女優として貴重な一年であったことでしょう。
2018/12/13 劇場にて鑑賞
ユナイテッドシネマグループの会員制サイトから転載
1部2部に分かれてて見応えあり☆
怖い(・・;)ホラー映画を見るのと貞子見るのとまた違って、生きてる人間が怖かった。黒木華の演技がほんとすっごい良くて同情もできないなんていうかもう..。ずっと見ていたくなかった。ヒデキの親友津田も最悪過ぎて気持ちが悪いほどだった。結果、想像以上のクズだった。全てはご縁で事情があってもひん曲がった命の集まりがおびき寄せた呪いか化物かよくわからないけど壮大なお祓いが個人的に面白くってもっと観たいと思った。小松菜奈?弱さを表現するためのパンク姿、岡田くんのアウトロー姿がちょっとだけ鑑賞の邪魔になった。身近に感じないからかもしれない...柴田理恵さんの霊媒師役めっちゃ良かった!
ハイセンス冴える
ヒドイ!
ホラーとしてはアレだけど「お祓い映画」としては満点
テンポよくて良かった。
本当に面白くて、何回でも観れる。儀式の準備でのシーンBONNIE ...
本当に面白くて、何回でも観れる。儀式の準備でのシーンBONNIE PINKのevil and flowersの合唱バージョンが流れるのだけれど
作品の内容に合い過ぎていて驚いた。
自分ではどうすることもできない悪い状態に陥ってしまった時にこの曲に出会うとエンドレスリピートしてしまいそう。心の闇というのか人間への試しが入っていてそのへんが怖い。ピンク髪で腕にタトゥのこんなパンクロッカーみたいな見た目のキャバ嬢がいるのかは疑問だけど真琴のキャラクターがとても良かった。
言う事を聞かない悪い子は夜中迎えに来るんだよ。っていう歌があるけど、それが怖くて本当に良い子になってるのもいる。
悪いことばっかり考えていると異界のものに目を付けられる的な映画を観て、襟を正す大人もいるかもしれない。
「go somewhere to find yourself if you cannot help yourself
though evil and flowers both come and go...evil and flowers」
全体を通してみてもこの曲の歌詞の内容があてはまってる。
柴田理恵、スゲー‼️
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