来るのレビュー・感想・評価
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予告観てピンと「来る」人は観た方が良いです!
一番良かったポイントなんですが敵が物凄く強いですw結局何人やられたのか分からないです。真昼だろうが一般人居ようが関係無しにとんでもパワーで襲ってきます。 それを迎撃する全国から集う霊能力者達、もうこの構図だけで燃えますね。
良くなかった所をあえて言うなら家族の病みシーン減らして霊能力者達の紹介に尺を使って欲しかったです。裏付けが必要なのは解るんですけど正直お腹いっぱいです、精神的に...。「ここから先は闇だよ」ってその前パートが一番闇(病み)じゃい!
盛り上がりのピークであるお祓いも迫力があり、万全の体制で迎え撃つシーンは思わず来たーっ!と(心の中で)叫んでしまいます!おもろい!
謎が残るには残るけど、過去の名作含めホラー映画って9割方そんな感じじゃないですか?(笑)
逆に全貌が明らかになるホラー映画って...あるかな?あるか。ホラー映画なんで意味不明で良いんだよ!?(逆ギレ) 私バカだからさ。
大人と子どもくらいの差
プロデューサーは日本の「エクソシスト」を創ると豪語していたが、勘違いしないでくれ。
あのマスターピース(The Exorsict)に必死に近づけようとした点は、登場人物全てに負い目やトラウマがあったこと。
でも中島監督はひとつ大きなファクターを見落とした。
人間の心の悪だけでは足りないのだ。
和製エクソシストになるには、岡田准一と松たかこに共通する孤独を強調しなければいけない。あのメリン神父やカラス神父の圧倒的孤独が、この映画の主要キャラクターに欠けてしまっている。
だから、今の社会問題にスポットを当てるような描き方で見せる人間の闇も、どこか説明臭いし、薄っぺらい。最後に得体の知れない邪悪と対決する主要人物たちの、この道しか選べない壮絶な覚悟と孤独をきちんと描けていたら、納得の人間ドラマに仕上がったはず。脚色は大胆さより、人間の普遍的な心理を追求する緻密な計算をすべきだったと思う。「嫌われ松子」「告白」で、見事な演出を見せつけた中島監督、今ひとつ、ドラマの闇に踏み込めなかったというのが正直な感想。警視庁だの、密教まがいの宗教儀式も、マンガちっくで残念。
何だこれ?!
ホラーでなく、お祓い映画
何が一番怖いって
ホラー以外の要素が面白い
日本ホラー映画の恐怖や呪いに馴れていると 、ホラー的な恐怖映像としては物足りないんでしょうね。原作は読んでないけど、それなりに迫って来る恐怖とか、除霊シーンとかの演出は迫力ありました。結局、あれが何かとかは、あいまいなまところはありましたが、よくあるホラー映画のようなそこに行ったから呪われるとかではなく、人間のおこないが原因に至るまでの流れがあって面白い。
ワタシも、バカなのかな。
映画を観てて、そう思った。
ワタシがバカだから、この映画がわからないんだ。
とても楽しく観てたんだけど、いまいちアレの存在が最後までピンとこない。
あまりホラーは好きじゃないので、所々体をビクッとしながら観てた。
前半の夫婦の話。
何かがヒタヒタと忍び寄ってる感はなんだか怖いなって思って観てたけど、それよりもあの妻夫木の空っぽさと黒木の内心の怖さ。
ドラマとして充分見応えがあった。
少し自分の人生に重ねつつ、あの黒木の盛り塩を踏みつける時の表情にゾクッとした。
そして、後半の松が主役のお祓いシーン。
何が起きてるのか、正直理解不能。
国家をあげてのアレに対する攻防と、松がメチャクチャカッコいい。
そして、松がクールに徹してたと思ってたら突如ラーメンすするシーンや缶チューハイをグビるシーンがなんだかおかしくてはまる。
漫画だ。
と、残る主役の二人。
小松はある意味新境地で良かった。
こっちの方が彼女は伸びるな、と。
一番損してるなって感じたのは、やっぱり岡田。
ラストのあの台詞。
あれで終わっていいの??
観客の疑問が、監督ではなくすべて岡田に投げかけられる気がした。
と、批判じみてるかもしれないけど、お金払って観ても損したとは思わない、不思議なエンターテイメント映画だったかな。
オカルト映画ではないよ
新たなホラー映画、私はハマる派
(映画観てからの第一感想は自分の子供に優しくしなきゃ💦)
アレの正体がわからないこそ怖い‼呼んだら来るって、ある意味はアレを呼んだ人間が1番怖い…
子役のチサちゃんが可愛いすぎてたまらない!私の子だったら毎日オムライス作ってあげたいぐらい!ガチで!
あと、オムライス国のラストシーンは一瞬チャネル変えた?と思った〜
CGはちょっと残念だな!(青虫🐛ぐらい本物に使って欲しかった)
でも好き!
怖いのは人の心
原作は未読なので原作との比較はできないとして、なかなかぶっ飛んだホラーというか、ホラーより人の心理が怖い。
前半はある種わかりやすい心理劇に得体の知れないものが絡まるのに対し、後半は最早大掛かりなスラップスティックコメディみたいになって、物語についていくということを投げてしまった。なんというか後半は「ホラーってこういう感じでしょ」を激しく増幅させて見せつけられた感じがする。
大規模お祓い以前の人間ドラマは本当に嫌らしい。ホラーとして嫌な気持ちにさせるというのは、実際に「来る」ものではなくて人間の心理だというのは中々現代的ではないか。SNSの使い方も(そのリテラシーのなさっぷりが)恐ろしい。
人って怖いなぁ...と思わせられるホラーだった。
あの終わり方で「完」って出るのすげえなと個人的には思いました。
原作を読んでいる人向けの感想です。
何が来た…❓
ホラーは苦手で、あまり映画館で観ることはないのですが、今回は、それぞれが主役を張れる豪華な役者さんが顔を連ね、監督も中島哲也とあって、迷わず鑑賞。
これだけの俳優をどう配役するのかと思いましたが、前半は妻夫木、半ばは、黒木、後半は、岡田と松、その中に小松や青木を配し、それぞれの役割をきちんと引き立てていました。
ホラーといっても、スプラッター的な怖さではなく、何か分からないものが、迫り来る怖さでした。
思ったより心拍数が上がる場面は、少なかったのですが、それぞれ登場人物の心の中に潜む邪気が、次第に露わになっていく怖さは感じました。
最終的には、何が「来る」のか、ハッキリはしませんでした。民間伝承をモチーフに、人の心に潜む陰や闇に焦点を当て、「次こそ来る、次こそ来る…」と最後まで飽きさせなで引きつける展開は、中島監督らしいところでしょうか。
ただ、「渇き」のようなリアリティのある痛みが伝わってこないかったのは、非現実的なホラーだからという、先入観があったからなのかなぁ…。
なんだこれ
いろいろ酷かったです。
インダストリアルなロックが時折当てはめられるんですが、
まるでハズレな使われ方で、
ひょっとして聞き取れない歌詞に実は謎解きな文言があるのでは?
と勘ぐりましたが、、、
単に監督かプロデューサーの趣味でしょうか、
なんにしろ緊迫感を削ぎまくってます。
元の元、何が元凶なのか、最後までわかりません。
まさかハッキリしたものがないまま、
霊媒師を全滅させて終わったのか、、、
いっそ霊媒師全滅を描きたいなら
一人ひとりに趣向を凝らした最期を遂げさせないと、
なにを2018も終わりになろうという時期のホラー か。
とにかく一本通して整合性のない作りでした。
無駄に長い。
後から後から出てきていかにも解決してくれそうな人物が
逐一何か暗い過去を抱えていてやたら負ける。
松たか子さんと柴田理恵さんの役柄だけが頼もしく見えてしまいました。
冒頭からしばらくはマジで退屈します。
妻夫木聡さんが演じる役とその周辺のワチャワチャは、
マジで苦痛です。
ゆえに、松たか子さんと柴田理恵さんの役のカッコよさが
際立って感じたのかも知れません。
うーん、この2人が良かったことしかプラスがない、、、
ゆえのポイントDEATH(ΦωΦ)
笑ってはいけない!レベルで登場の柴田さん
毎週、松さんに怖いでしょ!って、言われて気になってたコレ!
本当に怖いのか!?と椅子を深めに座って観たけど、、、
何か違う怖さと言うか、柴田理恵さんは、笑ってはいけない級の反則ちゃう(^◇^;)
日本アカデミー賞の最優秀主演男優2人、最優秀主演・助演女優賞受賞歴ある2人が、豪華に共演してるだけに、内容グタグタでも何とか耐えたけど・・・w
軸になる家族の人物像はしっかり描かれてるも、主人公の怪しいライターと霊媒師は、謎に包まれてまま。。。。続編作るんか!?
お世話になった監督さんでも、あんな無残に・・・作品は、選ばなアカンよね。〜☆2.2
ホラーの基本がなってない
原作は未読である。「告白」の監督が手がけた本格的なホラーだというので期待して見たのだが,かなり肩透かしだった。ホラーとしては基本を外してしまっており,ほとんど怖くなかった。一方,映画としての説明責任を放棄しているかのような展開であり,いずれも非常にガッカリさせられた。
ホラー映画が成立するためには,いくつか不可欠な要素があると思っている。見た目が怖いこと,敵の発生理由が明確であること,敵が理不尽であること,観客に当事者意識をもたらすこと,解決が明確で観客にカタルシスを与えられることなどである。「リング」などの作品は,これらのいずれの要素もクリアしており,ホラーとして十分に楽しめる作品であったが,本作は,かなり問題があると思った。まず見た目はあまり怖くない。毛虫がたくさん出て来て,血もやたら流れるが,敵も被害者も人間の形をしており,せいぜい白目を向いているくらいである。発生理由は全く説明されていない。敵は理不尽であるが,敵の正体について観客にはほとんど知らされず,登場人物の一部のみが知っているだけというのであるから,脚本の方がはるかに理不尽である。話の展開上,観客は当事者になり得ず,自分に災難が降りかかって来ることはまずないので,単なる目撃者をやらされるのみである。最終的に,あの終わり方では,わざわざ観に来た観客に失礼ではないかと思った。
主人公の妻夫木は,いかにも現代にありがちな若者を演じており,リアルな家族より自分がネット上で作り上げた家族の虚像の方を大事にしているところなど,観ていて非常にイライラさせられ,あまり同情を感じなかった。その妻を演じる黒木も,自分の生みの母を嫌悪しながら次第に自堕落になっていく様子が目も当てられなかった。主人公の高校時代からの友人を演じている大学教員役の青木も,非常に忌まわしい存在であり,解決に協力しようとする岡田も過去に身勝手な行為を行なっていて,精神に負債を抱えていた。霊能者の姉を持ち,それに憧れるキャバ嬢の小松も,虚弱さを持った人間である。唯一,霊能者を演じる松だけが毅然としていたが,正体が不明のままというのは全く釈然としなかった。同様に霊能者を演じた柴田がお笑いをかなぐり捨ててシリアスな役に徹していたが,様々なバラエティ番組での言動がそれを許していないような気がして,最後まで違和感が抜けなかった。要するに,登場人物の誰にも感情移入ができないという困った話であった。
音楽は全く耳に残らず,演出も怖くしたければいくらでも方法はあるだろうに,やたら血をぶちまけるだけというワンパターンなものであったので,かなり残念であった。あれでお終いとしたのは,続編でも作るつもりなのかも知れないが,仮に作られたとしても,この出来では続編に期待できるものは何もない。これだけ能力の高い俳優陣を集めながら,それぞれにやり甲斐がある役とは思えないというところに作品としての限界を見た思いがする。率直に言って役者の無駄遣いという感じがした。唯一の収穫は,露出の高い小松の姿くらいであったような気がする。一人の人間を救うのに何人もの人命が犠牲になるという話は,プライベートライアンのようでもあるが,映画としての出来は,スピルバーグ作品と比べては失礼というものだと思った。
(映像4+脚本2+役者3+音楽1+演出3)×4= 52 点。
ホラー要素よりも 人間が怖い
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